メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

「僕は魚に恋をした」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 10:56:34 | テレビ・動画配信
スーパープレゼンテーション

予録した番組の感想メモ。
この番組を見ると、古いシステムを打破して、理想の未来世界に向けて
もうすでに確実に第一歩を踏み出している人たちがいることに毎回勇気づけられる。

【ダン・バーバー「僕は魚に恋をした」】(5.6 ON AIR)


この50年間、ニンゲンは魚を乱獲してきた
マグロ、オヒョウ、サケ、メカジキなど大型魚の90%が激減。絶滅寸前です
今後は養殖に頼らざるを得ないのです。
1ポンドのマグロに対して、餌の魚が15ポンド要るという非効率なやり方。

世界的に有名なシェフであるダンが、講演を頼まれた養殖業者に魚の餌について聞くと、
「環境にやさしいたんぱく質ですよとのこと。
「イイネ、で、それって何?」よくよく聞くと社長も従業員も誰も知らない。
最後に科学者が答えた。「藻類、魚粉のほか、チキンペレットが30%だ」
「なぜ、魚にチキンをやることが環境にやさしいんだい?」と聞くと、
ちょっと沈黙があって「・・・だって、チキンは有り余ってるだろ?」て
それを聞いてダンは、その魚に対する恋心が一気に冷めた
「だって、急に魚の味がチキンの味の気がしてきたから」


すでに十分な食糧を生産しているのに、史上最多の10億人が飢えているのが現状。
問題は生産量ではなく、「分配の不平等」
草食家畜に穀物をやり、魚にはチキンをやって、“安く、多くの人を養えるならいいだろ”と、
生産に必要な自然資源を食いつぶしている。
それは、時代遅れだし、お金や科学、機械に頼りすぎている。

食糧問題の真の原因は、供給の減少ではなく、資源の枯渇
今後、必要なのは、破壊ではなく、再生をする生産者。集約農業ではなく、粗放農業。生物の関係性をよく知る生産者である。


次に熱烈に恋をした魚の養殖業者のやり方はまったく想像を超えていた。
これまで生活排水を河から海へ垂れ流していた流れを、海から河へと逆流させて魚を放つ。

そこには、木々が生え、多様な生物が自然の生態系ネットワークを完璧に保っているため、
魚にはあえて餌をやらなくても、勝手にプランクトンや藻などを食べて育っている。

しかも、魚の天敵である鳥・フラミンゴが遠方からわざわざやって来て、
お腹いっぱい魚を食べていくから体がピンク色になる。それは健康な証拠だと言う。
成功の基準は魚の天敵が健康かどうか。そこは養魚場だけれども「野鳥保護区」でもある。


まとめると、理想的な養殖場とは
生態系ネットワーク
魚の天敵である鳥がたくさんやって来て健康なこと
粗放農業

魚が暮らす自然が健康なら魚も健康で、ニンゲンも美味しい魚が食べられて健康になるという単純なこと。
こんなシンプルなことが、いつから河・海の汚染、飢餓などにとって変わってしまったのか?逆にフシギ。

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「科学のことを熱く語って!」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 10:56:33 | テレビ・動画配信
【メリッサ・マーシャル「科学のことを熱く語って!」】(5.27 ON AIR)
nerd=科学オタクの意。

せっかくの最先端科学技術も、科学が分からない一般人にうまく説明できなきゃ意味がない。
コミュニケーション学専門のメリッサさんは、大学でそんなノウハウを教えているという。

その1.人々にとってそれが何の役に立つのか実際的な例を出す。
 

その2.難しい専門用語を用いない。でも、内容のレベルは下げない。
例を挙げたり、ストーリーを使うとよい。

「省略せずに 極限まで単純に」(アインシュタイン)

その3.箇条書きにしない。退屈だし、伝わりにくい。
 
重要なポイントを1行にまとめて、あとは視覚的な情報で伝える。


「科学」から「箇条書き」と「専門用語」を引き、「聞き手への関連性」で割り、
「研究への情熱」を掛けたら、理解が生まれ、素晴らしいコミュニケーションとなる

 

