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『精霊の守り人 シーズン2 悲しき破壊神』(全9話)
原作:上橋菜穂子
出演:
バルサ - 綾瀬はるか
チャグム - 板垣瑞生
シハナ - 真木よう子
スファル - 柄本明
アスラ - 鈴木梨央
イーハン - ディーン・フジオカ
トリーシア - 壇蜜
チキサ - 福山康平
ヨーサム - 橋本さとし
スーアン - 品川徹
トーサ - 伊武雅刀
マーサ - 渡辺えり
トウノ - 岩崎う大
ヒュウゴ - 鈴木亮平
セナ - 織田梨沙
クールズ - 小市慢太郎
ラウル - 高良健吾
聖導師 - 平幹二朗
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『LIFE!~人生に捧げるコント #27~#28』
※
「アニメまとめ」
新たにキャストを増やして、かつ第1シリーズの役者が揃っているのは豪華
アスラ役の少女は、朝ドラ『あさが来た』のコだ!
白い肌が自慢のはるかちゃんは、顔を真っ黒に日焼けメイクして今回も凄いアクションを見せている/驚
今回も自然のロケーションが素晴らしい 長野県も入ってるし/驚
平幹二朗さんが亡くなられたのは、去年だけれども、今作の出演は撮り終えていたのね
“シーズン3は鹿賀丈史さんが後任として聖導師役を務めることが決まっている。”
第1回「災いの子」
“この世界は目に映るものだけが生きているのではない
王として生まれる者もあれば、不遇な民として生きる者もある
王に父を殺された女は用心棒となったバルサ
精霊の卵を宿すチャグムを救い、カンバル国王の暗殺を企て姿をくらませた”
ロタ王国 祭儀場
十字にかけられるアスラの母トリーシア(壇蜜さん!?)
「泣くな! お前は神の子 さあ、神を招きなさい」
兄妹の目前で槍を刺されて死ぬ母 少女の額は光り、周囲を一瞬で破壊する
処刑後の様子をみるロタ王ヨーサムと弟イーハン
イーハンはトリーシアを知っている
前回から4年後
ロタ王国と新ヨゴ国の国境にいるバルサ
「新ヨゴ国まで一緒に来てくれ」と言われるが断り報酬をもらう
男はバルサの正体を知っていて「突き出せば倍の報酬がもらえる」
「欲を持ちすぎると命を縮めることになるよ」
はるかちゃんの見事な槍さばき炸裂 でも死んだような悲しい目
OPの力の入れようも大河ドラマ!
市で賑わう
ロタのツーラム港
捕えられているアスラに目をつけ、タンダと再会するバルサ
宿でスファル(ロタの呪術師)に会いバルサを見抜く
青い手(人身売買)に売られそうになるアスラと兄チキサ
ス:タル人はロタ人より身分が低い 奴隷として売られるのも珍しくない
アスラに母の声が聞こえる
「怖れなくていいの 間違っているのは他の人たちだから
まぶしすぎる光は人の目をくらませる 光を見ているのに闇を見ていると思い込むの」
再びアスラの額が赤く光り、皆殺しにし、バルサも腕を負傷
スファル「タルの神が再現したんだ」
バ:
このコはチャグムと同じじゃないのか? このコには何かが宿っている
新ヨゴ国 王宮
成長した皇太子チャグム 星読みのシュガは密かにトロガイから呪術を学んでいる
評定が開かれるために呼ばれた二ノ妃の父トーサ(海軍大提督)は孫トゥグム(第二王子)を可愛がる
南の大陸タルシュ帝国が侵攻してきたため、サンガル王国が新ヨゴ国に援軍を求めてきた
帝:戦など愚かな人間のすることだ だが見捨てることはしない
ラドウ(陸軍大臣):いずれこちらにも攻めてくるでしょう
チャ:ロタとカンバルと同盟を結ぶべきです!
帝:
暗殺未遂後、カンバル国王ログサムは金の無心ばかりしてくる
私の代わりにお前が守護するのだ 今こそ力を見せてみよ シュガを共につけよ
神の加護あるこの国が他国に助けを求めることなど決してあってはならぬこと
二ノ妃:まだ15のお前を戦に出すなど納得がいきません
チャ:王宮にいても仕方ない 外に出て国のために働きたい
二ノ妃:私が第二王子を産まなければこんなことには・・・
タンダ:
2人のコのことは忘れろ
あのコから漂う死のニオイはただごとじゃない!
お前はチャグムの代わりを探しているだけじゃないのか?
