結成から絶頂期を迎え、活動停止。20年の時を経て再始動。そして今。激動の人生を貴重なインタビューと代表曲の歌唱で紹介する1時間番組。【出演】アリス,【ゲスト】瀬戸谷芳治,石坂慶彦,林勇治,大野弘毅
ドラムはアリスのロゴ入りバスドラム。
「今はもうだれも」
青いハットを被ったちんぺいさん。額の辺りにアリス・ペガサスのバッジ
ちんぺい:二人はもうプロとしてデビューしていた
「冬の稲妻」
赤に黒の豹柄っぽいハットを被ったちんぺい。縁の左側にアリスペガサス銀色
メジャー・ヒットを狙って作った曲
それまでは、自分たちの歌を作りたいという曲だった。
人のことも考えて作った。
テンポ感も変わって演奏。
ちんぺいのキャップをまねて被る人がコンサートでもあちこちで見られた。
TV番組をはじめ、様々な所で活躍の場が増えた三人。
「ジョニーの子守唄」
ちんぺいの黒いハットに左側に七色の羽
日本武道館で日本人初となる3日間連続ライヴ
その直前、谷村新司が倒れる
べーやん と きんちゃん が入り口に「払い戻し」をさせて頂きますという張り紙をしたのに
40~50本のライヴで払い戻しをしたのはたった3枚だった。3か月。
ちんぺい:あれは嬉しかったですね。僕らを支えてくれている。
1978年 谷村新司も復活して武道館コンサートを実施
ちんぺい:あの瞬間に、いつもの日常だったライブが、せりで上がって行った時に震えました。凄いところでやるんだなって。それと、有り難かったですね。歌いだすとすぐに いつもの勢いになっていった。
ちんぺいは入院中に隣の方が突然亡くなられるという経験もした。リアルに人の命を感じた。その頃に書いた曲には命をテーマにしたものが沢山ありました。
沢木耕太郎の取材にちんぺいが同行して曲が出来た。
ボクサーのカシアス内藤さんのスパーリングを見せてもらった。
沢木さんが小さな声で「彼はチャンピオンになれないんですよね。彼は優しすぎる止めを刺すことが出来ない。それが彼の魅力でもあるんだけれども」
この経験でとても感銘を受けて曲を作ることになった。
「チャンピオン」
ホットジャム’79の映像
それぞれの個性を追求していく
キンちゃんだったらR&B、べーやんだったらカントリーっぽいもの。バンドはバンドとして、個人は個人として音を出せるようにって、それぞれソロを出すように。
きんちゃん:ソロを出せるというのが凄いよね。
「昴」
谷村新司
(当時MBSヤングタウンでこの曲を出すときに色んな話をしてたのを思い出しました)
石坂慶彦のピアノ
べーやんが32歳でアリス脱退を表明
バンドを一回止めないと、やりたいことが出来ない。
ちんぺいに相談したら、アリスにいつでも戻れるという気持ちでやっていたらダメだって話をした。きんちゃんにも電話で相談したら泣いていて、でもそうするしかない。ってなってね。
そしてアリスは活動停止宣言へ。
思う存分自分の力を試したいとべーやんは一人で始めた。随分と苦しみましたね。
しかし、真っ白にしてやれば良いけれど、ってやっているうちに、
自分では断ち切りたいけれど、「冬の稲妻」をやっちゃえ。いつもアリスの影を引いていた。
ずっとライバルの谷村新司。良い意味での目の上のたんこぶ。あのおにいちゃんに勝ちたい。
自分を構築しないと自信のないままになる。谷村新司と対等になりたい。
小椋圭に声をかけられて
堀内さん 良い歌を二人で作りましょうよって言われて、世界観がガラッと変わりました。
「愛しき日々」
堀内孝雄
作詞:小椋佳 作曲:堀内孝雄
阪神淡路大震災が起きた。僕らが神戸でアマチュア時代に仕事をしてたりしていた。
皆が喜んでくれることは、「アリス」としてそこにいることなんじゃないかって、思って。
神戸のステージに出て行った2000年コンサートに出て行った時に泣きましたね。
歌詞の中で 何も良いことが無かったこの街で って正に歌の通りだなって思って、それでもまた瓦礫の中からまた始めるんでしょ、人間って。ちっぽけだと思う反面、凄みも感じますね。
「遠くで汽笛を聞きながら」
アリス
2001年からアリスはツアーに出る
きんちゃん:僕は若干やりにくかったね
べーやん:うん
ちんぺい:力が入りすぎてましたね。神戸に対する三人の思いだったので、あのぎくしゃくは僕は良かったとは思っています。
2005年、2009年に再結成してツアーをやった。
2013年にすべての都道府県でコンサートをやった。
ちんぺい:
2011年に震災があって、前回は東北にはコンサートで行けなかった。
だから東北へと思ったけれど、それなら分け隔てなく全て行こうって思う。
今になってアリスが恰好良いってそれぞれが自覚していると思うんですよ。
きんちゃん:ようやくこの年になってね、そう思うようになったね。
ちんぺい:あのおじさん、昔は実はすごかったんだよって言われるのが大嫌いなんですよ。
今が一番素敵なおじさんでないと嫌なんですよ。
