ナショナル・トラストで美しい日本をとりもどす
さかなクン「第35回ナショナル・トラスト全国大会」@池袋ビズ(2017.12.16)
トトロの森を守る@ナショナル・トラスト
東京オリンピックに便乗した中野サンプラザ解体・大規模再開発のもとで破壊される「平和の森公園」
日本ナショナル・トラスト協会
豊島区西池袋2-30-20
facebook 「日本ナショナル・トラスト協会」
これも「第35回ナショナル・トラスト全国大会」でもらってきた冊子
せっかくこうしたパンフレットをたくさん作って、いろんな場所に置いても
誰も知らない場合が多くて、なんだかムダな気がしているので載せてみた
【内容抜粋メモ】
小学3年生の少年シンヤは、買ってもらったばかりのゲーム機を
4年生のガキ大将グループに取られてしまう
好きな女の子アイちゃんには「弱虫」と言われ、親にも怒られ、
「家出してやる!」と学校の裏にある森に初めて入ってみる
そこでおじいさんに出会い、事情を話すと笑われ、
自分もよく悩み事などあった時にここに来たと話す
おじいさん:
ここに来たのは正解じゃな 子ども一人でも暮らせるからな
シンヤ:
ウソだ! こんなスーパーも、コンビニもないところで すぐ死んじゃうね
おじいさんは、森の中にある食べられる植物を次々と教えてくれる
「ウグイスカグラ」の実
「スカンポ」※食べ過ぎるとあたる
笹のベッドを作って、ふかふかであったかいと知る
おじいさん:
そろそろ帰れ 日が暮れる 山は逃げんよ いつ来てもここにある
友だちを連れて行くと、森で採ったタケノコを入れた「ちまき」をくれるおじいさん
シンヤ:ここは、おじいちゃんと僕だけの場所にしときたかったのに・・・
おじいさん:
ゲームは取られたらまた買わなきゃならんが、山は違う
いくらでも分けられるし、今年なくなっても、来年またできる
それから、夏はみんなで虫とりをしたり、ハンモッグで眠ったり
秋は、アケビを食べたり、どんぐりを拾ったり
シンヤ:冬は何して遊ぶの?
おじいさん:落ち葉かきしてイモでも焼くか
でも、おじいさんは、その冬に亡くなり、
寂しくなって森に来たシンヤは、おじいさんの息子さんから声をかけられる
おじさん:ここは私有地だ 立ち入り禁止だよ
シンヤ:おじいさんがいなくなっても、ここに来ていい?
おじさん:
ゴメン、この土地は売るんだ
おじさんも思い出いっぱいの山を売りたくないけど
税金とかいろいろお金がかかって大変なんだ
シンヤは親に「1億円貸してくれ!」と頼んで驚かせる
パパ:パパも小さい頃、あそこでよく遊んだもんだ
ママ:
ママも田舎育ちだから、建物の間からあの山が見えるとホッとしたものよ
そうだ、「ナショナルトラスト」はどう? 募金を集めるの!
早速、学校前に立って募金活動を始めるが、興味ないと言われてしまう
駅なら集まるかと思ったが、みんな通り過ぎるばかり
そこにアイちゃんたちが、チラシを作り、拡声器を持ってきてくれる
すると「よくあそこに写真を撮りに行くんだ」などと募金が少しずつ入る
「僕も手伝わせてくれないかな」と人も集まりだし、いろんなアイデアが出る
1億円は集まらなかったが、森の一部が買えることになった
「これで終わったわけじゃないよ みんなで手入れしなくちゃね」
みんなで手入れを続け、また春が来る
そこにまたガキ大将らが来て、転んで泣いていると
シンヤは「ヨモギ」をもんで、「血が止まるよ」と教える
シンヤ:
(芽が出て、花が咲いて、実がなって、種が落ちて おじいさんの森は続くんだ!
<解説>
●いろんな生き物が、もちつもたれつ生きている ヒトもその一部 「生態系」
●里山・雑木林
おじいさんが「山」と呼んでいたのは、昔、燃料にする薪や
堆肥にする落ち葉を採取した「里山・雑木林」のこと
●「ナショナルトラスト」とは?
みんなで力を出し合い、自然や歴史的な建物を保全すること
募金により基金などを作り、豊かな自然の残る土地などを買ったり、借りたりして
取得後も大切に手入れをする
初版:平成13年
編集:環境省自然環境局総務課
発行:公益社団法人 日本ナショナル・トラスト協会
マンガ:森真理(ペンネームか?
※この冊子は再生紙を使用しています
***
里山って1億円もするの
おじいさんが受け継いだ頃は、お金は発生していたの?
最初に耕した人のもの、みたいだったのでは?
土地に高額の税金をかけているのは国では?