【伊藤さんのコメント】
今までは文系社会だったが、理系の人間が世界をリードする時代に移行している。

科学オタクだけじゃなく、すべての会話術にも応用できそうだなv


【サム・マーティン「“男の空間”を持とう」】(5.27 ON AIR)
 
サムさんは子どもが生まれて、書斎と一緒では仕事にならないという理由から、
初めて自分で大工仕事をして、庭に自分の仕事部屋を作った。
自分の経験から、他にもそんな人たちがいるんじゃないかと、お宅訪問して調べて本を書いたら大ヒット

意外だったのは、そんな「manspace」が、空き缶の山や、ふかふかソファーなどではなく、
仕事や、遊びや、収集趣味のための本格的な空間が多かったこと。
その多様性、凝りっぷりにビックリしたという。


 
わざわざ材料を日本から取り寄せ、日本人の大工を雇って改装したり、


元ボクサーがガレージをリングにして、その脇にトロフィーコーナーを作ったり、
古い船を1隻改装して、海関連のコレクションルームに変身させたり。

彼らは、自分の仕事や趣味を本気で愛していて、その表現としてこうした空間を作り上げていた。


【伊藤さんのコメント】
奥さんが家の中を仕切っているという環境は同じでもw、欧米には広いスペースがあるから、
こうして、屋根裏や、地下室、庭などを改装して「男部屋」を持っている人はたくさんいる。んだって

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「ウイルスと戦い、ネットを守る」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 10:42:56 | テレビ・動画配信
【ミッコ・ヒッポネン「ウイルスと戦い、ネットを守る」】(5.20 ON AIR)


ヒッポネンさんは、日々、世界中のウイルスソフトを撃退し、予防しているエキスパート。

昔のウイルスは分かりやすく、PCマニアや子どもの仕業だった。
今やコンピュータウイルスは、世界的なセキュリティやプライバシーの問題となった。
悪意のあるソフトは、毎日、数万~数十万生まれている。


実は犯罪集団の仕業で、彼らはウイルスで金儲けをしている
サイバー攻撃に対して報酬を出していて、感染させたPCの数だけ報酬を支払っている。


キーロガー
PCに仕込まれ、キー入力を全部記録し、グーグル検索、メールやパスワードもすべてが犯罪集団に送られる。
主なターゲットはネットショッピングの利用者で、目的はカード番号や住所・氏名などの個人情報を盗むこと。
そして、ネットバンキング利用者の口座から金を盗んでゆく。


犯罪集団は、プログラマーやテスターを雇い、こちらの対策を監視して回避策を見つけようとする。
中には国際指名手配犯もいるが、捕まりそうになると別の国や管轄区域に移る。
なぜなら、国際的に連携した捜査がムリだと知っているから。
ネットは、犯罪者に無料航空券をあげたようなもの


あるウイルスをたどって見つけたブログで、若いわりに高級車に乗っている男の日記があった。
交通事故を起こした際の写真を見ると、ベンツのナンバーにウイルスにあった数字があった。
それでも大概は、地元の警察が動かないとか、証拠が足りないとかでうやむやになってしまう。


ウイルスもどんどん変わってきている。
「Stuxnet」というウイルスは、エレベーターや、工場、発電所、あらゆる場所で使われているコンピューターに侵入可能。
つまり、コンピューターがやられてしまえば、ネットどころか電気も使えなくなってしまう
世界中の人々がコンピューターに依存しているのが原因。


そうなった時のための対策もある。
と、ヒッポネンさんは、懐かしいプロジェクターを取り出してプレゼンを続ける。この演出はにくいね

ある日、何らかの理由でコンピューターがなくなってしまったらどうするか?
物事の続け方、万一の備え、また、何が本当に大事かを考える必要がある。
ネット犯罪と戦わないと、すべてを失うことになりかねない。

ネット犯罪で大儲けしている集団を探すことが、アンチウイルスソフトやファイアウォールよりずっと重要。
今すぐ、世界規模での法的な取り締りが必要だ。
そして、ネット犯罪に手を染める寸前の人たちを探し、活躍の場を与え、持っているスキルを
良い方向に使えるようにしてあげること。


