枕崎市金山町の鹿籠(かご)金山跡を散策しました。
金山大山祇神社です。
社殿。
有川夢宅の墓です。鹿籠金山は、天和年間(1681~1683年)に有川夢宅によって発見されました。
祠に有川夢宅の像があります。
神社から金山集落を見下ろす。下の道路を左下へ進み、金山跡の痕跡を探します。
道路から山へ入って探します。案内板は全くないので、自分で探すしかありません。
坑道を見つけました。鹿籠金山は、鹿児島で山ヶ野金山・芹ヶ野金山と並ぶ3大金山の一つでした。
鉱山跡のものとみられる道が残っています。左に坑道があります。
最盛期は宝永年間(1704~1710年)でした。
前の写真の左の坑道。鉱脈に沿って掘ったらしく、狭くて斜めです。
明治13年には、全国の鉱山開発を手掛けた五代友厚の所有になっています。
別の坑道を見つけました。
他にも鉱山施設跡があるようですが、案内板がなくて探すのは難しいです。
金山小学校跡へ行きました。
校舎です。
閉校記念碑。明治24年開校、平成26年閉校で、卒業生は3174名です。
旧鹿籠金山郵便局です。現在は、山猫瓶詰研究所として、瓶詰・雑貨の販売、カフェの店になっています。