花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

ドイツの旅(15) ライン川クルーズ

2011年10月29日 | 海外旅行「西ヨーロッパⅣ」ドイツ・ピレネー山脈縦断

≪ライン川クルーズ・ブリューリュ≫
8日目午前中は、古城を船から楽しむ「ライン川クルーズ」だった。フランクフルトから西に70kmのリューデスハイム迄バスで行った。ここにはクルーズ船の乗船場があるからだ。
ライン通りでバスから降りると、小高い丘の裾野に多くの住宅が見え、背後に葡萄畑が広がっていた。この地域には有名なワインの醸造所が多いらしい。バス通りに面した大邸宅(ホテルかも)には素敵な薔薇が植えられていた。①
程なく着いたその町の有名な「つぐみ横町」②を少し見てから船乗り場に行った。この小さな通りには、美味しいワインを飲ませる店やレストラン、土産物屋があるのだ。

 ① ②

船乗り場には既に3つ位のグループが並んでいた。船に乗り、早速、両岸が見渡せる屋上に行ったが、今にも雨が降りそうな天気で風もあり寒かったので、二階船室に入って暖かいコーヒーを飲みながらくつろいだ。
ライン川は、スイスアルプスを源にオーストリア、ドイツ、フランス国内を通り、オランダのロッテルダムから北海に注ぐ全長1320kmの国際河川であるが、その内の698kmはドイツ国内を流れている。流れが緩やかなため、昔から水運に利用されて来た河川で、有力領主は航行の安全を保障する代わりに通行税を取った。
また川の両岸に葡萄畑を作り、美味しいワインを醸造する領主も多く、幾つもの古城が今も残っているのだ。
約1時間半のクルーズの終わりころ、川岸にローレライの乙女像が見える所があった。
そのあたりは断崖絶壁の下で、河底が狭く深く急カーブになっていて航行の難所といわれる所だ。そんな場所なので、昔から川岸で髪を梳く金髪の妖精が操縦者の気を引き、船を遭難させると言うローレライ伝説が伝えられている。
しかし、船上からは像は遠すぎて良く見えなかった。(前回は今回とは反対の岸で下船したので、像の近くをバスで通った時に良く見えたが)

   

         

ザンクトゴアで下船し、バスでブリューリュに戻り、ランチを食べた。
ブリューリュでは、世界遺産「アウグストゥルブルク城」の庭園を散策した。
前から私は気づいていた事があった。花の植え方が私達とは違うのだ。ドイツでは予め数種類の種を混ぜ、それを掴んで庭に撒き散らしたような感じに花が植えてあるのだ。つまり花壇には、種類が違う色とりどりの花を混ぜて植えてあるのだ。私達と庭作りのセンスが大分違うと思った。
(そういえばTVで、世界的に有名なドイツの鍋の工場が出てきたが、鍋に求める日本人の色にはピンクや黄色もあってヨーロッパ人の好みとは違い面白いと経営者が言っていた)

   

  

コメント (5)
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