 
最初のウイルスは、違法コピーから守るためのものだったが、、、


やがて、目的は時代とともに変化し、今や大規模な組織犯罪となり、資金源も莫大にある。
けれども、伊藤さんは、国を信用できない人々のために開かれたネットであるべきで、
犯罪阻止のためにネットそのものを規制することには危惧しているという。
その他の犯罪と同様、監視や撃退のイタチごっこを続けながら、徐々に減らしていくしかないのではないかとのこと。

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「子どもたちは自ら学ぶ」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 10:32:02 | テレビ・動画配信
【スガタ・ミトラ「子どもたちは自ら学ぶ」】(5.13 ON AIR)
ミトラさんは、ニューデリーで始めた実験「Hole in the Wall(壁の中の穴)」で脚光を浴びた。その方法とは?

皮肉なことに、良い教師は、最も必要とされるところには行かない。
そこで、会社と壁ひとつ隔てただけのスラム街の壁に1台のパソコンを設置してみた。
その地域の子どもは貧しくて学校に行けず、パソコンを見るのも初めて。
けれども、子どもは勝手にそれでゲームをしたりして遊びはじめた!


子どもは、興味があれば自然と学ぶということです。

実験その1。
強いテルグ語訛りの英語を話す子どもたちに「音声認識機能」を搭載したパソコンを与え、
自分たちの英語を認識せずに不満気な彼らに「2ヶ月で君たちの英語を理解させてみて」と言ってその場を去ると、
見事なイギリス英語風に変わった。

子どもは面白いものに食いつき、それが学習につながる。
ネット検索は「詰め込み教育」からの解放です。

実験その2。
南インドの村に行き、タミル語しか話せない子どもが、英語で生物工学を自習できるか?
その後「なにか分かりましたか?」と質問したら、
「DNAの誤りが遺伝病を起こす、それしか分からなかった」と少女が答えましたw


実験その3。
イギリスの田舎町では、イギリスの10歳の子が15分でヒンドゥー教を理解した。
30分もあれば相対性理論も理解するのでは?



イギリスに住むおばあちゃんたち(クラウドと呼ぶ)とも話せて、
おばあちゃんたちは子どもたちをひたすら励ますことに徹する。


 
私が広めているのは「SOLE」という自発的な学習ができる環境で、
子どもたちが一緒になって大画面でネットができる部屋です。
子ども10億人に対して、おばあちゃん役は1億人。
SOLEは1000万箇所、1800億ドル、10年間あれば、すべてが変わるのです。


外部からの直接的なてこ入れなしで生まれるシステム。
そして必ず、予期せぬ新しいことが起こり始める。
“真の教育”は、そういうシステムで、そこに起こるのが“学習”ではないか?


【吹石さんのコメント】
「子どもって無限の能力を持っているのに、実は大人がその可能性を狭めているのではないか?」
にとっても同意。


【伊藤さんのコメント】
+教師+生徒+黒板+テストってゆうシステムは、産業革命以前から変わっていない。
学びは好奇心から生まれる。
多様な環境、多様な性格があることを踏まえた対策が必要ってことにも激しく同意。


「子ども主導型の教育」
昔はイギリス植民地であったインド発信の画期的な考え方。
イギリスのおばあちゃんと、インドの子どもたちをネットでつなぐっていうのが素晴らしいと思った。
少子高齢化だとただ憂うより、より建設的で、現実的な未来像だ
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「創造力の神秘を探る」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 10:20:15 | テレビ・動画配信
【エリザベス・ギルバート「創造力の神秘を探る」】(4.22 ON AIR)
体験記「食べて、祈って、恋をして」が大ヒットした女性作家。
その後は、マスコミだけでなく、友人・知人からもやたらと
「あれを越える小説なんて書けないんじゃないの?」と言われて不安感を煽られるようになったのが悩みだという。
クリエイターには、なぜかアルコール依存症になる、短命で死ぬなどのマイナスイメージがついて回るのはなぜか?と問いかける。
とても興味深いスピーチだった。


 
天職だと思える仕事に恐れを感じるのはおかしくないか?
なぜクリエイターだけが精神的に不安定になると思われているのか。
20世紀だけでも実際、数多くの偉大なクリエイターが若死にしている。その多くは自殺。
人々はもはや、創作とは苦しいものだと思い込んでしまった。
実際は、逆に芸術家を励ますべきでは? 私はまだアラフォーだから、あと40年ぐらいは書ける。


