2-1で勝利!!
先の熊本戦でゴールを挙げたリョーガに続き、今度は岡山で、地元出身の江添が2ゴール!起用の期待に存分に応え、勝利を呼び込みました。
いずれもセットプレーのチャンスを冷静に決めた、値千金のゴール。今季、期待されながら加入したもののなかなか活躍の場がなかった江添でしたが、地元でのここぞというチャンスに、大仕事をやってのけました。
前節の栃木戦でがっかりな敗戦を喫してから、わずかに中2日。決して、余裕はありませんでした。今節も、先制しながら追いつかれてしまうという、イヤな意味での「いつも通りの展開」。ここでまた逆転負けを喫していたなら、意気消沈どころの話ではなかったところでしょう。
しかし、そこでくじけなかった。底力をみせて、見事に勝利を掴みとる。シーズン最終盤、チームに勇気を与える勝利となりました。
前節から中2日の影響もあるでしょうが、今節もまた、大幅なメンバー入れ替えを敢行して臨んだ今節・岡山戦。久々のスタメンとなる雄二やミョンヒに加え、やはりといえばいいか、地元岡山出身の江添が名を連ねました。
フォーメーションは、ここ数試合で取り組んできた3-3-3-1ではなく、西野、ミョンヒ、吉井、谷田の4バック。江添をアンカーとし、中盤に長山、朝日、マコ、ヒデ、そして苔口の1トップという4-1-4-1。監督によれば、「システムとしては、どこで誰をぶつけるかということだけを決めて、数字の羅列にはあまり意味を持たせなかった」ということでしたが。
試合が動いたのは前半23分。
中央からの苔口の直接FKをミョンヒが頭で合わせ、そこに詰めていた江添が蹴り込んでゴール!このところうまくいっていなかったセットプレーのチャンスをものにしたかたちで、先制点を挙げました。
ゴール前の競り合いを制したミョンヒは「結果を出さなければいけなかった。今季ずっとお世話になってきた安間さんに恩返ししたかったし、それには勝つしかなかった。」と語り、江添もまた、そんな彼に大使、「気持ちが入っていて、競り勝ってくれると信じて飛び込んだ」と。試行錯誤の中で可能性を模索しているチームにあって、そこから起用されていることの意味というものを十二分に自覚した上で生まれた、覚悟が表れたゴールとも言えるかと。また、そのゴールを呼び込んだのも、苔口の正確なキックがあってこそ。彼もまた地元での試合ということで、思い入れもあったことでしょう。それをしっかりとプレーで見せたというすばらしさ。各々の思いが合わさり、かたちとなったゴールでした。
しかし、岡山のほうも黙ってはいませんでした。
後半21分、中央のFKから小林 優希に直接決められてしまい、同点に。もう半年以上も続く連続失点の連鎖を断ち切ることが、またしても出来ませんでした。
同点にされ、そのままドローで終わるならまだしも。今季3つしかない引き分けのうち、追いつかれてそのままというのは、先日の熊本戦のみ。言い換えれば、それ以外では、いかに先制しながら逆転負けを喫してきたか、ということ。ここでもし、前節のように失点からガクっと意気消沈してしまったならば---。
ですが。今節は、違いました。
失点から5分後の後半26分のCKのチャンス。ここでもキッカー苔口のボールに頭で合わせたのは、ミョンヒ。そして、バーにはじかれたシュートを押し込んだのは、またしても江添!貴重な勝ち越し点を決め、再びリードしました。
岡山の反撃ムードが高まるより早く、カターレの焦りが深まるより早く。絶好のタイミングでの追加点だったと言えるでしょう。チャンスを確実にものにした、という先制点の成功体験があったからこそかもしれません。そう、やはり、自信というものは良いプレーをする、結果を出すことによって身につく。それを証明したゴールだったかと。
それでも、まだ油断は禁物。これまでにも、勝ちきれないばかりか逆転負けを何度も喫しているだけに。
後半39分にはヒデに代えて洋平、長山に代えて森くんの2枚同時代えで守備固めを図りました。長山のところは、上園という選択肢もあったところを森くんだったのは、あるいは、緊迫した場面でものまれずに仕事をこなせ、という覚悟を求められた交代だったのかもしれません。前節の苦いデビュー戦のこともあり、森くんとしても負けられないという気合いが入っていたことと思います。
実際、終盤は前がかりになる岡山の攻撃にさらされることに。
それでも、最後まで集中力を欠くことはなく。3分のアディショナルタイムをしのぎきり、試合終了のホイッスル。見事に勝利、勝ち点3を手にしました。
メンバーを固定せず、いろいろ試しながらの試合が続いていますが、決して消化試合などではなく。もちろん、勝つための起用。そのためには、出場するメンバーは誰であろうが、全員に十二分にパフォーマンスを発揮し、勝ちに行く姿勢が求められます。これまでの出場が多かろうが少なかろうが関係なく。
そんななか、今季は膝に故障を抱えて出遅れ、この日ようやく8試合目の出場だった江添。出られないあいだは、やきもきすることもあったかと思います。それでもくさらずに練習を重ね、地元凱旋という晴れ舞台で最高の結果を出してみせた。監督いわく、「得点は彼が頑張ってるご褒美じゃないかと思います」とのことですが、やはりそう思います。
現在17位につける岡山との直接対決を制し、7あった勝ち点差が4に縮まりました。
全勝しなければ逆転する可能性がないという状況に変わりはなく、依然厳しいことも確か。しかし、負ければ即アウトだった状況を乗り越え、可能性を残したこともまた、事実。
こうなれば、勢いに乗ってやりぬくしかありません。
せっかく勝ち取ったこの流れを、次に活かさねば。そして、勝利しなければ。戦いは、まだ続きます。最後の最後まで、諦めるな!