オレはただお前を失いたくないだけだ
スファルは最初から2人を探していた「あのコは不吉だ 恐ろしい災いに巻き込まれる」
シハナ(スファルの娘)はアスラが人を殺さないよう魂を縛ろうとするがバルサに止められる
アスラは人を殺したことは覚えてない
アスラ:
罰せられたのは悪い人たち だから神さまが怒ったのよ
チキサ:お前の神さまは兄も怪我させるのか? もう人が死ぬのを見たくない 神さまを呼ぶのは止めてくれ
バルサが助けてくれたことを話すと
ア:神さまが殺さなかったなら、あの人はいい人よ
第2回「罠」
剣の腕を見せてキメまくるヒュウゴ(鈴木亮平さん みんなメイクと衣装で誰だか分からんw
新ヨゴ国の内通者からサンガル王国に援軍を送ると情報が入る
ロタ王ヨーサムはひどい病で弟イーハンに先を頼む
ロタと同盟を結びたいとチャグムは密書を送った
王:
あの女(トリーシア)にこだわりすぎるな お前がかつて恋仲だったことは南部にも知れている
くだらぬ中傷でも、蔑みや憎しみにヒトの心は支配され続けるものだ
鷹の目でバルサらを探し当てるスファル
「あのコたちの母は処刑された 私は子どもの足跡を追って来たのだ
我々は古代より王宮に陰で仕える呪術師カシャルだ
これはあなたが助けた精霊の守り人とは違うのだ タルには特別な力を持つ者が時々現れる
君たちがヤクーというものを、我々はノユークと呼ぶ
ノユークは豊かな恵みをもたらすこともある だが破壊をもたらす異界の者でもある
タル人はそれを神と崇めているのだ」
チキサ:妹の中で神さまは優しいお母さんそのものなんです!
食べ物に眠りグスリが入っていて、シハナは呪術を使ってアスラだけを連れ去る
タンダ:大丈夫、これは幻影だ お前の好きにしろ アスラを救ってやれ
馬上での剣さばきは、はるかちゃんも、真木さんもハンパない 2人ともアクション大好きだもんね
アスラが目覚め、シハナは手が出せなくなる おサルさんも頑張ったけど
タンダとチキサは人質にとられる
トーサ:
ヒトほど無駄な血を流すものはおりますまい
チャグム:
私はロタに立ち寄りたい 王に密書を送った その返事が聞きたい
それがもし父への反逆になるなら、私と一緒に謀反人になってもらえませんか? おじいさま!
トーサ:私の一存により補給のため、ロタに立ち寄る
帝の隠密ジンとモンは不審に思う
シュガは2人に「なんとしても皇太子を護ってくれ」と頼む
それを見つめるヒュウゴ
スーアン(ロタ南部大領主)にロタ王まで案内してもらう
チャグム:
ロタにとってもタルシュの侵攻は脅威では?
我々と同盟し、共に戦う御意志はおありでしょうか?
陛下のお心次第で父の心も変わりましょう
ヨーサム:同じ申し込みがタルシュからも来ておる 交易のために開港してくれと
チャ:それは罠です!
ヨーサム:
だがタルシュと組むほうが利があると思う者がいるのだ
今、同盟は結べないが、殿下との絆は深まったことだけは信じてもらいたい
命を決して無駄にしてはなりませぬぞ
チャグムにだけ南から北へ川の精が流れているのが見える 新ヨゴ国に向かってる?
シハナはとどめを刺さなかったバルサの心の弱さがいずれ命取りになるという
タンダは、その優しさがバルサの強さなのだという
バルサらはネイティヴ・アメリカンのような遊牧民のテントで、馬と交換して宿と食べ物をもらう
深夜、火をたく無数のサンガル船が現れる
サンガルの王国司令官オルラン:
たった1隻では助けにはなりません はじめから我々を信じていなかったということですな
全員こちらの船に移ってください
トーサ:最強の海の戦士であるあなた方がなぜ、敵の陸の軍門などに下ったのです
オルラン:
あなたはまだタルシュを知らないだけです
武力はもちろん、財力、知力、交渉力、どれをとってもタルシュは大国
あなた方を渡すことで真正を示すことができる
トーサ:わが国は服従しません
オルラン:それならこの船を沈め、新ヨゴ国に向かうだけのこと
捕虜となる決断をするトーサに怒るチャグムに兵の服を着せて「1人の兵として耐えていただきたい」
トーサ:
私はこの船に残ります 敵に陣営を奪われても、この船を奪われるわけにはまいりません それが私の使命です
殿下は生きることが使命です わが国、民を生き延びさせること
たとえ国が滅んでも、我が愛する孫にはどこかで生きていてもらいたい これは私の本心であります
皆が乗り移ると、トーサは船に油を流し、火を放つ
(伊武さん、今作でもいい芝居してるなあ
バルサ:神を招くことはヒトを殺すことだ
アスラ:それは悪いヒトだけよ
バルサ:
悪いか悪くないか、それは誰が決めるんだ
こっちから見たら向こうが悪いヒトでも、向こうから見たらこっちが悪いヒトかもしれないじゃないか
アスラ:じゃあ、どうしてお母さんは殺されなければならないの?! 絶対許さない!
