行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】雑記(仮)  Side A  アウェイ横浜FC戦

2010-09-28 23:57:41 | カターレ富山
国立競技場で行われたアウェイ横浜FC戦は、いつものバスツアーではなく個人参戦として行くことにしました。

栃木県小山市に住む弟を頼って一泊、翌日にそこから電車で、というプランで。
自身初となる、片道約450キロにおよぶ長距離ドライブ。何事も経験だ、ということで。

出発したのが、まだ夜が明けぬ午前5時過ぎ。長い旅の始まりです。

行程そのものは2週間前に柏に行ったバスツアーと同じような感覚でしたが、それでも自分で運転するとなると、ちょっと緊張もしてみたり。
ガムをかんだりして集中力を切らさないようにしつつ、ひた走りました。
いつもであれば、ようやくもそもそと起き出すような時間に、この日は富山県外の高速道路を疾走中とか。非日常というか、なかなか不思議な感じでしたよ。

北陸道、関越道、北関東道をひた進み、太田桐生ICを降りて一般道へ。国道50号を経て、11時ちょっと前に目的地、小山市に到着しました。
5時間あまり、よく頑張った自分!(^_^)v
この日の行動については、Side B参照ということで。

翌日、JR宇都宮線の8時10分発の列車に乗り、東京を目指して出発。
約1時間半の乗車後、終点・上野から乗り換え、秋葉原へ。いったん外に出て、しばらく街をを散策したのち、総武線に乗って千駄ヶ谷へ。

目的地である国立競技場に着いたのが11時30分頃でした。

初めて訪れた、聖地・国立。
さすがに年期が入っている印象でしたが、それもまた趣というか。大型ビジョンで天皇杯の特集が流されていましたが、その決勝の舞台がまさにここなんだと思うと、なかなか感慨深いものがありましたよ。

試合開始に先立ち、選手紹介。
まずはアウェイチームからということで、カターレのメンバーの読み上げに応じて、「オイ!」のかけ声。
その後、横浜FCの選手紹介となったのですが、なにか、おかしい。調子が変だ。読み上げが次第に、「どこから声出してるの?」って感じの声に。その妙なテンションは、リザーブメンバーのカズあたりでクライマックス・・・と思っていたら、紹介後に事実が判明。
「ガチャピンktkrーーーー!!!」

“なにやってんすか遠藤さん”という冗談はさておき。
1万を超える観衆でバックスタンドは大入りとなっていましたとさ。

試合結果のほうは・・・残念な結果に終わってしまいました。(T_T)

用意していたメッセージゲーフラ・・・試合開始時には、「同じ月に 2度“は” 負けるな!!」だったんですよ。
それが、試合後には“も”に組み替えざるを得ないことに・・・。無念。

失意のまま、帰路に。
来たときと逆ルートで、総武線から山手線で上野、そこから宇都宮線で小山へ。
小山を出発したのが17時45分頃。気持ちが乗らない状態であろうが、なんとか帰るしかないわけで。
すると、高速に乗るまさにそのタイミングで雨が本降りに。なんだか、もう。涙雨ですかこれは。
まあ、それでも帰るしかないわけで。開幕戦のとき、雪のなか、ほとんどの区間が1車線という東海北陸道を負けて帰ったことを思えば、まだ条件としてはマシではありましたが。

なんとか無事に砺波に帰り着いたのが、23時頃。
個人的恒例行事のため、吉野家へ。

牛鍋丼の並。
勝利で気分良く帰ってきた日には、大盛り、特盛りとも考えていましたが、実現しませんでした・・・。

今季、ここまで参戦したアウェイ戦、全敗。
それでも。
勝利を信じて、今後とも参戦しますとも。参戦しますともさ!

