メランコリア

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「副業元年」@週刊ニュース深読み

2018-02-23 13:55:04 | テレビ・動画配信
本業・副業"二刀流"? どうなるニッポンの働き方

「副業・兼業の促進に関するガイドライン」



“いま政府は「働き方改革」の一つとして「副業」を促進しようとしています。
 厚生労働省は1月31日に「モデル就業規則」を改定、これまで"原則禁止"だった副業を"原則容認"と変更。
 副業を持つことで「所得の増加」「将来の起業や第二の人生への備えができる」などとしています。
 一方「情報漏えいや、働き過ぎになるのでは」という懸念の声も。
 副業が広まると、私たちの働き方はどう変わる?専門家とともに深読みします。”

専門家:
大内 伸哉さん(神戸大学大学院 教授)
高橋 克徳さん(コンサルティング会社 代表)
竹田 忠(NHK 解説委員)

ゲスト:
田村 亮さん(ロンドンブーツ1号2号)
宮崎 美子さん(女優)

グラフィックレコーダー:山田 夏子さん


実際にやってみた男性インタビュー:
(副業をすれば)2人の大学生(の子ども)を養える金額(給料)が出ると分かったので踏み切った


<街の声>

【やりたい派】

アパレル企業勤務 男性:1つの仕事だけに頼っていたらダメ リスクの分散として

化粧品販売 女性:
お給料がもっと欲しい
副業で稼げて、いいなと思ったら、今の仕事を辞めてもいいかも


【やりたくない派】

建設企業勤務 男性:今の仕事で精一杯で、時間がなかなか取れない

保育士 女性:2つ(仕事を)やっちゃうと、どちらかがおろそかになるから、私は1つに絞りたい

IT企業勤務 男性:対価をもらっているうちは、「忠誠心」を持ってやらないといけない(ちなみに60代くらい 他は20~30代


経団連 榊原会長:兼業をすることで(本業の)パフォーマンスの低下、情報漏えいのリスクといった課題が多い


国は「副業」を促進する方向だが、企業は疑問・不安がいっぱい






「就業規則」



専門家:
つまり、“クビにしないから、いつでも、どこでも一途に働いてね”という縛りだったため
「休日出勤」「単身赴任」も断れない







副業の「許可」は会社によってケースバイケース

専門家:副業をやりたくない人にやってくれというわけではない

大内:
個人の自由が原則なので、副業を禁止するほうが問題
だが、本業に支障が出るようだと会社は困るので、その辺がハッキリ線引きできない
例えば、同業他社との副業は、情報漏えいなどの関係で困るとか

高橋:今は「企業が生活を守ってくれる」という原則が崩れている リストラもあるし



●これまでの「日本型企業システム」は、会社との“絆”が強い「長期雇用型」



スキルを積むためにあちこちに異動され
→ある程度のキャリアを積むと「プライド(自信)」となり
→「愛社精神」につながり
「企業戦士」となる

これが「モデルケース」だったため、副業すると「背信的」と思われていたが変わりつつある
このままで、はたして10年後、その先も回していけるか?
盲目的な正義感はもうやめようということ


「多様性」が必要な時代
社員の価値観も多様になり、それを上手く会社に組み込む時代

高度経済成長期の「工業化」では、「日本型企業システム」でよかった
大量生産・大量消費 ピラミッド型・トップダウンの社会が
「JAPAN as NO.1」と欧米で称賛された



ないモノをつくる アイデア勝負
今はもうモノはあふれかえっている 単純作業はロボット、AIがやってくれる
ビジネスモデルはガラッと変わり、新しいアイデアが求められる時代


欧米では?
まず「残業」という概念がない(それも国や会社、ヒトによるでしょう
「日本人は、なぜ17時に帰って、家で家族と一緒にご飯を食べないのか?」とよく言われる

効率よく働いて、あとの時間は自分の趣味に使う
でも、それはもらう給料にもよる

(海外にも大勢ホームレスがいるのを忘れてないか?

専門家:日本は「労働分散率」が低い


人生100年時代 人材不足、高齢者の活用を国が推進



でも実態は・・・




「働き方改革」との矛盾

例:
ミーティング時間が長過ぎる
何段階も同じことをするやり方が変わっていない

「賃金改革」も必要



<FAX>

「税金の手続きが面倒」

「働き過ぎて、体を壊した」

「周りにモデルがいないのでイメージできない」






















グラフィックレコーダーの山田さんも副業が本業になった1人






Q:昇進できないのでは?



A:会社の「評価」次第
大手企業で「マイナンバー制度」になった時に議論になった
大企業に勤める女性が、副業として夜にホステスの仕事をしている人が多くてバレてしまうのではないかと焦ったとか



Q:公務員も副業できる?

A:それは禁止されています



副業している人の年収の二分化



サラリーマンの平均年収は大体400万円 生活にために必要な金額

年収の低い人は、副業がないと困る人がいる

逆に、年収の高い人はもう副業をやっている
さまざまなスキルを活かして、そのスキルを他社が欲している

この「二分化」が起きている

副業をせざるを得ない人たちは苦しい
でも「人生をもっと豊かにしたい」と思う若者は多い


副業のタイプは?





