0-3で敗戦。
負け惜しみを百も承知で書きますが、栃木からは順位ほどの強さを感じませんでした。圧倒的な力の差を見せつけられたわけでなく、今節より苦しい試合などこれまでいくらでもあったわけで。
にもかかわらず。後半だけで3失点しての惨敗。
前半にはチャンスも作り出していたし、少なくとも3点も獲られて負ける試合ではなかったはず。試行錯誤をしながらの選手起用ではあったものの、それが負けて良い理由になどなりはしないのであって。
順位相当の実力差が出たという見方もあるかとは思いますが、それだけでは済まされないほどの・・・言いたくないですが、無様な自滅であったようにも思えました。
これで、ホーム戦7連敗。試合後に挨拶に来る選手たちを、またしても無言で迎えることに。
残るホーム戦は最終戦のみ。
負けっぱなしではなく、敗戦から学ぶことを力に這い上がるしかありません。
いろいろと選手を試しながらこれからのチームを模索していこうという監督の方針にのっとり、地元富山出身の高卒ルーキー・森くんにプロ初出場・初スタメンのチャンスが巡ってきました。前節にプロ初ゴールを挙げたリョーガに刺激を受ける部分も多かったことでしょうし、気合いも入っていたことと思います。
また、GKには内藤が、DFには吉井がスタメン復帰。前節に引き続きスタメンのリョーガ、控えには平野、久々ベンチ入りの桜井くんというような、ずいぶんと平均年齢が下がったメンバーが名を連ねました。
今シーズン、なかなか出番がなかった選手がアピールするための、格好の機会。若手の活躍に期待がかかりました。
試合開始からしばらくは、カターレのペースでした。
前節、勝ちきれなかったとはいえ、熊本相手に優位に試合を進めていました。その勢いをつなげるように、精力的に動いていたかと。
個の力ではやや栃木のほうに分があったようにも思えましたが、それでも、前回ホーム戦におけるヴェルディに対して感じたほどの大きな差は感じられませんでした。たとえボールを持たれても、簡単には相手にとって良い形にもっていかせない。
一方で、しばしば良い形にもっていきながらも、決めきれなかったカターレ。栃木があまり調子が良さそうではなかっただけに、相手の自信を砕く得点を挙げられたら、というところだったのですが・・・。
それでも、前半はしっかりと一丸となって守りきりました。栃木のシュートを0に押さえ込むくらいに。
いかに得点するかが過大ではあったものの、0点に抑えきることも同じくらい大事。そう思いながら、後半にかけていたのですが・・・。
0-0だった両チームにとって、大きな意味を持つ先取点。
後半の13分という、絶好の時間帯に得点したのは・・・相手のエースとして最も警戒しなければならなかった、ロボでした。そのゴールで、またも伸びてしまった連続失点。
それが、気持ちのバランスを崩してしまったとでも言うのでしょうか。
栃木にとっては待望の先取点だったのでしょうが、それでも、その時点から急にスイッチが入って攻めてこられた、というわけでもありませんでした。にもかかわらず・・・逆に言えば、カターレのスイッチが切れてしまった格好。
相手が良くなったのではなく、こちらが悪くなったせいで、反撃に出ることができなくなってしまいました。
そうこうしているうちに、後半19分、再びロボに決められてしまい、0-2に。
そこから反攻に転じるどころか、いよいよ動揺がひろがってしまい・・・後半21分、舩津が2枚目のイエローで退場に。ただでさえメンタル面で苦しかった状況が、フィジカル的にもひとり減ってしまうというさらなる苦境へ。
24分に平野・西野の同時投入で打開を試みるものの、有効打とはならず。10人となった苦しさはあったかもしれませんが・・・それでも、なんとしても追いつき、逆転してやるんだという気概が、選手たちから感じられませんでした。いや、そのなかにあっても平野は頑張っているのが伝わってきました。しかし・・・いかんせん、それがひとりで頑張っているだけでは、空回りというもの。問題は、それぞれが余裕がなかったせいで、その頑張りに応えられなかったということなのでしょうが・・・。
32分、およそ半年ぶりの出場となった桜井くんが投入されたものの、出場直後に交錯して痛んだり、その後もFWとしての役割を果たせず。
