■大阪万博にタイムトリップ!完結編@「探検バクモン」
いつも、いろんな話題を教えてくれる長野の友だちが教えてくれたので早速、予録して見てみた/礼!
あの「太陽の塔」の内部の「生命の樹」は、以前岡本太郎記念館「生命の樹」展でも見て
ブログにチラっと書いたけど、もっと詳しく書いたと思っていたのに、ほんとチラッとでビックリした
【内容抜粋メモ】
世界から6,400万人が集まって熱狂した大坂万博。
テーマは「人類の進歩と調和」。高度経済成長をとげた日本を世界にアピールする目的で開催された。
そのテーマ館のシンボルとして、岡本太郎さんの指揮によって建造されたのが「太陽の塔」。
生命の進化の歴史を表現した「生命の樹」は、今はほぼ撤去され、残っているのは一部で、
普段は入れない場所に今回カメラが潜入した映像と、当時の映像の比較、紹介は本当に貴重
モルタルでできている本体の胎内に入ると、聳え立つ「生命の樹」が目に飛び込んでくる。
当時は下の通路から入って、階段を上へ上へとのぼっていきながら「生命の樹」を眺めるという構造で、
下は三葉虫などの原始生物から、恐竜時代を経て、一番てっぺんにヒトがいる。
岡本太郎記念館館長・平野暁臣さん(岡本敏子さんの甥)によると
「一番下にアメーバとか単細胞生物から始まって、一番上に人間がいる。
当時は292体の生き物がビッシリとはりついていた。
一番下が単細胞生物で、一番上が人間だからといって、単細胞生物が下等で人間がイチバン偉いと言っているわけではない。
むしろ逆で、単細胞生物も人間も根っこはみんな一緒だということです」
「生命の樹」のねらいを、スタッフに話す太郎さんの映像(これも見たことある
太郎「恐竜とかはお金がかかるだろうけど、お供え物なんです。大体お供え物のほうが金がかかるんだ」
と真剣にプレゼンする太郎さんと、聞いているスタッフの苦笑には温度差が感じられた。
しかし、製作に関わったのはSF映画(円谷さん?)らエキスパート集団。
地下展示は「いのち」と呼ばれる、DNAの構造を5億倍に拡大した空間が広がっていた。
それらも全部埋めちゃったのはどうしてかなあ・・・
「万博のパビリオンて、未来を語ることが仕事なのに、
ほとんどの空間と予算とエネルギーを旧石器時代までの話で終わっている
そこには、当時の好景気に浮かれ、産業や科学の進歩に囚われる人間への痛烈なメッセージが込められていた」(平野
倉庫には展示物の一部が大切に保管されている(もっと公開すればいいのになあ!
腕の部分は非常階段となっていて、当時は扉があって入れなかった部分まで公開。
天井には青白く輝く「太陽の空間」。すべて生物は太陽の恵みにより生かされているということ。
そして、階段をのぼりきった観客は、屋外の「空中展示」へと出ることとなる。
そこにあるのは天井を突き抜けた「太陽の塔」。
「人間はいずれ空中にも住めると、都市が築けるっていうメッセージ。未来の空中都市のプロトタイプですよね。
技術が進めば人間が幸せになるとう万博的な価値観の象徴、それを突き破って、かつ上から見下ろす。
万博は今160年ぐらい歴史があるけれど、あれだけが未来を賛美しない唯一の異物なんです。
当時の一般大衆に(そのメッセージが)伝わったか、理解されたかって考えると、まったく伝わらなかったと思います」(平野
「最近の子どもが未来の絵を描いた画集を見たときに、みんな自然を描いてます。
僕らの描いた未来予想図は全然違うんです。高層ビルとかじゃない。
自然を大切にっていう気持ちが子どもの中にあるんです。それは進化だと思う。人間の考え方は進んだんだ」(太田
「これから太陽の塔は独りきりで一体何と向き合うんでしょうね?」と聞かれ、太郎さんはきっぱりとひと言
「それは君、宇宙だよ」と答えたという。
万博記念公園
改めて公園内地図を見たら、デカい
日本庭園もあるし、バラ園、民芸館、民族学博物館等々。1日じゃ見切れなさそう/驚
ちなみに調べたら、片道時間:4時間18分、運賃:13,990円だそうです。。
いつも、いろんな話題を教えてくれる長野の友だちが教えてくれたので早速、予録して見てみた/礼!
