花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

彩を失わない秋の庭(2)

2014年10月07日 | ガーデニング・家庭菜園
薔薇の剪定の仕方は、時期によって違う。
初夏から夏の初めまでは、花殻を5枚葉の直ぐ上で切る。

その後、夏の終りまでは、花殻を摘んだ後に出た新たに伸びて来た新枝を、途中適当な長さで切って分枝させ、枝数を増やす。その結果、枝先にできる蕾の数が増えて花が多く咲くのだ。(菊の新芽も1~2回摘むと、芽数が増えて花が多く咲く)
今咲いている花は、こうすることで数多く咲かせたものだ。

現在している晩秋の剪定は、冬が近くもう新たな蕾の生育と開花を望めないため、花が咲き終わった枝を1本ずつ根元から切り、コンポスト内で早く腐食分解するように、1.5cmほどの長さに細かく切断して行く仕事をしている。
しかし、硬く太い枝は小型の剪定バサミで切るのが大変で、指に力を入れるため、右の中指に豆ができた。相当硬くて切れない枝は、長さ30cm位に短く切って燃えるごみに出そうと思っている。この作業は、霜が降りる今月末まで続く。

残してあった花の写真を、(1)に続いて載せる。

 

  


 

 




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彩を失わない秋の庭(1)

2014年10月07日 | ガーデニング・家庭菜園
旅行から帰って驚いたのは、例年よりもこの時期としては庭で開花している花が多い事だった。今年の6~8月の平均気温が少し高かったので、まだまだ蕾を付けている薔薇が多く、翌日から十日間、雨の日以外は庭に出て、留守にしていた間に伸びた雑草取りと薔薇の枝の剪定に追われた。

昨日は曇天で、一日中凄く寒く、1時間したら身体が冷えたので家に入った。
今朝は気温が3.2℃にまで下がった。道内では旭川を始めとして、初霜が降りた所が多かったらしい。しかし、太陽が出てきたので、午前中頑張って4時間近く庭仕事をしたけれど、腰が痛くなったので止めた。

秋の薔薇は気温が低いので、初夏の薔薇とは異なり、色が濃く香りも豊かで、おまけになかなか散らないから愛おしい。
疲れるけれど、霜が降りるまでまだ暫くは、薔薇のおもりをするつもりだ。
昨日撮った庭の写真である。

 

 



  

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「オーストリアの旅」(7)

2014年10月07日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅠ」オーストリア、ハンガリー、スロバキア

≪残念だったヨーロッパアルプスの光景≫②

7日目の22日も、朝から小雨模様の天候だった。
この日は宿泊地の「ザンクト・ヴォルフガング」の町を10時過ぎまで散策した後、10時半にバスで発って「ヴォルフガング湖」の湖畔から出ている「シャーフベルク登山鉄道」に乗車した。

この鉄道は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場した小さな蒸気機関車が、レールの中央にあるギザギザのレールに、蒸気機関車のカムを噛ませて登って行くものだった。

前日の様に高山に登っても、また何も見えないのではと案じながら列車の最前席に乗り込んだのだったが…。
走り出して間も無く運転席の窓ガラスに雨粒が落ちて来て、やがて真っ白になり視界が効かなくなった。25分後に「シャーフベルク山頂駅」に到着したが、強い風が吹き気温は2~3℃しかない。雲の中に入った状態で視界はほとんど効かなかった。





 

グループの大半の人達は山頂駅舎に入って待つと言うが、北海道からただ一人参加した私がこんな天候でたじろぐ訳には行かないと思ったのと、幸いにダウンの外套を着て万全の寒さ対策をしていたので、決心して遊歩道を添乗員の後に付いて登って行った。
途中に遊歩道の看板があったので、写した。

1m先が見えない状態で不安だったが、添乗員の声を頼りに離れないように注意しながら登った。
やがて目を凝らすと簡単な「ゲート」と木造の「山頂ホテル」らしきものがあった。その直ぐ上が「シャーフベルク山頂」(1783m)らしく大きい望遠鏡が備えられていた。晴れていれば湖を3つも見られる360度の大パノラマが開ける筈だった。残念!

 

ホテルを回りこんでから、ホテルの看板を写し、元の道に戻って皆が待機している駅に着いた。
私ははぐれずに戻れてホッとした。聞くと、結果的に頂上まで行ったのは僅か5人だけだったらしい。まあ、行けたと言う事で、満足する事にした。



(歩いた遊歩道を、下の展望台の図に黄色い矢印で示した)
 

下りの汽車にも一番に乗り込み、写真が撮れる蒸気機関車のすぐ後ろ、最前列の客席に座った。
目の前に向かい合ったカップルがいたので話しかけた。彼らは「ルーマニア」から来たのだと言う。私は昨年5月に行ったことを話して、バッグから鶴の折り紙を出して渡すと、男性が話し出した。
「旅行費用が高いので日本にはまだ行った事がないが、大学のゼミナールで「風呂敷」を研究してその有用性を発表した事がある。」と言うのだ。
こんな場所で、日本の伝統文化を研究した人に出会えたのは、全くの奇遇だと嬉しく思った。

 





汽車から降りて「ヴォルフガング湖」に行くと、曇ってはいたが湖が綺麗に見えた。
その日の宿泊地「ザルツブルグ」に向かう途中で、三日月型をした「モントゼー湖」の湖畔の町「モントゼー」に立ち寄った。映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場する「トラップファミリー」の結婚式を撮影したという教区教会があった。

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