第3回「光の力」
アスラにこれまでのことを聞くバルサ
神さまに会ったのは深い森で母が招いたから
そこには神さまのお墓があるがタル人は入ってはいけない
兄には待つように言い、アスラを呼ぶ母
「本当に神さまが見えるのは私たちタルだけ」
宇宙人のミイラみたいなものに呪文を唱えると、アスラにだけ光の輪が見える
母:
それは聖なるやどり木の輪よ
まぶしすぎる光は人の目をくらませる 光を見ているのに闇を見ていると思い込むの
本当に神さまが見えるのは私たちタルの民だけ これはあなたに訪れた運命なのよ
ミイラは美しい女性の姿に変わる
アスラ:バルサはずっといる?
バルサ:ああ、私はあんたの用心棒を引き受けたんだ
アスラ:バルサも死なない?
バルダ:ああ、絶対に
居所がバレて霧が濃くなる 肩に槍が刺さろうが戦うが
民から石を投げられて、馬で放浪するバルサら 空から鷹が見ている
シハナ:
ここに2人(タンダ、チキサ)を置いておいても仕方ない
放っておけばアスラがどうなるか兄のお前なら分かるはずだ
タル人はその恐ろしい神の力を使ってこの世を支配してきたことを母が話しているはずだ
チキサ:支配じゃない平和を守ってきたんだ! それを滅ぼしたのはロタ人じゃないか!
スファル:
その恐ろしき神の名はタルハマヤ
タルの祖先の娘が異能者として生を受けた
その美しさから他の種族からさらわれそうになり親を目の前で殺された
失望し、死に場所を求めて歩き、フシギな泉に出会い、ヒトの目に見えぬ木を見た
泉は異界とつながり、タルハマヤが棲んでいた ヒトの絶望、怒り、憎しみに力を与えた
娘は木の弦で自殺 他の種族を殺戮し、全土を征服した
チキサ:タルハマヤは他の種族を1つにしたんだ そんな伝説はロタが作り上げたんだ!
シハナ:
それは恐怖ゆえに声を出す者がいなかっただけだ お前はそれを平和と呼ぶのか?
新ヨゴ国 四路街
衣装屋を営むマーサを訪ねると怪我を見抜き医術師を呼ぶ(大阪のおばちゃんじゃないよねw
アスラに湯浴みをさせると全身に刺青のようなものがある「これは生まれた時からあるの」
(バルサはいつお風呂に入ってるの?
シハナにバルサの立ち寄りそうな所を教える代わりに、
自分とチキサもついていき守るのが条件だというタンダ
モメているロタ城内 疫病が蔓延した北部 増税を拒む南部
スーアン:
イーハン殿下が北部に肩入れするのは、タルの民を解放したいからでは?
今こそタル人をこの国から一掃すべきでは
増税を受け入れる条件にタルシュと関係を結べば国は豊かになります
新ヨゴ国の船は海の藻屑と消えたようです
援軍が捕えられたと知る帝「捨ておけ 私が動かなければ、相手が動くしかあるまい」
ガカイ:可哀相にシュガの奴w
サンガル王国
海に面した断崖絶壁 岩の下にある小屋に閉じ込められた捕虜には海の幸が大量にふるまわれる
チャグムは絶望し、捕虜も哀しませていることに気づく
チャグム:
生き抜こう どんな目に遭わせられても、生きているそなたたちを私は誇りに思う
バルサが目覚めると、すっかり元気になっているアスラ
マーサは機織りも教える
ジグロの思い出を話すマーサ アスラの父も先に死んでしまった
バルサ:
私だってふた親がいなくたってなんとか生きてこられたよ
さっき、すごく幸せそうだった そうやって生きていったっていいんだよ
優しくて親切な人は、この世にいくらだっているんだ
そういう人たちに恩を返したり、返されたり そうやってみんな生きている
それでも悪い人を神さまに殺してもらいたいと思うか?