あの「太陽の塔」の内部の「生命の樹」は、以前岡本太郎記念館「生命の樹」展でも見て
ブログにチラっと書いたけど、もっと詳しく書いたと思っていたのに、ほんとチラッとでビックリした
【内容抜粋メモ】
世界から6,400万人が集まって熱狂した大坂万博。
テーマは「人類の進歩と調和」。高度経済成長をとげた日本を世界にアピールする目的で開催された。
そのテーマ館のシンボルとして、岡本太郎さんの指揮によって建造されたのが「太陽の塔」。
生命の進化の歴史を表現した「生命の樹」は、今はほぼ撤去され、残っているのは一部で、
普段は入れない場所に今回カメラが潜入した映像と、当時の映像の比較、紹介は本当に貴重
モルタルでできている本体の胎内に入ると、聳え立つ「生命の樹」が目に飛び込んでくる。
当時は下の通路から入って、階段を上へ上へとのぼっていきながら「生命の樹」を眺めるという構造で、
下は三葉虫などの原始生物から、恐竜時代を経て、一番てっぺんにヒトがいる。
岡本太郎記念館館長・平野暁臣さん(岡本敏子さんの甥)によると
「一番下にアメーバとか単細胞生物から始まって、一番上に人間がいる。
当時は292体の生き物がビッシリとはりついていた。
一番下が単細胞生物で、一番上が人間だからといって、単細胞生物が下等で人間がイチバン偉いと言っているわけではない。
むしろ逆で、単細胞生物も人間も根っこはみんな一緒だということです」
「生命の樹」のねらいを、スタッフに話す太郎さんの映像(これも見たことある
太郎「恐竜とかはお金がかかるだろうけど、お供え物なんです。大体お供え物のほうが金がかかるんだ」
と真剣にプレゼンする太郎さんと、聞いているスタッフの苦笑には温度差が感じられた。
しかし、製作に関わったのはSF映画(円谷さん?)らエキスパート集団。
地下展示は「いのち」と呼ばれる、DNAの構造を5億倍に拡大した空間が広がっていた。
それらも全部埋めちゃったのはどうしてかなあ・・・
「万博のパビリオンて、未来を語ることが仕事なのに、
ほとんどの空間と予算とエネルギーを旧石器時代までの話で終わっている
そこには、当時の好景気に浮かれ、産業や科学の進歩に囚われる人間への痛烈なメッセージが込められていた」(平野
倉庫には展示物の一部が大切に保管されている(もっと公開すればいいのになあ!
腕の部分は非常階段となっていて、当時は扉があって入れなかった部分まで公開。
天井には青白く輝く「太陽の空間」。すべて生物は太陽の恵みにより生かされているということ。
そして、階段をのぼりきった観客は、屋外の「空中展示」へと出ることとなる。
そこにあるのは天井を突き抜けた「太陽の塔」。
「人間はいずれ空中にも住めると、都市が築けるっていうメッセージ。未来の空中都市のプロトタイプですよね。
技術が進めば人間が幸せになるとう万博的な価値観の象徴、それを突き破って、かつ上から見下ろす。
万博は今160年ぐらい歴史があるけれど、あれだけが未来を賛美しない唯一の異物なんです。
当時の一般大衆に(そのメッセージが)伝わったか、理解されたかって考えると、まったく伝わらなかったと思います」(平野
「最近の子どもが未来の絵を描いた画集を見たときに、みんな自然を描いてます。
僕らの描いた未来予想図は全然違うんです。高層ビルとかじゃない。
自然を大切にっていう気持ちが子どもの中にあるんです。それは進化だと思う。人間の考え方は進んだんだ」(太田
「これから太陽の塔は独りきりで一体何と向き合うんでしょうね?」と聞かれ、太郎さんはきっぱりとひと言
「それは君、宇宙だよ」と答えたという。
万博記念公園
改めて公園内地図を見たら、デカい
日本庭園もあるし、バラ園、民芸館、民族学博物館等々。1日じゃ見切れなさそう/驚
ちなみに調べたら、片道時間:4時間18分、運賃:13,990円だそうです。。