今で自分たちがしてきたことの反省も込めたものとして曲を作った。
「IT’S A TIME~時は今~」
アリス
ドラムはアリスのロゴ入りバスドラム。
「今はもうだれも」
青いハットを被ったちんぺいさん。額の辺りにアリス・ペガサスのバッジ
ちんぺい:二人はもうプロとしてデビューしていた
「冬の稲妻」
赤に黒の豹柄っぽいハットを被ったちんぺい。縁の左側にアリスペガサス銀色
メジャー・ヒットを狙って作った曲
それまでは、自分たちの歌を作りたいという曲だった。
人のことも考えて作った。
テンポ感も変わって演奏。
ちんぺいのキャップをまねて被る人がコンサートでもあちこちで見られた。
TV番組をはじめ、様々な所で活躍の場が増えた三人。
「ジョニーの子守唄」
ちんぺいの黒いハットに左側に七色の羽
日本武道館で日本人初となる3日間連続ライヴ
その直前、谷村新司が倒れる
べーやん と きんちゃん が入り口に「払い戻し」をさせて頂きますという張り紙をしたのに
40~50本のライヴで払い戻しをしたのはたった3枚だった。3か月。
ちんぺい:あれは嬉しかったですね。僕らを支えてくれている。
1978年 谷村新司も復活して武道館コンサートを実施
ちんぺい:あの瞬間に、いつもの日常だったライブが、せりで上がって行った時に震えました。凄いところでやるんだなって。それと、有り難かったですね。歌いだすとすぐに いつもの勢いになっていった。
ちんぺいは入院中に隣の方が突然亡くなられるという経験もした。リアルに人の命を感じた。その頃に書いた曲には命をテーマにしたものが沢山ありました。
沢木耕太郎の取材にちんぺいが同行して曲が出来た。
ボクサーのカシアス内藤さんのスパーリングを見せてもらった。
沢木さんが小さな声で「彼はチャンピオンになれないんですよね。彼は優しすぎる止めを刺すことが出来ない。それが彼の魅力でもあるんだけれども」
この経験でとても感銘を受けて曲を作ることになった。
「チャンピオン」
ホットジャム’79の映像
それぞれの個性を追求していく
キンちゃんだったらR&B、べーやんだったらカントリーっぽいもの。バンドはバンドとして、個人は個人として音を出せるようにって、それぞれソロを出すように。
きんちゃん:ソロを出せるというのが凄いよね。
「昴」
谷村新司
(当時MBSヤングタウンでこの曲を出すときに色んな話をしてたのを思い出しました)
石坂慶彦のピアノ
べーやんが32歳でアリス脱退を表明
バンドを一回止めないと、やりたいことが出来ない。
ちんぺいに相談したら、アリスにいつでも戻れるという気持ちでやっていたらダメだって話をした。きんちゃんにも電話で相談したら泣いていて、でもそうするしかない。ってなってね。
そしてアリスは活動停止宣言へ。
思う存分自分の力を試したいとべーやんは一人で始めた。随分と苦しみましたね。
しかし、真っ白にしてやれば良いけれど、ってやっているうちに、
自分では断ち切りたいけれど、「冬の稲妻」をやっちゃえ。いつもアリスの影を引いていた。
ずっとライバルの谷村新司。良い意味での目の上のたんこぶ。あのおにいちゃんに勝ちたい。
自分を構築しないと自信のないままになる。谷村新司と対等になりたい。
小椋圭に声をかけられて
堀内さん 良い歌を二人で作りましょうよって言われて、世界観がガラッと変わりました。
「愛しき日々」
堀内孝雄
作詞:小椋佳 作曲:堀内孝雄
阪神淡路大震災が起きた。僕らが神戸でアマチュア時代に仕事をしてたりしていた。
皆が喜んでくれることは、「アリス」としてそこにいることなんじゃないかって、思って。
神戸のステージに出て行った2000年コンサートに出て行った時に泣きましたね。
歌詞の中で 何も良いことが無かったこの街で って正に歌の通りだなって思って、それでもまた瓦礫の中からまた始めるんでしょ、人間って。ちっぽけだと思う反面、凄みも感じますね。
「遠くで汽笛を聞きながら」
アリス
2001年からアリスはツアーに出る
きんちゃん:僕は若干やりにくかったね
べーやん:うん
ちんぺい:力が入りすぎてましたね。神戸に対する三人の思いだったので、あのぎくしゃくは僕は良かったとは思っています。
2005年、2009年に再結成してツアーをやった。
2013年にすべての都道府県でコンサートをやった。
ちんぺい:
2011年に震災があって、前回は東北にはコンサートで行けなかった。
だから東北へと思ったけれど、それなら分け隔てなく全て行こうって思う。
今になってアリスが恰好良いってそれぞれが自覚していると思うんですよ。
きんちゃん:ようやくこの年になってね、そう思うようになったね。
ちんぺい:あのおじさん、昔は実はすごかったんだよって言われるのが大嫌いなんですよ。
今が一番素敵なおじさんでないと嫌なんですよ。
今で自分たちがしてきたことの反省も込めたものとして曲を作った。
「IT’S A TIME~時は今~」
アリス