霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

リーグ戦スタート

2007-12-16 20:58:06 | 趣味
今年度も山形地区実業団バドミントン大会がスタートした。
実力別に六部に分かれ、三月までかけてリーグ戦を行う。

我がチームはA~Dに別れ、それぞれ実力相応のクラスに参加している。
実力は五部程度なのに四部に所属するオジサンのCチームは、ここ数年連戦連敗を続けている。
今日も格上のチームとの対戦に「胸を貸して貰う」という謙虚な気持ちで試合に臨んだ。

オジサンにとっては年に一度の公式大会なので、一年間の練習の成果を検証する貴重な場となっている。
四部昇格後、個人的な成績も連敗続きとなっていたが、今日は予想もしない初勝利をあげることができ、上達に向けた手応えを感じることができた。
今日は、いずれもダブルスに出場し、二勝二敗という望外の戦績となった。



写真は三部リーグに所属するBチームの畠山、佐藤ペア(コート向こう側)。
シングル、ダブルス共に二勝二敗となりこの試合で勝負が決する闘いとなった。
バドミントンは老若男女の別なく一緒にプレーできるのが魅力の一つ。
平均年齢が50歳を超えるこのペアは、若い女性が入った相手に二セットとも逆転勝ちを収めチームを勝利に導いた。

畠山さんは、バドミントンを山登りの体力作りのために始めたという晩学の人。
素人ながら経験者揃いの三部リーグでプレーしているのは尊敬に値する。
数年後の「オジサンの姿」だと思ってその活躍振りをいつも注目して見ている。

このH山さん、何故か若い女性が相手だと実力以上に力を発揮するという特技を持っているが、この特技は真似できそうにない。



今朝は一関も山形も雪となり、130kmの往路がすべて雪道となった。
早朝の雑木林の雪景色が水墨画の世界のように美しかったが、雪道で試合開始までに到着できるかどうか怪しくなっていたので、写真を撮る余裕はなかった。
帰路に山刀伐(なたぎり)峠に入る直前で薄暗くなって来たので慌てて雪景色だけを撮影した。
時刻16時20分、気温-2℃。

大会に備えて、一夜漬け的に月、火、木、土と練習して試合に臨んだ。
今日の四試合や雪道で神経を使う往復六時間の運転もあり、疲れが蓄積しているはずだが、「上達の手応え」が疲れを吹き飛ばしてくれたようだ。

農業を始めてから「スポーツの秋」とは決別し「スポーツの冬」に徹している。
次回の一月は都合で参加できないが、三月八日の最終戦には更に上達したプレーができるように集中して練習に取り組みたいと思っている。
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タコ

2007-12-15 20:49:11 | 家族
ブログを毎日更新して満二年を迎えようとしているが、まだ一度も登場していない家族がいた。

「タコ」は五歳になる雌猫。
恋のシーズンになると何処からともなく雄猫がやって来る。
妊娠すると子猫の始末に困るので、数年前に避妊手術を済ませた。

我が家にペットは居ない。
犬の「チャッコロ」は番犬として、「タコ」は鼠駆除という大きな使命を担っている。
どちらも家の中に入ることはなく、「タコ」は牛の餌となる干し草が積まれている倉庫をネグラにしている。

今日は、重要な任務を全うしていることを誇示するがごとく、捕らえた鼠を目の前に置いて大きな声を出してアピールしていた。



「タコ」という愛称は数代前から引き継がれていて、親子三匹が同居している時期もあったが、皆を「タコ」と呼ぶいい加減なもの。
先代は人懐っこく皆に可愛がられたが、現在の「タコ」は非常に警戒心が強く、毎日の餌を与えるジイチャン以外には近寄ろうとしない。
「人間嫌いとなる辛い幼児体験でもあったのではないか」、と同情しつつもイマイチ親しみの持てない猫となっている。
それでも、毛沢東のように「鼠を捕る猫はいい猫だ」と言ってやりたい。
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ミズキ

2007-12-14 18:42:53 | 生活
突きたての餅をミズキの枝に団子のように付けて飾り、正月を迎える昔からの風習を我が家では踏襲している。
以前は大きな枝を使って、紅白の餅や縁起物を吊るして居間に飾っていたが、今は簡略化し申し訳程度に白い餅だけ付けて玄関に飾っている。

 (写真は昨年のもの)


このような正月用行事をこなしている家庭は少なくなっているようだが、それでも僅かとはいえミズキの枝の需要はあるようだ。
その需要に応えるため来週になったら林から枝を切って来て、産直に出荷するつもりでいる。



今まで年末商戦は傍観しているだけだったが、しめ縄を出荷し始めたことを突破口に少しでも喰い込んで行きたい。
ミズキもその一つになるのかもしれない。
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しめ縄 その二

2007-12-13 17:51:47 | 生活
先日紹介した「しめ縄」を月曜日から事前PR用として店頭に飾った。
お客様が買われるのは「もう少し先か」と予想していたのだが、意外にも売れていた。
現物を見た店の責任者からも「立派なものだ」とその品質を誉めて頂いた。
また、何人かの方から「価格が安過ぎる」とのアドバイスを頂戴したことから、五本セットで300円、三本セットで200円に昨日から価格を改定した。

20日過ぎからのピーク時に備えて「どのぐらいの数量を準備すべきか」と製作担当のバアチャンから訊かれた。
まだ競合する商品の姿が見えないので予測は難しいが、無駄となるのを覚悟の上で少し強気の数字で答えた。

「先んずれば人を制す」で好調なスタートを切ったが、バアチャン、ジイチャンの労作を「完売」まで結び付けられるかどうかは営業担当のオジサンの腕次第ということになって来たのかもしれない。



朝の九時過ぎから雪が降り始めた。
最初はか細い降り方だったが、昼近くまで降り続き久し振りの積雪となった。
午後からは小雨模様に変わり、三時過ぎには少し薄暗くなって来た。
その天気に騙されたのか白鳥が珍しく四時前にネグラに戻った。
ハンターの銃に驚いて一時姿を見せなかったが、数日前から、夕方になると「白鳥の湖」がまた賑やかにないる。
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アスパラガス防衛策

2007-12-12 20:26:21 | 野菜
春に5aほどの転作田を利用してアスパラガスを植えた。
今年は根を育てるだけなので収穫しないまま先日刈り払った。
来年から短期間ではあるが収穫できるので期待を寄せているところ。

しかし、アスパラガスの根は冬の間に鼠の被害に遭うことがしばしばある。
その防止策として、鼠が嫌うクンタンを畝沿いに撒いた。
これが万全の対策となるかどうかは来春の結果を待つしかない。
鼠被害でアスパラの生産を諦める農家も多いと聞いているので、我が家がその二の舞とならないようにと願っている。

それと併せて畝間には松の枯れ葉を集めて敷いた。
松の葉には雑草を抑える力があるとのことなので試してみることにした。
アスパラの無農薬栽培は雑草との闘いでもある。
少し手を抜くと、雑草に覆われてアスパラが隠れてしまうことがこれまでも何回かあった。
松の葉が特効薬となるのなら、いくらでも集めて来るつもりでいる。



予定通り火曜日にトラクターでの耕耘を終えた新しい耕作地。
耕作地としては集落内でも一番高い所に位置しており、天気が良ければバックに栗駒山を見ることが出来る。
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