【J特】屈辱の聖地・国立。またも大量失点で敗戦。見えぬ光明。  横浜FC戦

2010-09-28 07:07:23 | カターレ富山
1-4で敗戦。
良い方向に流れを変えて巻き返すどころか、悪い意味の継続性を発揮しての惨敗。
ただでさえ力の差があるのに、それ以前の問題として、チームとしてのモチベーション、勢いその他で、完全に負けていました。
敗れた中にも可能性が見出せたならともかく、それもほとんど感じられず。
出口の見えない暗闇をさまよっています。
力の差を見せつけられて敗れた甲府戦から中2日。
初の4連敗を喫し、今節こそ、その悪しき流れを断ち切らねばと臨んだはずだったのですが・・・。
28分にカイオ、39分に難波宏明と、前節と同じように前半のうちから先制・追加点を許してしまい、早々と相手をラクにさせてしまいました。
前節の反省を活かさなければならないところであったにも関わらず。さらに言えば、その2人には3週前の天皇杯でもやられています。
その内容にしても、カイオにはDFの隙をつかれて叩き込まれ、難波にはキーパー橋田の判断の遅れから冷静にかわされ、押し込まれました。
特に2点目。前節、積極性が仇となってPKを献上、失点してしまったことがあったかもしれません。しかし、それでも、勇気を持って飛び込まねばならない場面でした。そこを躊躇し、失点してしまったのは・・・。以前にも同じような場面があっただけに、橋田の責任と言わざるを得ません。

しかし、責任問題というなら、他の選手も同様。
せっかく苔口、敬介らが敵陣深くに切り込んでいっても、そのフォローがなくて繋がらない。
相手のかけてくるプレスに屈し、苦し紛れのパスとなってしまうことしきり。
そして、ボールが蹴られてから動き出すなど、どうにもこうにも判断が遅い。
その上で、前半シュート数0だとか。

そして後半。
開始13分というタイミングでの失点は、前節のダメ押し点にも通ずる反省が活かされていない証拠。さらに、それがCKからどフリーで決められてしまったというのだから救いがありません。
そんな横浜の楽勝ペースの中で、70分、キングカズこと三浦知良が登場。伝説の男の登場に、沸き立つ場内。そこで、「なにくそ!」と奮起しなければならないはずだったのですが・・・。
74分。ゴール正面でファール、FKを与えてしまい・・・。それを、カズに決められてしまうことに。
正直なところ、「これって、なんかやばくね?」という雰囲気が半端無かったのですが・・・。100%カズで来る、と素人目にすらわかったのに止められなかったのが悪いのか、それとも、1万人の期待を背に確実な仕事をやってのけるカズがすごすぎたのか・・・。いずれにせよ、決定的なダメ押し点を決められてしまうことに。

試合終了までがやけに長く感じる後半。
そのなかで、85分。ヒョンスの上げたクロスにドンピシャのタイミングで合わせた平野のヘッドが決まり、1点を返すことに成功。高さ、勢い、タイミングともに申し分のない素晴らしいゴールでした。
ただ、やはり、遅きに失した感が。リーグ戦初ゴールの感慨もそこそこにボールを戻し、なおも反撃を試みましたが・・・結局は、一矢報いるに止まってしまいました。
そして、試合終了。
快勝に大盛り上がりの1万人の観客。その隅っこで、ため息をつく、我々カターレサポーター。聖地・国立は、横浜FCのファン感謝祭状態。カターレは、単なる引き立て役扱いでした。

これで、関東アウェイ8戦全敗。不甲斐ないのひと言で済まされない、重い現実がのしかかります。
勝てなくなったのは、相手がカターレ富山というチームを研究しているからだ、と言われますが・・・ならば、なぜ、されるがまま?なぜ、その上を行けない?なぜ、研究し返してやらない?
もう、シーズンも終盤に差し掛かろうとしています。
各チームともその力が醸成され、それぞれが目標に向かって邁進している時期。
にもかかわらず、カターレには、未だに“これ”という形ができないまま。そして、勝てないまま。増えるのは敗戦と総失点ばかり。
失点ししなければ負けることはない、ということに、いつになったら辿り着けるのか。

4連敗というチームワースト記録を更新したかと思えば、あっさりと5連敗。まるで、勝ち方というものを忘れてしまったかのよう。
本当は、こんな言い方をしたくないし、間違っているとさえ思います。しかし、それでも良いから言いたい。
「まぐれでもなんでもいいから、勝ってくれ」
偶然やラッキーに頼るなんて、およそプロらしからぬこと。しかし、そうでもしなければ勝てないのなら・・・いや、そうやってでも勝てるなら、いくらだって頼りたいですよ。
今からだって遅くない。
負けて仕方ない試合なんて、無いはず。
次からと言わず、今すぐに勝ちに行くチームに生まれ変わってほしい。そう願ってやみません。