トウノ(マーサの息子)は何度もバルサに命を救われた
トウノ:おふくろはジグロに惚れてたんだ 悲しいくらい相手にされなかったけどなw
バルサ:あのコにあんな笑顔があるなんて 私も誤解していました
マーサ:
あのコはちゃんと愛情を受けて育った それだけは分かる
あのコとあなたは似ているわ
愛情だけで幸せになれるほど、この世はカンタンではないけどね
ここでジグロに置いていかれたことを思い出すバルサ
シハナにマーサのことを教えるとチキサに剣を向ける
「父さん、ごめん、こっからは父さん抜きでやるわ
ロタ王国を変える ロタの北部と南部をふたたび1つにする」
チャグムが捕虜になったことを二ノ妃に伝える聖導師
帝:
チャグムが味方をかばって討ち死にしたと伝われば民は1つになる これ以上の戦備えはあるまい
捕虜となることはない だから案ずるな聖導師
モンは夜中にチャグム暗殺を試みる
バルサにシハナからの果たし状が来て、来なければ、タンダとチキサを殺すという
「建国ノ儀の朝、ロタ祭事場の門をくぐれ」
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第4回「笑う魔物」
“この世界には魔物が棲んでいる 外から訪れる魔物 そして、自分の中に眠る魔物
それはいつも食い殺す時を窺っている”
モン:皇太子をとられては、新ヨゴ国に勝ち目はない
ジン:私は次の帝を守るよう聖導師さまから言われた 逃げましょう私と一緒に
皆:我々は兵士 戦って死にたい!
病人が出たと騒ぎ、隙を見て逃げ出すチャグムら ジンは逃亡を敵に知らせる
モンは囮になり、いかだを出す チャグムは槍が肩に刺さる
ヒュウゴ:命を投げ出すより、今は命を救うことだけを考えろ!
マーサの家 儀式が行われるのは20日後
そこはアスラの殺されたところ トーノも商いのために一緒に行くという
マーサ:
いつかまたここに帰ってきて頂戴 なんでも知ってることを教えてあげる
あなたにもお兄さんにもきっといい仕事が見つかるわ
忘れないで私がここで待っていることを
アスラ:私もここを離れたくない!
ジグロ:
お前はシロガイに残れ ここならきっと幸せになれる
お前には私のことは分からぬ 分かるようになってほしくないんだ
バルサ:ジグロも私のことが分かってない!
壷牢に入れられるチキサとタンダ シハナは父を縛る
シハナ:
タルハマヤは泉の場所に建国し統治した そして初代ロタ王に滅ぼされた
北部の者が飢えに苦しみ、南部の者だけが豊かさをむさぼる
ヨーサム:
私の体は建国の儀までもたない
建国の儀はお前が取り仕切れ 私が死んでも伏せておけ
自信を持て この国を頼んだぞ
16年前
倒れていたイーハンはトリーシアに助けられる
イーハンを助けにきた兵 身分が知れ、別れる2人
その後、トリーシアを探したがいなかった
バルサらは遊牧民の天幕を借りて宿とする トーサもバルサが好き?
チャグムを助けたのはタルシュ帝国軍人ヒュウゴ
「タルシュ帝国に救われたのですよ 仲間は島に送り返した 処罰されることはない」
舌を噛み切ろうとするチャグムを止める
ヒュウゴ:
死んでは何も得られません 実は私もあなたと同じヨゴ人なのです
旧ヨゴ国は、タルシュ帝国に侵略され属国となった
私はまだ子どもで親きょうだいを殺された
敗戦でヨゴ国は豊かになり解放された気になった
戦を避けられなかったのは帝のせいなのではないのかと噂した
スファルがタンダの壷に現れる
「チキサは大丈夫だが、タンダとバルサはシハナに殺されるだろう」
アスラの父はオオカミにかみ殺された
バルサは大勢のオオカミに囲まれ、ついにアスラが皆殺しにして笑い、そしてまた意識を失って倒れる
翌日、2人は天幕から去る
アスラ:神さまいたでしょ? バルサも見たでしょ?
バルサは自分も同じ人殺しだと分かり号泣する
ジグロ:
楽しいか? 笑っていたぞ 気づいてないのか?
