行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第33節  東京ヴェルディ戦

2010-11-07 03:54:58 | カターレ富山
久方ぶりの勝利の味を噛み締めた前節。それを一過性のものとしないために、そして、今度はホームで久々のしょうりを挙げるべく、連勝を期して東京ヴェルディを迎え撃ちます。
昇格の可能性を信じて勝ち続けるために挑んでくる相手を、返り討ちにすることができるかどうか。
まぐれではない、地に足のついた勝利が求められます。
ひとつ勝つことで得た自信を揺るがぬものとするために、勝ちを狙わなければならない重要な一戦となります。
もう、試合後に拍手もなく選手を迎えるのはたくさん。今度こそ、最大限の歓喜と賞賛をもって迎えられることを願ってやみません。

ヴェルディといえば、ちょうど前回対戦のころに深刻な存亡の危機に立たされていましたが、その後、スポンサーもみつかり存続が確定。次の試合からは胸スポンサーのついたユニフォームとなるそうな。
駒沢で「VERDYの灯を絶やすな」とエールを送ったところ、感謝の意を返されたことが思い出されます。詳しくはコチラ
消滅の危機などというものは、正直言ってなかなか具体的に想像も出来ないのですが・・・。今シーズンここまでなかなか結果を出せない、さらには監督交代など、いろいろつらい思いをしてきたものですが、それもこれも応援するカターレ富山というチームあってのこと。設立3年目にしてさえそう思えるのだから、日本サッカー界にその名を残す名門中の名門のサポーターたちの心情というものは、いかばかりだったかと。
ともあれ、今季限りなんてことにならなかったことには、素直に良かったと言いたい心境です。置かれた環境や状況に違いはあれど、同じJリーグの仲間。志というものは、きっと同じはずです。

それはさておき。
現在5位で、昇格の可能性を残すヴェルディ。1戦1戦の勝ちの積み重ねこそが何より重要という状態と言えます。前節、大分に0-1と敗れてしまっただけに、下位相手に取りこぼすわけにはいかないとばかりに、全力で勝ちに来ることでしょう。そこを、返り討ちにしなければならないカターレ。いざ試合となれば、チーム状況云々は話が別。むしろ、存続を歓迎する意思表示として、ガツンと勝ってやらねば。歓迎はするけれど、勝点3は譲れませんよ、上位相手だからといって、負ける気などありません、と。

前節、北九州から逆転勝ちをおさめましたが・・・あるいは、相手が北九州だったから、という要素も否定できません。
先制してからさらに一気呵成に攻めるでもなく、守りに入ってしまった、というような。言うなれば、勝ち慣れていないせいでモチベーションを維持し続けられなかったという部分があったのかと。まぁ、これまで何度も逆転負けを喫してきたカターレにしても、他人事ではない問題ではあるのですが。
それに対して、百戦錬磨のヴェルディにおいては、おなじことはあてはまらないのではないかと。実際のところ、前回対戦時も1点を守りきられ、無得点に押さえ込まれてしまったのだから。リーグ2位という失点の少なさを誇るチームだけに、先制点さえ挙げたならばあとは落ち着いてプレーすればよし、となるのではないかと。また、こちらはリーグワースト失点のチーム。たとえ先制できたとしても、崩れるだろうからあわてなくていい、とか冷静に対処されてしまうやもしれません。

ですが。
それでも、勝たねばならない。点を獲らねば勝つことが出来ないという大原則を、何にも増してしっかりと肝に銘じながら臨まねば。
高木兄弟をはじめとした若い力が躍動するヴェルディ。ならば、こちらも負けじと若い力に期待をかけたいところです。このところホームでは3試合連続無得点ですが、それを打開する活躍を、平野やリョーガといったカターレのこれからを担う選手たちに、ぜひとも見せてもらいたいところです。成功経験こそが、力となる。それが上位チームからの勝ち星であったなら、言わずもがなといったところでしょうか。
先述した北九州戦の勝因といささか矛盾するやもしれませんが・・・それでも言いたい。勝ったのは、北九州だったからとばかりは言えないはずです。
1点リードされて迎えた後半。追いつけたのはなぜか?逆転できたのはなぜか?
すなわち、勝ちたいと願う気持ちを力に変えることが出来たから。
今節、上位チーム、苦手チームだから勝てない?
そんなことはない。
まずは、向かっていくこと。消極的な姿勢を見せていたら、勝てるものも勝てません。安間体制となってからの4試合目を、連勝でものにする。その決意を、プレーに反映させる。そして、勝つ。

ヴェルディの存続は、歓迎します。しかし、勝点3は、あげません。勝たないとJ1昇格が出来ないから下位チームに負けられない?そんなことは、知りません。諦めさせることになっても、それはそれで結構。
「順位通りのおもしろみのない結果」などにはしてはいけません。
今期2度目の連勝がかかった大事な試合。富山の力を、見せてやれ!

連敗のイメージを、連勝で塗り替えてしまえ!勝たれ”!!富山!!!!!
コメント
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