苦しかろうが、辛かろうが、勝つことをあきらめない---そんな姿勢に、決定的に欠けていたような気がします。
人数の不利を差し引いても、防戦一方の展開。そんななか、39分にはだめ押しとなる3点目を決められてしまい、どうにもこうにも敗戦濃厚。
さすがに、一挙4点を挙げての逆転勝利というものは、ただでさえひとり少ない中では絶望的だったかもしれません。
ですが。
それでも、です。それでも、意地は見せてほしかった。負け試合だったかもしれません。しかし、それでも意地を見せて、1点でも返していたならば・・・。
その思いもむなしく、チャンスらしいチャンスもないままに、淡々と時間を消化。そして、タイムアップ。
相手が強かったというより、こちらが弱かったから負けた。
栃木にしても、そうそう良い試合展開ができていたわけではなかったはず。それでも、きちんとチャンスをものにして勝利をおさめました。それに対し、チャンスも活かせず、意地も見せられずに、ただ3点も獲られて1点も返せずに零封負けを喫したカターレ。
ロスタイム逆転負けもきつかったけれど、こういう惨敗も、やはり堪えます・・・。
前節、勝てなかったとはいえ良い試合をした。にもかかわらず、それをつなげることが出来ずに敗れる・・・。今季、ここまで何度も繰り返してしまってきた悪循環に、またもやはまった格好となってしまったのでした。
先日、安間監督の続投、それも3年契約を結んだことが報じられました。
試行錯誤のなかでチームの「次」を目指した土台作りというのも、必要なことだし理解もします。
それでも・・・。
それでも、結果を求めたいのですよ。勝ってほしいのですよ。
強いチーム作りというものが一朝一夕ではできないというのもわかります。
それでも、結果を求めたいのですよ。勝ってほしいのですよ。
正直言って、今節は結果以上に内容がひどかったです。反省をするのは言うまでもなく当然ですが、要は、それを糧として、強さに、結果に結びつけられるかどうか。
今季、栃木との同期対決で連敗を喫した悔しさを、忘れないでほしいです。
来季以降にリベンジする力に変えるとともに、さしあたっては、まず次節の勝ちへとつなげてほしい・・・それだけです。
負け惜しみを百も承知で書きますが、栃木からは順位ほどの強さを感じませんでした。圧倒的な力の差を見せつけられたわけでなく、今節より苦しい試合などこれまでいくらでもあったわけで。
にもかかわらず。後半だけで3失点しての惨敗。
前半にはチャンスも作り出していたし、少なくとも3点も獲られて負ける試合ではなかったはず。試行錯誤をしながらの選手起用ではあったものの、それが負けて良い理由になどなりはしないのであって。
順位相当の実力差が出たという見方もあるかとは思いますが、それだけでは済まされないほどの・・・言いたくないですが、無様な自滅であったようにも思えました。
これで、ホーム戦7連敗。試合後に挨拶に来る選手たちを、またしても無言で迎えることに。
残るホーム戦は最終戦のみ。
負けっぱなしではなく、敗戦から学ぶことを力に這い上がるしかありません。
いろいろと選手を試しながらこれからのチームを模索していこうという監督の方針にのっとり、地元富山出身の高卒ルーキー・森くんにプロ初出場・初スタメンのチャンスが巡ってきました。前節にプロ初ゴールを挙げたリョーガに刺激を受ける部分も多かったことでしょうし、気合いも入っていたことと思います。
また、GKには内藤が、DFには吉井がスタメン復帰。前節に引き続きスタメンのリョーガ、控えには平野、久々ベンチ入りの桜井くんというような、ずいぶんと平均年齢が下がったメンバーが名を連ねました。
今シーズン、なかなか出番がなかった選手がアピールするための、格好の機会。若手の活躍に期待がかかりました。
試合開始からしばらくは、カターレのペースでした。
前節、勝ちきれなかったとはいえ、熊本相手に優位に試合を進めていました。その勢いをつなげるように、精力的に動いていたかと。
個の力ではやや栃木のほうに分があったようにも思えましたが、それでも、前回ホーム戦におけるヴェルディに対して感じたほどの大きな差は感じられませんでした。たとえボールを持たれても、簡単には相手にとって良い形にもっていかせない。