人に槍を向けた時、お前は自分の魂にも槍を向けているのだ
自分の魂をも殺しているのだ
自分の魂をどう守るかはお前が自分で考えろ それはオレにも教えられない
シハナ:トリーシアさまの娘を見つけました お会いになりますか?
イーハン:兄上が死んだ このことは建国の儀までおさめておかねばならぬ
第5回「聖なる場所へ」
シュガの苦しむ魂をとらえたトロガイ「人魂になるのはまだ早い!」
タル人女性イアヌがアスラに母の友だといい、タルハマヤについて話す
集会でトリーシアは「娘が
サーダ・タルハマヤ(神と1つになる者)だと言い出した」
その復活を恐れ、ロタ王が祀られ、立ち入りも禁じられた
バルサ:アスラはカシャルに命を狙われている
イアヌ:
祭儀場に一緒に連れてってほしい
すべてのロタ人がすべてのタル人の死を願っている
私の両親もロタ人に殺された 私たちと一緒に行きましょう
バルサ:
私もものすごく人を憎んだことがある そいつを殺すことばかり考えていた
私は強くなりたかった 槍の力だけで救われると思っていた
カンタンに人を殺せることで自分が強くなった気になっていた
私を育ててくれた人は悲しくなった いくら強くなっても私が救われないと知っていたから
一瞬でも人を殺した時の気持ちを忘れることはできなくなる
アスラにはそんな気持ちを分かってほしくないんだ
神さまのせいにしちゃいけない サーダ・タルハマヤになりたいのか?
自分でそのことを考えてくれ 花の衣をまとったあんたは本当に幸せそうだったよ
その時の気持ちを一生忘れないで欲しいんだ
イアヌ:吊り橋を越えればひと安心です
盗賊が襲ってきて、集会の者たちからは背中に矢を刺され、滝の河へと飛び込むバルサ
スファルはオオカミとも仲良しなんだ
シハナ:
本当はアスラを守ろうとしていたのだ
サーダ・タルハマヤが現れるのを待っていたんだ
私はアスラが生まれる前からトリーシアのことを知ってた
アスラが異能者だということも私が教えたの
私がアスラを守る トリーシアのために
“あなたはこの世を変える神に呼ばれし子です”
シハナが母に見えるアスラ イーハンのもとに連れて行くシハナ
スファルは先にバルサを探す
セナ(海賊頭・船の魂)は島で育ったと話し、チャグムともすっかり仲良くなる
チャグム:ヒュウゴはタルシュ帝国の密偵だろ? それ以上払えば私に乗り換えるか?
ヒュウゴとチャグムは対決するが、ヒュウゴには敵わず、セナが守る
ヒュウゴ:女の用心棒の話は本当だったんですね その旅があのような王子を育てたんだろう
吉川さんの殺陣もハンパない
ジグロ:8人の友を殺した これで終わった
バルサ:カンバル王は私が殺す
ジグロ:私は憎しみで殺したのではない お前の力は何を守るためにあるのかそれだけを考えろ
バルサを助けたのはカシャルのマクルとトロガイ
マクル:シハナの企みを知らなかった 私のボスはスファル 彼が助けることを命じたのだ
トロガイ:
バルサ、チャグムも今、戦っているんだよ
トルガル宮廃墟
バルサとの思い出のお菓子チャズを食べる
ヒュウゴ:
ナユグに異変が起きているのかもしれない
異界の群れが移動するのを見ましたか? あれは水の民です
昔、旧ヨゴにも現れた その後、大飢饉に見舞われた
新ヨゴ国も南が豊かに、北が貧しくなる時が近づいているのかもしれない
旧ヨゴ国の民は、タルシュ帝国に兵役にとられ、戦死者が出て、戦費をとられている
税を等しくすると言われて家族を重税から救うために
タルシュは他国を食うことで生きる獣です
もっとも巧みなのは、不幸にすら民を慣れさせていくこと
出世の道を進ませ、ゆっくりとその国を消していく
王族は何も出来ない あなたが1人で戦っても勝てない
大軍が廃墟に来る やっと高良くん登場
なんだかとってもイケメン王 馬の脚を触り、腫れを見落とした臣下の片目を切る
第6回「帝国の牙」
チャグムはセナと別れて
タルシュの帝都ラハーンにあるラウル王子の城に連れて行かれる
ヒュウゴはラウルに疑われる
ラ:答えはすべてチャグムが握っている チャグムをどう思った 人質の価値はあるのか?
ヒ:彼にはフシギな力があります 民を動かす力も備えている
ラ:お前も同じヨゴ人として心をつかまれたのでは?
