穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

メルロ=ポンティは思弁心理学者

2016-04-15 08:29:40 | 哲学書評

鷲田清一「M=P」ポジション・レポート115頁あたり

かれは哲学者というよりか思弁心理学者である。時々気のきいた表現もあるエッセイストふうでもある。

なお私が思弁心理学者というのはほかに、キルケゴール、ニーチェ、フロイト、ユングなどである。

もっとも20世紀の大陸系(フランス系)哲学者はみな思弁心理学系かな。あるいは文化人類学系か。まだ読んでいないから分からないが。このなかで文章もうまいのはニーチェかな。