こんにちは。ドイツより12日、22時過ぎに帰宅した。
今回は何事もなく無事だったが、帰国時、フランクフルト~成田間の飛行時間が11時間15分だったのに加え、成田~札幌間の航空機の数が少ないから成田で乗り変えに3時間も待機したので、すっかり疲れてしまった。(また、エコノミー席で不自然な姿勢で長時間寝ていたので、まだ背中が痛い。今朝、湿布を張った)
13日は時差ボケで昼近くに目が覚めたが、直ぐに庭に出てダリヤや薔薇の花殻を摘んだり、留守中生えた草取りをしたりしていたら夜になった。
そうそう、出発の前の日、車検に出した車もこの日に整備されて戻って来た。総費用は15万円弱だった。ブレーキ関係の部品も新しくしたから、2年乗ってもさらにまだ乗れそうなら乗り続けたいと思う。(腐っているマフラーの交換はまだだが)
今回の旅は、旅行社の女性添乗員が見学中のガイドもほとんど行い、現地の日本語ガイドが付いたのはベルリンとポツダムだけだった。
多分旅行社は経費削減で現地ガイドの費用を削ったのだろうが、ガイドブック以上の収穫は少なく、また、その国で暮らすガイドから現地の経済や生活事情を聞くことができなくなった分、旅の魅力は半減したと強く感じた。
昨夜430枚写した写真をやっとパソコンに取り込んだから、今日から少しずつ今回の旅をまとめて行く事にする。
≪フュッセン≫
成田から10月3日11;50に離陸した飛行機は、12時間10分後の午後17時、オーストリア、スイスの国境に近いバイエルン州の首都・ミュンヘンのフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港に降り立った。(10月末まではドイツは夏時間で、日本より7時間遅れの時差である)
空港から初めて見るゆったりした大型バスに乗り、115km南のフュッセンを目指した。次第に夕闇が濃くなり、夕焼けにアルプスの山並みが浮かんで来た頃、やっとフュッセンに着いた。
途中見た農村の耕地は広大で、実に綺麗に整備されていたし、農家の家と納屋はどこも大きく、ドイツの農業の豊かさを物語っていた。
私にとってノイシュバンシュタイン城(白鳥城)に行くのは2度目だが、城に近いフュッセンに泊まるのは初めてだったので、室内に荷物を置いてから5ユーロ払って、21;30からホテルのマイクロバスで隣町シュバンガウに行き、ライトアップされた城の見学会に参加した。
朝家を出た時の気温は2℃だったが、その時間の気温は8℃あった。
ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世が幼少期を寂しく過ごした父のホーエンシュバンガウ城が闇の中に綺麗に浮かんで見えたが、ノイシュバンシュタイン城のライトは余りにも暗過ぎて、良い写真にならなかった。