夜、また侍女が来る「逃げたければついてきてください 私はヒュウゴに言われてここにいます」
チャ:
私はどこに逃げてもムダだ 逃げ道は私が死ぬことだ ならばラウルに会って見極めたい
バルサをカンバルに戻すためにも王宮に戻ると誓ったことを思い出す
カンバル王はまた金の無心のために新ヨゴ国に来る
チャグムはサンガルに外交に行っているとウソをつく聖導師
ログサム:この国のすべてを頂こうかw すべては帝の真心です
ガカイは帝からトゥグムの守り役を言い付かった
「早く立派な皇太子になっていただかねば」と言うのを二ノ妃に聞かれる
チャ:捕えた理由を聞かせてください
ラウル:理由などない そなたが飛び込んで来たのだ 情けを請いたければ請えばよい
チャ:あなたの考えが何も心に響かないので、私から示せる考えもありません
ラウル:
私と戦うといったのだな 私はお前を人質にし、新ヨゴ国に攻め入る
国土を焼き、民を殺す、母の耳をそぎ、弟の手足を切り、帝の首は都の道にさらされよう それが戦の正しいやり方だ
そなたに都を見せてやろう
世界はお前の足元にある 私がこの手で征服した この地図を見て何を思う
私は世界は狭すぎると思った その時の空しさは胸の中にある
支配した国の民が幸福になればいいと思っている
だが手段は選ばない 選ぶのは他国のほうだ
チャ:豊かさを与えても、重い税で縛り、兵役をとれば、いつか必ず人々の心は崩れます
ラウル:
お前の国はそれほど幸福なのか?
私とともに共通の世界を創ろう
そのためにお前を帝にしてやる 新しい国を与える
新ヨゴ国には内通者がいる 帰国すれば帝になれるよう万事働いてくれる
チャ:父は誰に裏切られようと、たった1人でも何万もの兵に立ち向かうだろう 魂はけして他国に差し出さない
ラウル:お前の情けはいつか国を滅ぼす それを見せてやろう
ヒュウゴが吊られている(このシーンで本当に苦しかったって話してたのかな
チャ:私はヒュウゴに言われて降伏を受け入れた
ラウル:
タルシュに国を開くよう、民を納得させることだ
私の目に狂いがなければうまくやれるはずだ
チャグムは捕虜の元へ戻り、新ヨゴ国へ船で戻る
夜には水の精が見える
チャ:
私はロタに逃げて同盟の道を探ろうと思う タルシュに降伏はしないと決めた
船から飛び降りて泳いでいく タルシュからもらった宝石を身につけていれば大丈夫だ
モンは私を船から突き落としたことにすれば父に信じてもらえるだろう
父のために私は援軍を連れて戻るのだ
裸で海に飛び込むチャグム
バルサの言葉を思い出す
「誰かのために生きるなら 顔も知らない者たちのために生きろ」
「バルサ、また私を守ってくれ」 水の精をたよりに泳ぐ
第7回「神の守り人」
ロタ 建国ノ儀 前日 祭儀場に来るバルサとタンダ
シハナは再び輪をくぐり聖なる泉にアスラを連れてくる
かつてサーダ・タルハマヤの都として栄えた地
天幕に入ると兄と再会
アスラ:バルサが私を助けるために死んじゃった! シハナは私たちの味方よ
シハナはイーハンを兄妹に会わせる
イ:トリーシアの分まで私が心を痛めよう アスラはイヤなことはイヤだと言っていいんだよ
シ:力を得た者が新しい国をつくれるのです 虐げられた民たちの望みを叶えてください
イ:お前の考えは間違っている 絶大な力を使えば同じ過ちとなる カシャルはそれを封じるもの
シ:タルシュに備えることは愚かなことでしょうか?
建国ノ儀 当日
タンダにも泉が見える ナユグの泉の中に巨木が立つ そこにロタ王の像をたてた
昔は岩の上でタル人が生け贄にされたが今はヒツジが殺される
鐘が鳴り、バルサも門をくぐる イーハンが式を執り行う
スーアンは式に異議を唱える 「王の死を隠していたのは王位継承の謀」
イーハンが執り行えば王と認めることになると反対する上の者たち
おサルさんが「ヨーサム王はすでに死んでいる」と伝える
イ:これは兄上のご遺志だ
ス:真実だと証明されよ!
