鹿児島市草牟田2丁目の護国神社を紹介します。
護国神社。
社殿。
護国神社なので、戦争に関するさまざまな碑があります。
海軍甲種飛行予科練習生の鹿児島県出身戦没者慰霊碑です。
特攻で散った人も多くいました。
拓魂。
満州開拓で命を落とした鹿児島出身者の慰霊碑です。
さざれ石です。石灰岩の小石がセメント質の物質で固まって岩になったものです。
岐阜県産のもので、正式名「石灰質角礫岩」です。
さざれ石は、国歌君が代で「君が代は千代に八千代に さざれ石の巌となりて 苔のむすまで」と歌われるため、めでたいものとしてよく神社に奉納されます。
鹿児島では、他に霧島神宮にあります。
正確には、これはさざれ石(小さな石)ではなく、さざれ石が巌になったものです。
アメリカやヨーロッパで、温州みかんのことをsatsumaというそうですが、その発祥の地は長島です。
長島にある日本マンダリンセンター。温州みかんの歴史を学べる施設です。
中に入ると、音声ロボットのマンダリンちゃんが迎えてくれます。
みかん以外の展示もあります。これは貝殻で出来た人魚。
ミニ博物館になっています。
これは足踏み脱穀機で、実家にありました。
鷹巣の山崎司氏宅の庭に、樹齢300年の温州みかんがあったことが物的証拠となって、長島がその発祥の地とされました。
これはその２代目の木です。
1878年、アメリカの日本大使バン・バルケンベルグ氏の夫人が、鹿児島の人に頼んで、温州みかんの苗木を送ってもらったことから、温州みかんのことをsatsumaというようになりました。
フロリダ州とアラバマ州にsatsumaという町があるそうです。
園内にある３代目の木。
近くに「温州みかん発祥の地」の碑があります。
碑からの眺め。向こうの集落のある島は伊唐島。
薩摩川内市入来と祁答院の田の神を6体紹介します。
入来の大馬越農村研修館の庭にある栗下の田の神です。
1769年の像立です。
右手にメシゲを持っています。
入来町日ノ丸にある中須の田の神です。
国道328号と県道川内加治木線の交差点から、県道を東へ少し行くと県道脇にあります。
右手にメシゲを持っています。
祁答院の藺牟田池口バス停の近くにある 田の神です。
石の上に大きな碑があり、石の間にあります。
右手にメシゲを持っていますが、左手はおにぎりでしょうか。
松下田（まつげた）にある松下田の田の神です。1737年の像立です。
薩摩川内市指定文化財です。
大きなシキをかぶり、右手にメシゲを持っています。
後姿は男茎の形をしています。生殖と増産が結びついた古代の信仰を現したものです。
市野々にある市野々の田の神２。隣に古石塔群があります。
アップ。
近くにある市野々の田の神３。
近くに鷹之巣神社があり、そこにイチイガシの巨木があります。
幹周り：4.4m
薩摩川内市指定文化財です。
川内川源流の旅で、支流にある石橋を訪ねたので紹介します。
湧水町田尾原に天神川があり、そこに架かる天神橋です。
下流の国道の橋から見たものです。
下流から見た近景。
橋長：10.59m
幅員：4.77m
架設年代：明治40年
案内板には、岩永三五郎の流れをくむ肥後の石工により江戸末期に造られた、とありますが、その後架け替えられたのかもしれません。
上流より。
左岸から見た上部。
栗野発電所近くを流れる綾織川に架かる冷水橋です。
橋長：9.6m
幅員：3.9m
架設年代：明治初期
上流は、国道268号の橋です。
右岸から見た上部。左は国道。
湧水町吉松の、国道268号の永山橋バス停近くを流れる大谷川に架かる大谷橋です。
近景。
橋長：6.04m 幅員：3.94m 架設年代：不詳 下流側は拡幅されています。 今回の石橋は、いずれも地域の重要な道路として現役で使用されています。
鹿児島県最北端の島、獅子島を紹介します。
獅子島には、長島の北にある諸浦島の諸浦港からフェリーで渡ります。
これは天長フェリーのロザリオ。
諸浦港に別れを告げます。
左手に、天草下島がすぐ近くに見えます。
20分で獅子島の片側（かたそば）港に到着しました。
獅子島は化石の島です。
港に、アンモナイト、恐竜のサツマウツノミヤリュウの模型があります。
先ほど着いた片側港を上から見たものです。
手前は獅子島中学校、向こうは長島です。
湾の向こうに、小島や天草が見えます。
入り組んだ湾の奥にあるのは御所浦の集落です。