一方で、しばしば良い形にもっていきながらも、決めきれなかったカターレ。栃木があまり調子が良さそうではなかっただけに、相手の自信を砕く得点を挙げられたら、というところだったのですが・・・。
それでも、前半はしっかりと一丸となって守りきりました。栃木のシュートを0に押さえ込むくらいに。
いかに得点するかが過大ではあったものの、0点に抑えきることも同じくらい大事。そう思いながら、後半にかけていたのですが・・・。
0-0だった両チームにとって、大きな意味を持つ先取点。
後半の13分という、絶好の時間帯に得点したのは・・・相手のエースとして最も警戒しなければならなかった、ロボでした。そのゴールで、またも伸びてしまった連続失点。
それが、気持ちのバランスを崩してしまったとでも言うのでしょうか。
栃木にとっては待望の先取点だったのでしょうが、それでも、その時点から急にスイッチが入って攻めてこられた、というわけでもありませんでした。にもかかわらず・・・逆に言えば、カターレのスイッチが切れてしまった格好。
相手が良くなったのではなく、こちらが悪くなったせいで、反撃に出ることができなくなってしまいました。
そうこうしているうちに、後半19分、再びロボに決められてしまい、0-2に。
そこから反攻に転じるどころか、いよいよ動揺がひろがってしまい・・・後半21分、舩津が2枚目のイエローで退場に。ただでさえメンタル面で苦しかった状況が、フィジカル的にもひとり減ってしまうというさらなる苦境へ。
24分に平野・西野の同時投入で打開を試みるものの、有効打とはならず。10人となった苦しさはあったかもしれませんが・・・それでも、なんとしても追いつき、逆転してやるんだという気概が、選手たちから感じられませんでした。いや、そのなかにあっても平野は頑張っているのが伝わってきました。しかし・・・いかんせん、それがひとりで頑張っているだけでは、空回りというもの。問題は、それぞれが余裕がなかったせいで、その頑張りに応えられなかったということなのでしょうが・・・。
32分、およそ半年ぶりの出場となった桜井くんが投入されたものの、出場直後に交錯して痛んだり、その後もFWとしての役割を果たせず。
苦しかろうが、辛かろうが、勝つことをあきらめない---そんな姿勢に、決定的に欠けていたような気がします。
人数の不利を差し引いても、防戦一方の展開。そんななか、39分にはだめ押しとなる3点目を決められてしまい、どうにもこうにも敗戦濃厚。
さすがに、一挙4点を挙げての逆転勝利というものは、ただでさえひとり少ない中では絶望的だったかもしれません。
ですが。
それでも、です。それでも、意地は見せてほしかった。負け試合だったかもしれません。しかし、それでも意地を見せて、1点でも返していたならば・・・。
その思いもむなしく、チャンスらしいチャンスもないままに、淡々と時間を消化。そして、タイムアップ。
相手が強かったというより、こちらが弱かったから負けた。
栃木にしても、そうそう良い試合展開ができていたわけではなかったはず。それでも、きちんとチャンスをものにして勝利をおさめました。それに対し、チャンスも活かせず、意地も見せられずに、ただ3点も獲られて1点も返せずに零封負けを喫したカターレ。
ロスタイム逆転負けもきつかったけれど、こういう惨敗も、やはり堪えます・・・。
前節、勝てなかったとはいえ良い試合をした。にもかかわらず、それをつなげることが出来ずに敗れる・・・。今季、ここまで何度も繰り返してしまってきた悪循環に、またもやはまった格好となってしまったのでした。
先日、安間監督の続投、それも3年契約を結んだことが報じられました。
試行錯誤のなかでチームの「次」を目指した土台作りというのも、必要なことだし理解もします。
それでも・・・。
それでも、結果を求めたいのですよ。勝ってほしいのですよ。
強いチーム作りというものが一朝一夕ではできないというのもわかります。
それでも、結果を求めたいのですよ。勝ってほしいのですよ。
正直言って、今節は結果以上に内容がひどかったです。反省をするのは言うまでもなく当然ですが、要は、それを糧として、強さに、結果に結びつけられるかどうか。
今季、栃木との同期対決で連敗を喫した悔しさを、忘れないでほしいです。
来季以降にリベンジする力に変えるとともに、さしあたっては、まず次節の勝ちへとつなげてほしい・・・それだけです。