争いが起こる 岩の上にイアナが立つ
「ロタ王に申し上げます タルハマヤは魔物ではなく偉大なる神です
ロタ人よ死ぬがいい 森も大地も川も海も、神により豊かになるだろう
神は我らを正しく導くであろう 我らをお救いください」
アスラは憑依し、バルサは止める
バ:アスラ、殺してはいけない!
ア:お母さん、これでいいの?
岩の上のサーダ・タルハマヤも復活する
シハナはバルサを殺そうとし、アスラを説き伏せ、アスラには母に見える
母:気高くありなさい 人々を導きなさい
バ:神さまのせいにしちゃいけない!
シ:殿下の代わりに私が神を招いた
イ:そのためにアスラの魂を生け贄にはさせない!
ア:私は神さまにはなりたくない ごめんなさいお母さん
私は人を殺したくない 私はバルサのそばにいたいの ごめんなさい
岩から落ちるアスラを受け止めるバルサ(ナイスキャッチ!
バルサを手当てするタンダ
ス:体の中に魂が感じられない
シ:アスラは死んだ あんたが殺した
ス:誰も殺さないことを選んだのだ
バルサ:
それがどんなに難しいことか、憎しみを抑えることがどんなに苦しいか
アスラはすごい 私にはとてもマネ出来ない
シ:私はカシャルとしてまだ終わるわけにはいかない
アスラを背負ってマーサのもとに帰る
バルサ:生きるほうがどんなに辛くても、アスラに生きたいと、生きていてもいいんだと思ってほしいんだ
アスラの意識が戻るが話せなくなっている
ト:
この辺はだいぶ物騒になった 新ヨゴ国の皇太子が死んで戦が始まりそうなんだ
第8回「王子の足跡」
新ヨゴ国王宮では喪の儀式が行われる
帝:チャグムは軍神となった タルシュに備えなければならない
悲しみと戦うバルサに寄り添うアスラ
タ:アスラは喋れなくなったが人の温もりを求めている だから人の悲しみも感じ取れるんだ
四路街は鎖国のために兵が国境を閉鎖する
バルサ:私はそろそろ旅に出る 血生臭い私がいたらかえってアスラは話せないままかもしれない
タ:オレはここにいてもやることはない 一緒に戻らないか?
バルサ:もともと私に帰る所なんてない
シュガ:ガカイはどうこの国を守るのです?
ガカイ:
この国が滅びるなら仕方ない 天の道を読むことが星読み
天の道を変えることではない それが我々の使命だ
シュガ:聖導師様、もしチャグム王子が生きているとするならどうなされます?
聖導師は魂の抜けた二ノ妃にチャグムが生きていることを伝える
旅立つバルサ 無言で止めるアスラ タンダも家に戻った
チキサ:アスラには分かるんだ バルサさんが死に近づいてるって
ロタへ行く仕事を求めるが、戦が近づき今はないと言われる
タンダはジンに会い、バルサにチャグムは生きてると伝える
シュガから文をもらい事情を知る 二ノ妃はまたバルサにまた用心棒を頼む
チャグム:チャグムがまずするのは宝石を金にかえることだ
タンダと別れて喜んで助けに向かうバルサ
ロタ ツーラム港
チャグムを探すバルサ
セナ「私が知ってるよ ついてきな 私もワケあって調べているんだ」
盗品商オルシに会う
バ:王族の首飾りとかを誰がお前に売ったか情報だけを言い値で買おう
オルシ:宝石はもう売った
バ:少年まで売ったのでは?
オルシ:サンガルの海賊 赤目のユザンだ
またタルシュの兵が来て、はるかちゃんだって忘れるほどのアクション!
ヒュウゴとセナが助け、ユザンに会う セナと同じ島の生まれ
ユザン:
盗んだだけで殺してはいない ラシャロ(海を漂う民)の娘をさらおうとしたら
“宝石をロタの商人に売ってくれ”と言われて、港に下ろしてどこに行ったか分からない
チャグムはヨーサム王の崩御を初めて知る
ヒ:チャグムは南部にとって切り札になる スーアンが人質にしている
セナ:私はチャグムと友だちだ チャグムは今でもあなたのことを想っています
(なんだかみんな片言みたいな喋り方なのは演出?
バ:お前はチャグムの敵じゃないのか
ヒ:
自分でも分からぬ タルシュに降伏し、父を殺すと約束した 私の命を救うために
それは私の仕組んだ罠だった 殿下の情けを利用させてもらった
第9回「呼びあう魂」
バ:チャの敵は私の敵だ!
ヒュ:敵味方をハッキリさせないとあなたは生きられないのか?