持っているだけで負担になり、業者に売らざるを得なくなり
結果、住宅やリゾート地になってしまうなら、国のシステムも深く絡んでいるってことだ
「自然を守ろう」と環境省が言うなら、まず、山にかける税金を止めたらどうだろう
さかなクン「第35回ナショナル・トラスト全国大会」@池袋ビズ(2017.12.16)
トトロの森を守る@ナショナル・トラスト
東京オリンピックに便乗した中野サンプラザ解体・大規模再開発のもとで破壊される「平和の森公園」
日本ナショナル・トラスト協会
豊島区西池袋2-30-20
facebook 「日本ナショナル・トラスト協会」
これも「第35回ナショナル・トラスト全国大会」でもらってきた冊子
せっかくこうしたパンフレットをたくさん作って、いろんな場所に置いても
誰も知らない場合が多くて、なんだかムダな気がしているので載せてみた
【内容抜粋メモ】
小学3年生の少年シンヤは、買ってもらったばかりのゲーム機を
4年生のガキ大将グループに取られてしまう
好きな女の子アイちゃんには「弱虫」と言われ、親にも怒られ、
「家出してやる!」と学校の裏にある森に初めて入ってみる
そこでおじいさんに出会い、事情を話すと笑われ、
自分もよく悩み事などあった時にここに来たと話す
おじいさん:
ここに来たのは正解じゃな 子ども一人でも暮らせるからな
シンヤ:
ウソだ! こんなスーパーも、コンビニもないところで すぐ死んじゃうね
おじいさんは、森の中にある食べられる植物を次々と教えてくれる
「ウグイスカグラ」の実
「スカンポ」※食べ過ぎるとあたる
笹のベッドを作って、ふかふかであったかいと知る
おじいさん:
そろそろ帰れ 日が暮れる 山は逃げんよ いつ来てもここにある
友だちを連れて行くと、森で採ったタケノコを入れた「ちまき」をくれるおじいさん
シンヤ:ここは、おじいちゃんと僕だけの場所にしときたかったのに・・・
おじいさん:
ゲームは取られたらまた買わなきゃならんが、山は違う
いくらでも分けられるし、今年なくなっても、来年またできる
それから、夏はみんなで虫とりをしたり、ハンモッグで眠ったり
秋は、アケビを食べたり、どんぐりを拾ったり
シンヤ:冬は何して遊ぶの?
おじいさん:落ち葉かきしてイモでも焼くか
でも、おじいさんは、その冬に亡くなり、
寂しくなって森に来たシンヤは、おじいさんの息子さんから声をかけられる
おじさん:ここは私有地だ 立ち入り禁止だよ
シンヤ:おじいさんがいなくなっても、ここに来ていい?
おじさん:
ゴメン、この土地は売るんだ
おじさんも思い出いっぱいの山を売りたくないけど
税金とかいろいろお金がかかって大変なんだ
シンヤは親に「1億円貸してくれ!」と頼んで驚かせる
パパ:パパも小さい頃、あそこでよく遊んだもんだ
ママ:
ママも田舎育ちだから、建物の間からあの山が見えるとホッとしたものよ
そうだ、「ナショナルトラスト」はどう? 募金を集めるの!
早速、学校前に立って募金活動を始めるが、興味ないと言われてしまう
駅なら集まるかと思ったが、みんな通り過ぎるばかり
そこにアイちゃんたちが、チラシを作り、拡声器を持ってきてくれる
すると「よくあそこに写真を撮りに行くんだ」などと募金が少しずつ入る
「僕も手伝わせてくれないかな」と人も集まりだし、いろんなアイデアが出る
1億円は集まらなかったが、森の一部が買えることになった
「これで終わったわけじゃないよ みんなで手入れしなくちゃね」
みんなで手入れを続け、また春が来る
そこにまたガキ大将らが来て、転んで泣いていると
シンヤは「ヨモギ」をもんで、「血が止まるよ」と教える
シンヤ:
(芽が出て、花が咲いて、実がなって、種が落ちて おじいさんの森は続くんだ!
<解説>
●いろんな生き物が、もちつもたれつ生きている ヒトもその一部 「生態系」
●里山・雑木林
おじいさんが「山」と呼んでいたのは、昔、燃料にする薪や
堆肥にする落ち葉を採取した「里山・雑木林」のこと
●「ナショナルトラスト」とは?
みんなで力を出し合い、自然や歴史的な建物を保全すること
募金により基金などを作り、豊かな自然の残る土地などを買ったり、借りたりして
取得後も大切に手入れをする
初版:平成13年
編集:環境省自然環境局総務課
発行:公益社団法人 日本ナショナル・トラスト協会
マンガ:森真理(ペンネームか?
※この冊子は再生紙を使用しています
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里山って1億円もするの
おじいさんが受け継いだ頃は、お金は発生していたの?
最初に耕した人のもの、みたいだったのでは?
土地に高額の税金をかけているのは国では?
持っているだけで負担になり、業者に売らざるを得なくなり
結果、住宅やリゾート地になってしまうなら、国のシステムも深く絡んでいるってことだ
「自然を守ろう」と環境省が言うなら、まず、山にかける税金を止めたらどうだろう