存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

羊文学 / きらめき

2024-12-28 09:27:52 | album h

続けて羊文学を聴いています

2019,7,3発売 羊文学EP 3RD


1  あたらしいわたし
エレクトリック・ギターの心地よい3連符の真ん中がないリズムでのカッティング
ドラムスとベースが入って

曖昧な朝が来て


化粧品CMのコンペに曲を出すために 女の子を肯定する内容の
「女の子っぽい曲」として一度ボツにした曲を作り直したとのこと。

あたらしいあなたになるとき
鏡越しの本当の自分を見る

2  ロマンス
ロックン・ロールのノリで心地よい演奏リズムを身体で取りたくなる

シューゲイザーの部分があったり

「女の子はいつだって無敵だよ」
塩塚モエカ自身が自分を励ましたいという心境がベースにあるらしい。

男でも女でも「この人いいな」と思うと、ネットとかですっごく調べちゃうんですよ。そこから主人公の女の子が、もともと好きだった人をネットストーキングして頭がおかしくなっていくという、本当はそういう曲なんですけど(笑)。それをいかにポップにやるかというところに、自分なりのおもしろさを感じています。 

というインタビューを読んで、さらっと聴いた時とは違う面白さを感じる

3  ソーダ水
ゆったりしたテンポで
ドラムス
エレクトリックギターのフレーズ
ベースが寄り添って

ストップモーション
と歌うところの一瞬のストップモーションになるのが良いインパクト

コーラスが炭酸の泡が浮いて行くように

悲しみが遠くから足音を立てず
やってくるなんて予想もしなかったよ

4  ミルク
ジャジャッ と鳴らすフレーズ
四つ打ちをミニマルに繰り返す中で
ヴォーカル

第一人称は僕
ミルクをこぼして 元通りにはならないけれど それでいい
意味のない毎日を積み重ねるだけで 悔しいけど幸せ
全部偽物だったということ だけど幸せだったということ

5  優しさについて
エリオット・スミスの「Waltz #2」にインスパイアされた曲

エレクトリックギターのフレーズ
ふわっとしたヴォーカル

おやすみ

 

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