メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

2008-03-09 16:39:03 | 日記
■広川太一郎さんが亡くなられた→詳細はこちら
広川太一郎さんといえば、わたしが思い出すのは『モンティ・パイソン』シリーズのエリック・アイドルの吹き替え。
直訳だけじゃない面白味があった。折りしも空飛ぶシリーズの吹き替え版が発売されたばかり。
わたしはカンペキ字幕派だから、MPのシリーズで唯一8巻だけがなぜかどこの店でも
字幕版がなくて、いまだに探しつづけてるんだけど、TV放送時に見てたファンなどは
きっと広川さんの吹き替えに思い入れが深いんだろうな。
ちょっと調べただけでも、さまざまな活躍をされてたことが分かった。

「空飛ぶモンティ・パイソン 日本語吹き替え復活BOX」


■バンバンがゆうちゅうぶで見れる
It's A Only Paper Moon/バンバンバザール@京都さらさ
この曲大好き!ウクレレ&福島さんの声で聴けるなんてステキ~。もっといろんな名曲のカバーも聴きたい。
後ろはすぐ道路なのかな?なんとも味のあるお店。

実家に電話してみたら、みーちゃんは元気でいるとのこと。ひと安心(ほっ
かなり耳が遠くなって、近くで呼んでも反応がないし、表情の変化も少なくなったけど、
エサもちゃんと食べて、お散歩も毎日行けるくらいの脚力もあるようだし。
冬の間は小屋の中にホットカーペットを敷いてたから、温かかったみたい。


昭和の名曲コーナー第7弾は、甲斐バンド
今までゆってなかったかもだけど、サザンと同じくらい大好きで思い入れ深いバンド。
もとはやっぱり兄が持ってたテープを聴いてから。なんといってもこの声だな~!
曲のタイトルや詩の世界観はクラシック映画のようなセンスがあるし。

最後の夜汽車
僕が寂しいって言ったら
あの人は「馬鹿ね」ってそっと微笑った
頬に優しく手をやりながら
僕しかいないって言ってくれた
君が乗った最後の夜汽車が
僕の町を遠ざかる

MIDNIGHT
思いきり泣ける相手が欲しい 心から守ってあげられる相手
二人一緒になり 暖かい家を持つ
だけど不安にかられ 灯りを消した部屋で
じっと座っていることがある
MIDNIGHT 男が泣いている声が聞こえるかい
MIDNIGHT 真夜中に声も出さず泣く声が
Oh, MIDNIGHT

アルバム『GOLD/黄金』に入ってるこの曲もすごい好き。
とにかく、いちいち珠玉の名曲ばかり。甲斐バンドだけで特集を組みたいくらいだ。

流民の歌

100万$ナイト-武道館ライヴ-

コメント

『カッスル夫妻』

2008-03-09 14:55:51 | 映画
『カッスル夫妻』~THE STORY OF VERNON AND IRENE CASTLE(1939)
原作:アイリーン・カッスル 監督:ヘンリー・C・ポッター
出演:フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、ウォルター・ブレナン、エドナ・メイ・オリバー ほか

観ていてとっても悲しくなってしまった。ミュージカルなのに戦争で引き裂かれる夫婦の話だったから。

story
実在したヴァーノン&アイリーン・キャッスル夫妻の物語り。
コメディ俳優として売れていたバーノンが海で溺れた犬を助けたことでアイリーンと出逢い、
学生劇でパフォーマンスをしていた踊り好きなアイリーンは、バーノンのステキなダンスに一目惚れ。
ダンスのキャリアをのばすべきだと助言して、2人は夫婦となってダンスを披露し、生活の苦労の末、世界を回るほどの人気を得る。
そして、戦争がはじまる。。

今作が「アステアとロジャースコンビによるミュージカルの最後となった作品」とのこと。
長く人気を呼んだコンビ解消の意味も込めた象徴でもあったのかも。
得意の歌もタップシーンも少なくて、代わりに2人の様々なダンスシーンが続く。
芸達者な2人なら悲劇も胸を打つ演技だけれど、2人のダンスファンにとっては
寂しすぎる幕切れ。前回観た『セカンド・コーラス』と同監督とは思えない。

撮影にはアイリーンさん本人がいろいろ口を挟んだらしい/苦笑
ロジャースがまだウブな田舎娘といった感じの少女役から演じているのも見もの。
カッスルウォークというダンスのステップからはじまって、ドレス、髪型、葉巻、
しまいにはモデルハウスに至るまで関連商品が出回るなんて、そうとう一世風靡した夫婦なんだ/驚


このサイトもかなりミュージカル映画を網羅してる。
わたしの大好きなダニー・ケイもたくさん取り上げてるし。
こうしてみると、まだまだ観たことのない名作がわんさかあるなあ!先は長いw
コメント

『恋をしましょう』

2008-03-09 14:13:01 | 映画
『恋をしましょう』~Let's Make Love(1960)
監督:ジョージ・キューカー
出演:マリリン・モンロー、イヴ・モンタン、トニー・ランドール、フランキー・ヴォーガン ほか

原題が「Let's Make Love」とはまたストレートなタイトル。
派手なショー仕立てのミュージカル映画とゆうより、その舞台裏を描いたラブコメディ。

ご丁寧に先祖まで遡って大富豪の家系を説明した後、第8代目で大企業社長のジャン(モンタン)が登場。
仕事よりも女性関係や絵なんかに投資して、側近たちは心配する毎日。
ある小さな劇場で彼をひやかした喜劇が発表されると聞き、稽古をチェックしに行って、
看板女優(マリリン)に恋をしてしまう。
金に物言わせたやり方が大嫌いな彼女を落とすため、ジャンは自分のそっくりさんとして参加w
あの手この手で奮闘するも、どれもうまくいかないところが可笑しい。
「有名になるってステキ~」みたいな歌♪Specialization の中でエルヴィスや
マリア・カラスのそっくりさんも出てくるシーンがあるんだけど、
こうして観てるとマリリンですら、金髪とセクシーな衣装があまりに
ハマってるために、ともすると「そっくりさん?」て思ってしまうからフシギ。

歌手としても有名なモンタンが特別出演のビング・クロスビーから歌を習ったり、
ジーン・ケリーからダンスを習ったりしてどうにも使えないというシーンには笑ったw
でも正直、モンタンの甘い美声ももっと聴きたかったな。

モンタンとマリリンは「撮影中は映画を地でいくアツアツぶりがスキャンダルにもなった」とのこと。
ラストのエレベーターの中で絡むシーンはリアルに艶かしいものね
マリリンは当時34歳。亡くなる2年前。もっとも光り輝いていた時期より微妙な変化が見てとれる。
性格俳優として見られたいと努力していた転換期でもあるだろうし。

特典はオリジナル劇場予告編と、修復前と修復後の映像比較、フォト・ギャラリー。

Let's Make Love

コメント