自分がしたいこと、好奇心、問題意識の高い人に多い
介護、カウンセラー、ブロガー、仮想通貨も投機性が強いがある意味副業に入る

自分で事業を起こしたり、ベンチャーでいろんな人との出会いが生まれる


労災など課題

・労災



今の保障制度は、副業を前提にしていないので、労働時間は合算となる
それをどう配分するかまだ曖昧

労災の例:
A社の給料が30万円、副業のB社が5万円として
B社でケガをして休んだら、A社にも損失となる
この辺は、今後厚労省で細かい部分まで考えていく


・賃金の見直しも大切

・人材不足→人材をシェアするほうが効率的だし、会社も活性化する


副業=複業
今のやり方がもう行き詰っている
副業をしている人は昔からいたし、パラレルのほうがいい

会社側が準備しなければいけないことはたくさんあるが
これは「福業」ともいえる


「キャリア権」
自分のやりたいことをする権利がある
今の日本企業のやり方で、あちこち回されているうちに、結局なにもキャリアが身に付かないのでは困る


憲法には「幸せを追求する権利」がある
時間を自分のために使う そのための自己管理も必要



<今週のグラフィックレコーディング>









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プレミアムトーク 内田有紀さん@あさイチ

2018-02-23 13:54:04 | テレビ・動画配信
プレミアムトーク 内田有紀さん@あさイチ
“2月17日にBSプレミアムで放送される、スペシャルドラマ「荒神」(午後9時~)で主役を務めます。”

ドラマで以前、恋人同士の役だった内田さんとイノッチ




「荒神(こうじん)」
宮部みゆきさん原作なら気になるなあ こういうSFファンタジーも書くんだ/驚





大河ドラマ「西郷どん」でも、京都の芸妓・おゆう役で出演する


素顔は?

お風呂で体を洗いながら、歯を磨きながら、風呂場の掃除もする「せっかち」



自転車での遠出にハマっている





内田:電動自転車って、今すごく進化してて、少しの充電でけっこう行けるんですよ!

都内からどんどん距離を延ばして、横浜まで行けるようになった/驚
みなとみらいで美味しいものを食べて帰ってくるのが至福のひと時
途中の景色を見たり、風を感じたり、四季の移り変わりを見たり出来るのが気持ちいい




「荒神(こうじん)」の舞台裏 「怪獣のCG撮影」

なんだか福田さんワールドのようなww







内田:
緑の棒や、バランスボールみたいなのを見ながら、それを巨大怪獣だと想像をふくらませて撮影した
CGの編集には4ヶ月もかけている


カメラマンや照明さんによく話しかける

内田:
海外ドラマも好きで、照明の当たり具合で見え方が大きく変わったりするのがスゴイと思って
「これは何ですか?」「どうやるんですか?」とかよく質問してしまいます


●VTRゲスト:加賀まりこさん(20年近くの付き合い



加賀:
人間として、とても信頼できる まっすぐなところとか
自分より若い人で、そういう人ってなかなか会わないから

(内田さんが)女優として、もう一度、この仕事をやりたいという時に、
私はそばにいたんですけど、その気持ちがとても真っ直ぐだった

もう一度、女優という仕事をやっていけるだろうか
ものすごく不安な彼女のそばにいたから
いい仕事をしている彼女を見ると、とても嬉しい

そういう間柄 お母さんよねw

「役に入る時に、出来るかぎりの準備をしなさい」といつも言う

時代劇に出ると聞くとね、衣装下の下着も違いますから
ついついNHKの衣装担当に電話しちゃいました
「今度、内田有紀が行きますけど、分かってないかもしれないから頼みます」てw

彼女には、準備してなくて、後でほぞを噛ませたくない
噛んだほうがいいってこともあるけど

(一度、女優辞めたの? 知らなかった


番組の狙い通り、VTRを見て、涙がこらえられない内田さんに
そっとイノッチがハンカチを渡すいつもの展開なんだけど、やっぱりもらい泣きしてしまう





内田:
歳は離れているけど、全然上から目線でなく、寄り添ってくれる
「勉強しなさい」「自分の時間を作りなさい」「いろんな経験も大事」といろいろアドバイスしてくれる

演技をする時に「そのままの自分で行かないこと」も学んだ
例えばOL役なら、新橋に行ってみたりとか、自覚が大事だと分かった

(OL=新橋って、テレビのニュースと同じ視点だなあ
 バラエティ的なインタビューだと、平日の銀座通りとか有楽町駅前とか


ドラマ「続・最後から二度目の恋」
ちょっとフシギな役なんだそう



内田:
この役が来た時は、ヤッタと思いました
これまでは、昔の“ショートカットの元気な女の子”みたいなイメージが強くて
そういう役が多かったけれども、やっとこういう役をやらせてもらえるようになれた

身近にちょっと近いタイプの子がいて、その子のイメージをふくらませた感じw
ある時「あれって、私ですか?」と言われてしまったw

加賀さんから言われた言葉
「いろんな役をやりなさい 深みをもたせるのが大事 まずはヒトとして生きないとできない」


普段は無口なタイプ

内田:
今はお仕事として一生懸命喋ってますけど、普段は本当に仲が良くないと喋れないタイプです

イノ:加賀さんとは2人で食事に行ったりするの?

内田:
天海祐希さんと3人で
加賀さんが「絶対、2人は気が合うと思う」て言ってくれて
どこかでお会いした時に、一瞬で意気投合しました


中国、台湾からもファンからのFAXが来て、幅広く好かれている理由が分かった



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