行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】変えられなかった起用、見せられなかった意地。ワースト記録の4連敗  ヴァンフォーレ甲府戦

2010-09-24 23:58:21 | カターレ富山
0-3で敗戦。

同じリーグでも、上から2位と下から2位では、こうも差があるというのでしょうか。
いや・・・確かに甲府も良かったかもしれない。しかし、やはり敗因はカターレの弱さでしょう。
実力に差があることは、わかりきっていたこと。それでも、なんとかしなければならないところを、なんとかできなかった。

チームワースト記録の4連敗も、あっさりと達成してしまった格好。
この迷走の暗闇は、いつまで続くのか。
相手に負ける前に自分たちに負けてしまっている間は、続いてしまう気がします。
そこから1分、1秒でも早く抜け出すことを願わねば、あまりにも救いがありません。

パウリーニョ、マラニョン、ハーフナ-・マイクという強力なFW陣を形成してきた甲府。この3人が3トップというのは開幕戦以来だったらしいものの、その3人がそれぞれ得点を挙げ、期待に十二分に応えていました。
一方のカターレ。今季ここまでフル出場だった雄二がスタメンを外れ、橋田が今季初出場。リーグワーストの失点の流れをなんとか食い止めるための期待がかけられていたのでしょうが・・・気合いが裏目に出たのでしょうか、開始早々の11分にイエローカードからPKで失点という。
期待外れと言うにも酷な失点を喫し、先制を許してしまう苦しい中にあっても、それでもなんとか耐えていたはずが・・・前半終了間際という、与えてはいけない時間に追加点を許してしまい、0-2。さらに、相手にとって「もう1点」という3点目を、後半開始9分という段階で決められ、勝負あり。前回対戦の借りを返すどころか、前回同様、相手に自信を与えるだけの敗戦となってしまいました。

向こうにとっては勝つべき相手からの順当勝ちのひとつでしかないかもしれませんが、こちらにとってはただの1敗以上の負け。
長らく阻止してきた4連敗を、あっさり喫してしまったこと。
前節からスタメンを6人変更するなど、どうにかして活路を見出そうとしながら、その期待に応えられなかったこと。今節に限らず、相手チームは起用がズバズバと当たるのに対し、こちらの起用はどうにもこうにも不発。今節も例外ではありませんでした。
さらに、「勝てないながらも得点は出来ている」というちょっとの自信さえも、無得点でフイに。

負けて仕方なかった、なんて言いたくないですが・・・それでも、歯が立たなかったのは事実。
次に頑張れば、と言っても、そう言い続けて半年。いつになったら改善するのかと。もう、シーズンも残り10試合しかないのに。
この、「いい流れは継承できない、悪い流れは継承する」というかたちを、どうにかして崩さなければ・・・。

この敗戦、選手たちは悔しかったのでしょうか。
負けることに慣れているのではないかと不安になります。
勝ち方を忘れているのではないかと不安になります。

それでも。
呪文のように繰り返します。
「勝つことでしか、自信は身につかない」
ならば、勝て。

実力差がある?そんなのはあたりまえで、今に始まったことじゃない。それでも、と言い続けろ、と。
勝つことでしか得られないことは、きっと想像以上に多い。
それを、思い出してほしいです。1分、1秒でも早く。