先の熊本戦でゴールを挙げたリョーガに続き、今度は岡山で、地元出身の江添が2ゴール!起用の期待に存分に応え、勝利を呼び込みました。
いずれもセットプレーのチャンスを冷静に決めた、値千金のゴール。今季、期待されながら加入したもののなかなか活躍の場がなかった江添でしたが、地元でのここぞというチャンスに、大仕事をやってのけました。
前節の栃木戦でがっかりな敗戦を喫してから、わずかに中2日。決して、余裕はありませんでした。今節も、先制しながら追いつかれてしまうという、イヤな意味での「いつも通りの展開」。ここでまた逆転負けを喫していたなら、意気消沈どころの話ではなかったところでしょう。
しかし、そこでくじけなかった。底力をみせて、見事に勝利を掴みとる。シーズン最終盤、チームに勇気を与える勝利となりました。
前節から中2日の影響もあるでしょうが、今節もまた、大幅なメンバー入れ替えを敢行して臨んだ今節・岡山戦。久々のスタメンとなる雄二やミョンヒに加え、やはりといえばいいか、地元岡山出身の江添が名を連ねました。
フォーメーションは、ここ数試合で取り組んできた3-3-3-1ではなく、西野、ミョンヒ、吉井、谷田の4バック。江添をアンカーとし、中盤に長山、朝日、マコ、ヒデ、そして苔口の1トップという4-1-4-1。監督によれば、「システムとしては、どこで誰をぶつけるかということだけを決めて、数字の羅列にはあまり意味を持たせなかった」ということでしたが。
試合が動いたのは前半23分。
中央からの苔口の直接FKをミョンヒが頭で合わせ、そこに詰めていた江添が蹴り込んでゴール!このところうまくいっていなかったセットプレーのチャンスをものにしたかたちで、先制点を挙げました。
ゴール前の競り合いを制したミョンヒは「結果を出さなければいけなかった。今季ずっとお世話になってきた安間さんに恩返ししたかったし、それには勝つしかなかった。」と語り、江添もまた、そんな彼に大使、「気持ちが入っていて、競り勝ってくれると信じて飛び込んだ」と。試行錯誤の中で可能性を模索しているチームにあって、そこから起用されていることの意味というものを十二分に自覚した上で生まれた、覚悟が表れたゴールとも言えるかと。また、そのゴールを呼び込んだのも、苔口の正確なキックがあってこそ。彼もまた地元での試合ということで、思い入れもあったことでしょう。それをしっかりとプレーで見せたというすばらしさ。各々の思いが合わさり、かたちとなったゴールでした。
しかし、岡山のほうも黙ってはいませんでした。
後半21分、中央のFKから小林 優希に直接決められてしまい、同点に。もう半年以上も続く連続失点の連鎖を断ち切ることが、またしても出来ませんでした。
同点にされ、そのままドローで終わるならまだしも。今季3つしかない引き分けのうち、追いつかれてそのままというのは、先日の熊本戦のみ。言い換えれば、それ以外では、いかに先制しながら逆転負けを喫してきたか、ということ。ここでもし、前節のように失点からガクっと意気消沈してしまったならば---。
ですが。今節は、違いました。
失点から5分後の後半26分のCKのチャンス。ここでもキッカー苔口のボールに頭で合わせたのは、ミョンヒ。そして、バーにはじかれたシュートを押し込んだのは、またしても江添!貴重な勝ち越し点を決め、再びリードしました。
岡山の反撃ムードが高まるより早く、カターレの焦りが深まるより早く。絶好のタイミングでの追加点だったと言えるでしょう。チャンスを確実にものにした、という先制点の成功体験があったからこそかもしれません。そう、やはり、自信というものは良いプレーをする、結果を出すことによって身につく。それを証明したゴールだったかと。
それでも、まだ油断は禁物。これまでにも、勝ちきれないばかりか逆転負けを何度も喫しているだけに。
後半39分にはヒデに代えて洋平、長山に代えて森くんの2枚同時代えで守備固めを図りました。長山のところは、上園という選択肢もあったところを森くんだったのは、あるいは、緊迫した場面でものまれずに仕事をこなせ、という覚悟を求められた交代だったのかもしれません。前節の苦いデビュー戦のこともあり、森くんとしても負けられないという気合いが入っていたことと思います。
実際、終盤は前がかりになる岡山の攻撃にさらされることに。
それでも、最後まで集中力を欠くことはなく。3分のアディショナルタイムをしのぎきり、試合終了のホイッスル。見事に勝利、勝ち点3を手にしました。
メンバーを固定せず、いろいろ試しながらの試合が続いていますが、決して消化試合などではなく。もちろん、勝つための起用。そのためには、出場するメンバーは誰であろうが、全員に十二分にパフォーマンスを発揮し、勝ちに行く姿勢が求められます。これまでの出場が多かろうが少なかろうが関係なく。
そんななか、今季は膝に故障を抱えて出遅れ、この日ようやく8試合目の出場だった江添。出られないあいだは、やきもきすることもあったかと思います。それでもくさらずに練習を重ね、地元凱旋という晴れ舞台で最高の結果を出してみせた。監督いわく、「得点は彼が頑張ってるご褒美じゃないかと思います」とのことですが、やはりそう思います。
現在17位につける岡山との直接対決を制し、7あった勝ち点差が4に縮まりました。
全勝しなければ逆転する可能性がないという状況に変わりはなく、依然厳しいことも確か。しかし、負ければ即アウトだった状況を乗り越え、可能性を残したこともまた、事実。
こうなれば、勢いに乗ってやりぬくしかありません。
せっかく勝ち取ったこの流れを、次に活かさねば。そして、勝利しなければ。戦いは、まだ続きます。最後の最後まで、諦めるな!