書き続けるためには、心理的な防御が必要。どう評価されるか、意識しないようにすること。
クリエイターの精神的ストレスを減らすいい方法はないかと調べまくったら、古代ギリシャとローマにヒントがあった。
当時の人々は創造性は人間の持つ能力ではなく、精霊のようなものだと考えていた。
ギリシャ人はそれを「デイモン(悪魔)」と呼び、ローマ人は「ジニアス(天才)」と呼んだ。
天才とは今の意味と違い、妖精を指していた/驚


それがルネサンス期になると、人間中心の考え方に変わった。
誰も神の言葉を伝える妖精など信じなくなってしまった。これが人文主義の始まり。

だが、自分の力だけで作品ができるなんて思ったらダメ。
人間の繊細な心には重荷になってしまう
エゴは肥大化するし、過剰な期待も生まれる。
この重圧こそ、この500年間、芸術家を殺してきた。

信憑性などどんな説でも同じ。ひらめきのメカニズムは分からないのだから。
創作は理不尽で、時にオカルト的なプロセスだ。


数年前に雑誌の取材で会ったトム・ウェイツは、典型的な苦悩するアーティストで
創造への衝動を自分の中だけで消化していたが、歳をとって丸くなり、ある日、運転中に悟ったという。
高速道路を走っていて、突然、曲の断片が頭の中で聞こえた。
この一瞬のひらめきをキャッチしないと でも紙も鉛筆もテープレコーダーもない。

“ああ、オレはこの曲に一生悩まされることになる”と思った時、空を見上げてこう言った。
“あのな、今、運転してんだよ。書いてほしけりゃタイミングを考えろ。
 でなけりゃ、レナード・コーエンのところへでも行ってくれ!”と/爆



創造の精霊を解放することで悩みは解消された。ひとりで苦しまなくてもいいんだと気づいた。
自分ではない“何か”との対話型の共同作業でいいんだと。

「この本がイマイチでも、私だけのせいじゃないんだからね。
 私は精一杯やってるんだから、もっと良くしたいならちゃんと手伝ってよ。
 私はちゃんと自分の仕事をしてますからね」

そもそも自分の才能だと思わず借り物だと考えれば、多少は苦悩が和らぐのでは?
どこからか回ってきて、ちょっと借りたら次に回す。そう考えればすべてが変わる。



彼女は小説家ってだけじゃなくて話術も素晴らしいな。
私は、創造する力はみんなの中にあって、みんなが芸術家なんだと思う。
神さまも自分の中にあって、みんなが神さまなんだと思う。
そういう意味では、伊藤さんも「日本人としては、クリエイティブになるには、自分の内面を見る」ってゆってたことに似ていた。

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「感動的な映像の作り方」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 10:12:03 | テレビ・動画配信
【ロブ・レガート「感動的な映像の作り方」】(4.29 ON AIR)
視覚効果
CG合成技術。ビジュアルエフェクト・VFXとも呼ばれる。

ロブさんは映画「アポロ13」「ヒューゴの不思議な発明」「タイタニック」などの視覚効果を担当し、
感動や驚き、ときめきを与えられた時、脳はものの見方や記憶を変えてしまうことに気づいた。
事実をそのまま再現するより、むしろ人々の記憶を再現すべきなんだ。


 
「アポロ13」では、実際の宇宙飛行士にCG映像を見せたら「これじゃ危険だ。あり得ない」と言われたから
実際の映像を見せてみたら「これも間違っている」と言われたという
「思うに彼の記憶は事実とは違うんです。彼の中では100%安全な打ち上げだった。
 きっとそう願っていたんです。コストを抑えたロケットだったから」



「タイタニック」では、以前TEDに監督が出てスピーチしたように、実際潜った時の映像と、
近所のガレージで模型で撮影した映像を合成したが、どっちか分からなくなるほど自然だった/驚

 


