『イカとクジラ』~THE SQUID AND THE WHALE(2006)アメリカ
監督:ノア・バームバック
出演:ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニー、ジェシー・アイゼンバーグ、オーウェン・クライン、ウィリアム・ボールドウィン、アンナ・パキン、ヘイリー・ファイファー ほか
わたしの好みの女優は、線が細くて、知的な雰囲気という傾向にある。
最近のお気に入りのケイト・ブランシェットに似ている同系統の女優はあと2人いる。
ティルダ・スウィントン(『ナルニア国物語』『オルランド』)とデボラ・カーラ・アンガー(『ゲーム』『サイレントヒル』)。
会社でケイトとその話をしていたらw、彼女は今作に出ているローラ・リニーが似ているとゆってこれを貸してくれた。
タイトルがまずキュートでわたし好み そして、キャスティングが素晴らしい。
両親役の2人はもちろん、複雑な役どころな兄弟2人も、浮気相手のボールドウィンは久々見たし。
そっか、ジェシーはケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの愛息か/驚
アンナ・パキンは『ピアノ・レッスン』で子役だったコだ!
サントラもグッときた。アコギの曲♪Courting Blues を歌ってるBert Jansch が気になった。
Lou Reedも使われてる。
ケイトが持ってるDVDはサントラが良いっていう傾向に気づいた次第。
かなり高圧的で偏見の多い、ひと言でいえば「ウザい父親」と、型にはまらない母親。
長男のウォルトは父寄りで、末っ子のフランクは母寄りと、ハッキリ分かれているのが面白い。
両親のケンカの毎日の末、別居。曜日ごとに面倒をみる「共同監護」生活がはじまる。
性にめざめる多感な年頃の男の子が2人もいるって、相当難しいことなんだな。
不安定な生活、精神状態から、ふつーに見えてた兄弟に次第に奇行が目立つようになる。
家族って近いだけに見えないこともいっぱいあって難しい。
産まれてからずっとその環境にいるから、他と違ってても、自分で気づけないことも多いし。
仕方なく行ったカウンセラーのもとで、最初はバカにしてテキトーにあしらっていたウォルトだが、
「今まで1番しあわせな思い出のことを話してくれないか?」との質問に、
子どもの頃、母親と映画を抜け出して、近所の博物館に行き、巨大イカとクジラの闘いの展示物を見たことを話すうちに、自分が実は小さい頃は母親と仲良しで、とても愛していたことを思い出すシーンがイイ。
子どもを愛していない親がいないように、母親のキライな子どもなんていない。男のコは特に。
唐突な終わり方で、もう少し先を観たい気がしたけど、とってつけたようなハッピーエンドよりはマシか。
ところで、リニーはケイトにはあまり似てないと思うなw
監督:ノア・バームバック
出演:ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニー、ジェシー・アイゼンバーグ、オーウェン・クライン、ウィリアム・ボールドウィン、アンナ・パキン、ヘイリー・ファイファー ほか
わたしの好みの女優は、線が細くて、知的な雰囲気という傾向にある。
最近のお気に入りのケイト・ブランシェットに似ている同系統の女優はあと2人いる。
ティルダ・スウィントン(『ナルニア国物語』『オルランド』)とデボラ・カーラ・アンガー(『ゲーム』『サイレントヒル』)。
会社でケイトとその話をしていたらw、彼女は今作に出ているローラ・リニーが似ているとゆってこれを貸してくれた。
タイトルがまずキュートでわたし好み そして、キャスティングが素晴らしい。
両親役の2人はもちろん、複雑な役どころな兄弟2人も、浮気相手のボールドウィンは久々見たし。
そっか、ジェシーはケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの愛息か/驚
アンナ・パキンは『ピアノ・レッスン』で子役だったコだ!
サントラもグッときた。アコギの曲♪Courting Blues を歌ってるBert Jansch が気になった。
Lou Reedも使われてる。
ケイトが持ってるDVDはサントラが良いっていう傾向に気づいた次第。
かなり高圧的で偏見の多い、ひと言でいえば「ウザい父親」と、型にはまらない母親。
長男のウォルトは父寄りで、末っ子のフランクは母寄りと、ハッキリ分かれているのが面白い。
両親のケンカの毎日の末、別居。曜日ごとに面倒をみる「共同監護」生活がはじまる。
性にめざめる多感な年頃の男の子が2人もいるって、相当難しいことなんだな。
不安定な生活、精神状態から、ふつーに見えてた兄弟に次第に奇行が目立つようになる。
家族って近いだけに見えないこともいっぱいあって難しい。
産まれてからずっとその環境にいるから、他と違ってても、自分で気づけないことも多いし。
仕方なく行ったカウンセラーのもとで、最初はバカにしてテキトーにあしらっていたウォルトだが、
「今まで1番しあわせな思い出のことを話してくれないか?」との質問に、
子どもの頃、母親と映画を抜け出して、近所の博物館に行き、巨大イカとクジラの闘いの展示物を見たことを話すうちに、自分が実は小さい頃は母親と仲良しで、とても愛していたことを思い出すシーンがイイ。
子どもを愛していない親がいないように、母親のキライな子どもなんていない。男のコは特に。
唐突な終わり方で、もう少し先を観たい気がしたけど、とってつけたようなハッピーエンドよりはマシか。
ところで、リニーはケイトにはあまり似てないと思うなw