バ:用心棒とはそういうものだ お前がまた探す理由はなんだ
ヒュ:あの人は何をするのか見たかった
カシャルの矢がヒュの脚に刺さり、船で逃げる 狙いはタルシュの密偵
ヒュ:
チャグムに会ったら伝えてほしい
この北で同盟を結ぶつもりなら、カンバル王国と同盟を結ぶよう
かなり金もかかるだろうが、戦にもともと意味はない だからなくならない
ヒュウゴを船で流し、バルサはカシャルの頭アハルに会う
アハル:私たちの間では有名なのよw(頭が女性の母性社会はなんだか安心
(スーハンの娘ユラリ アハルと似てる・・・w
スーハンの娘ユラリと2人で夜の庭を散歩するフリをしてチャグムは逃げ、馬で都に向かう スーハンは殺すよう命じる
アハルには馬の目から見えている
イーハン王のために動いているシハナがアハルに指示した
新ヨゴ国
戦の準備をする帝に聖導師は反対する
シュガは天の相を伝える
「“生成変転ノ相”は2つの未来を示すもの
1つは古きものが滅びる、もう1つは新たなものが生まれる吉兆
民の血が満ちる未来を与えぬよう陛下がお導きくださることを信じております」
帝:
そなたは降伏せよと申しているのか そなたは死が恐ろしいか
わが先祖は南の穢れを嫌い北にやって来た
天の神の導くままに国を築いた 天上のような清き国ぞ
天の神は我らを救ってくださる 神に従い最後まで戦うのがそれほどイヤか?
我はこの国に清き未来をもたらす 一心に我を信じよ!
聖導師:古きものとは帝のことであろう? それを民に広めることはできるか?
シュガ:
これは戦を避けるためのウソです タルシュと内通している者がいると聞いている
聖導師さまが通じていたのですか?
聖導師:
そうだ 戦を避けるためには、帝をこの手にかけても構わぬと思っておる
それしか民が生き残る道はない チャグム殿下は亡き者と考えろ
ロタ王城
シハナがチャグムをシーハンに会わせ事情を話す
シーハン:皇太子を利用しろというのか アスラの時のように
チャグム:タルシュはわが国に迫っている ロタに向かうのも時間の問題
シーハン:だが新ヨゴ国との同盟は味方も望んでおるまい
チャグム:カンバルと同盟を結んだら、同意してくれますか?
シーハン:もしそんなことが出来るなら、その時は考えよう
チャグム:
それで3つの国が手を結べるんですね
私は先にカンバル王を説き伏せます!
バルサもシーハンに会う
シーハン:彼はすぐに城から去った 殿下の気持ちはよく分かったが、情けで戦をするわけにはいかぬ
バルサ:
チャグムはタルシュに父を殺せと言われて、たった一人海に飛び込んだのです
どんな覚悟でも成し遂げる覚悟でしょう
シハナ:私の望みはバルサに絶たれた だがよかったと思っている 救われた借りを返さねばならない
チャグム:私はバルサを裏切りに行くのだ 祖国の民を見殺しにはできない
タルシュの密偵にカシャルの村を焼かれ、民が皆殺しにされる様を見るシハナ
スファルは、胸を突かれて殺される
真木さんの殺陣の動きも見事
ピンチの時に、バルサ登場!
「いいかい、私から離れるんじゃないよ」(昔のセリフと同じ 泣ける
背中や腕を切られまくり 今はチャグムも加勢する
やはりチャグムの腕にはかなわないが、なんとか追っ手を逃れる
バルサ:大きくなったね、チャグム 忘れたのかい、私はあんたの用心棒だ
こんな嬉しそうに笑うバルサは初めて
シハナは父らを弔う
「この花がほどけて流れたら死者の魂は河に還った印
それまでは家族のいる里に留まっているんだ
だから私はそれまでここを離れることができない
タルシュにかかればどんなに小さな村も大きな国も滅ぼされる
君は君が守るべき者を守れ」
おサルさんは花食べちゃってるけどw
チャグム:私はカンバルに向かうのだ バルサの敵と手を結びに行くのだ
バルサ:
今の私の敵はあんたの敵だけだ 今の私の望みは、あんたの望みが叶うことだ
チャグムをカンバルに連れていくバルサ(傷はタンダに治してもらわなくて大丈夫?
え? またこんないいところで次回につづく!?
もう撮影してるんだろうけど、長い物語なんだねえ
次が始まる頃には、この感動の余韻が消えちゃうから早く続きが観たい