【吹石さんのコメント】
「人の記憶ってけっこういい加減なんだなって思いました」ってほんとだね

【伊藤さんのコメント】
ビジュアルエフェクトや撮影のコストが下がってきたので、
映画と同じような質でテレビ番組をつくれることがあります。しかもテレビの方が自由です。
回を重ねるごとに少しずつ調整したり、いろいろな工夫ができます。
テレビはそういう面白いフォーマットですし、映画とテレビの境目がだんだんなくなってきている。
世の中も変わっていくのではないかと思います。

ここでも、映画とテレビの境目すらなくなるんじゃないかって、
これまた映画ファンにとってはショッキングな発言をサラっとゆっちゃってるのもスゴイ

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「僕がどうやって風をつかまえたか」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 10:00:43 | テレビ・動画配信
【ウィリアム・カムクワンバ「僕がどうやって風をつかまえたか」】(4.15 ON AIR)
 

もともと貧しかった村マラウイに大飢饉が起こり5ヶ月足らずで大勢が亡くなった。
村の中等学校に通うには学費がかかるため、勉強したかったウィリアム君も中退せざるを得なくなった。
でも、図書館で見つけた中学生向け科学の教科書を見て、英語は分からないが、絵を見て興味を持った。
それは、風車で水不足問題を解消できるというものだった。



マラウイの電気普及率はたった7%
ウィリアム君は、廃品置き場に行って材料を集めて風車を作り、たちまち話題になって行列ができた
それがネットに載り、やがてTEDからスピーチの誘いがきた。

 



【ミシュキン・インガワーレ「血液を採らない血液検査」】(4.15 ON AIR)
 

インド工科大学で電気工学を学んでいたミシュキン君は、休暇で実家に帰った時、
友だちの奥さんが出産で子どもと共に亡くなった場面に出会う。
その死因が分娩後出血、大量の内出血で、未診断の貧血症が原因だと知ってさらにショックを受けた。


相応の医療設備、資金さえあれば解決する問題なのに、
その装置は1万ドルかかり、都市部にあっても実家のパロル村にはない。
村で主に医療活動をしているのは、それほど知識のない女性たちだから、
彼女たちがすぐに使えて、持ち運びにも便利、血液も採取せずにヘモグロビン等を測れるキットを発明した。

 
今後もこうした「非侵襲的」な技術の進化が求められる。
現在、世界中に大勢いる貧血による死亡者をゼロにしたい。

 


【伊藤さんのコメント】
 
世の中を豊かにする大切なポイントは、皆が消費者になるのではなく、
皆が、身近にある素材で発明し、プロデュースしていくこと。
自らで動いてやるエネルギーと勇気が必要
そういう人材を育てるにはどうしたらいいか考えるのが今後の課題。

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「本をデザインするのは笑いごとではない・・・なんてね」@スーパープレゼンテーション

2013-06-16 09:53:08 | テレビ・動画配信
【チップ・キッド「本をデザインするのは笑いごとではない・・・なんてね」 】(4.8 ON AIR)

どんな物語であれ、何らかの外見が必要。絶対に顔が要る。
表紙によって物語に入る第一印象を読者に与えることが必要。

『ジェラシック・パーク』の表紙は、ある本のイラストから拝借してデザインしたら大ヒット
 


手塚治虫さんや、村上春樹さんも手がけた/驚
 


装丁家は、読者、出版社、特に著者に対して責任がある。
本を見た時「これ読まなくちゃ!」と思わせるのが仕事。


電子書籍の利点は、使いやすさ、利便性、携帯性。
でも、伝統や、感覚的な体験、実物である安心感、情緒は失われてしまう。
今後はどうなる?こういう風にもなっていきますよ。



私は頁の隅を折る、余白にメモをし、インクを嗅ぐ、読書好きな装丁家だ



【伊藤さんのコメント】

コーヒーテーブルブック
ソファの脇のテーブルに置くような、見た目が美しい図鑑や画集などの大型本。

伊藤さんは、移動が多い仕事柄、完全に電子書籍派なんだな。
最近の若い世代は携帯やパソコンの画面を紙よりも見慣れているから、
未来に本はなくなってしまうのでは?なんてゆってた。
うーん・・・私もチップさん同様、五感で読書を楽しみたいから複雑な思いがした

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