≪「サースフェー」の町から「ミシャベル連峰」見学≫
「モンブラン連山」の麓の町「シャモニー・モンブラン」から東北東150kmのスイスの「サースフェー」までは、バスで3時間要した。
「サースフェー」の南方はイタリアとの国境の標高800mの町で、その背後を氷河に取り囲まれている町なのである。
町の中には車は入れないので、駐車場にバスを止めて散策した。
南側正面に迫るのは「フェー氷河」。まるで町に覆いかぶさる感じがした。その源は4000m級ある13山の山群だ。
大きな「フェー・フィスパ川」に掛かる「グレッチャー橋」が、氷河の展望場所に最適だった。
自由行動中、平な石を柱に取り付けて「鼠返し」にした木造の干草倉庫「シュタデル」や遠くに見える「フエー氷河」を写真に写した。
駐車場傍の小さな丘も、良い展望場所だった。
右端に見える高い山は、スイスで2番目に高い「ドーム」だそうだ。
他に「スキーと登山学校」、ロープウエイ乗り場が2箇所、ゴンドラリフト乗り場が1箇所、スキーリフト2基があるという。
その後、次の宿泊地「ツェルマット」に向った。
「ツェルマット」は、「マッターホルン」がある小さな山岳リゾート地だ。ガソリン自動車の乗り入れが禁じられているので、私達は隣町「テーシュ」の駅に行き、そこから列車に10分乗り「ツェルマット」に到着した。下りて間もなくホテルから中型の電気自動車が私達のスーツケースを受け取りに来た。
駅から近いホテルだったが、入り口から振り返ると「マッターホルン」が見えた。
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