行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第37節  徳島ヴォルティス戦

2010-11-28 11:22:04 | カターレ富山
今季も残り2試合。
最後のアウェイ戦として、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムに乗り込み、10位・徳島ヴォルティスと対戦します。
いきなり逆転負けをくらった開幕戦から8連敗、関東アウェイ8戦全敗など、散々だった今季のアウェイ戦。とはいえ、監督交代以降は3戦で2勝1分けと負けなし。勝ったのが下位チームだからという見方もできないではないですが、依然として連敗を続けるホーム戦のことを思えば、このジンクスを最後まで継続させない手はありません。
前節、先制しながら追いつかれてしまったものの、勝ち越し点を挙げ、リードを守りきることで勝利しました。やはり、勝つことこそが、結果を出すことこそが、なによりもチームに活力を与えます。
今節も厳しい戦いが予想されますが、それでも。
関東で8戦全敗というなら、中国・四国地方では全勝でいこうじゃないかと。
底力を発揮し、勝利をもぎ取ってほしいです。

前回対戦時は、2-3で敗れました。前半を2点リードで折り返しながら、後半一挙に3点を入れられての、ダメージの大きい敗戦。
つい先日もヴェルディに2点差をひっくり返されて敗れたということがあっただけに、あるいはネガティブなイメージが蘇ってしまうかもしれないところかと。
相手選手の中で特に気をつけなければならないのが、得点ランキング3位・ここまで15ゴールを挙げているFW津田 知宏。最近は6試合ノーゴールであるだけに、ゴールへの意気込みというものは強いはずです。それでなくとも、前回、逆転の決勝点を挙げた富山に対して、「この試合でやってやる」という気持ちでいることかと。先の栃木戦においても、前回対戦時に決勝点を挙げられたエース・ロボに再び決められてしまったことでガクッと意気消沈、敗戦に繋がってしまった面もあったかと。同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。そのためには、エースに仕事をさせない確固たる決意を、プレーに出さねばならないところです。

最近取り組んできた3-3-3-1にこだわらず、4-1-4-1のフォーメーションをとった前節。けが人や舩津の出場停止などの要素があっての措置とも言えたのですが、それでも、大事なことはひとつ。メンバーが入れ替わっても、フォーメーションが変わっても、それでも選手たちは全力で戦った。そして、勝った。
今節、どういったメンバーが出場するのか、いまいち読めないところではありますが、それでも求めるものは勝利。それ以外にありません。
なかでも期待したいところは、苔口でしょうか。前節、おいしいところを江添に持って行かれた・・・というのはともかくとして。幾度か決定的なチャンスがありながら、それを活かせなかったという悔しさというものは、やはり本人の中では大きかったかと思います。1トップとして、攻撃の最前線に立つ者としてのプライドを、ゴールというかたちで表現してほしいです。
ほかには、おそらく右SBとして起用されるのではないかという、西野。ポカリスエットスタジアムといえば、去年、持ち味であるオーバーラップから先制点を挙げたスタジアムということで、良いイメージで臨めるはず。どういったフォーメーションにしろ、各選手の運動量がものをいうことは間違いないところ。持ち前のスタミナを活かし、果敢に動き回ってほしいです。
そして、やはり朝日でしょうか。去年の同スタジアムでの勝利は、朝日の劇的なロスタイム弾があってこそ。今季もまた、勝利に繋がる攻撃陣の要としての働きを求めます。

順位浮上について、前日、岡山が引き分けたことにより、可能性としてはさらに狭まった格好。
しかし。もとより全勝しなければならない条件に変わりはないので、そこはむしろ、可能性が消えなくて良かったくらいに思っておくべきかと。逆に言えば、勝たない限り、即アウト。ならば、答えはシンプル。勝てばいい。
もちろん、今節がホーム最終戦である徳島は、ファン・サポーターの前で勝利を挙げるべく、全力で試合に臨んでくることでしょう。それを打ち破っての勝利となれば、簡単にはいかないであろうことは必至。
ですが、その困難を乗り越えなければならないのであれば、やるしかない。来季を見据えたチャレンジする試合もいいでしょう。しかし、それが負けていい理由にはなりません。
求めるのは、「勝ってホームに帰ってこい、そして、ホームで最終戦を飾れ」という、それだけです。

勝って順位浮上の可能性を残すのか、勝てずに18位を確定してしまうのか。
リーグの最下辺で何を言っている、という向きもあるかもしれません。しかし、大事なのは「プレッシャーのかかる場面で、それをはねのけて勝つことができるかどうか」ということかと。そこに、下位だからとかは関係ありません。そして、そこで首尾良く勝利をつかみ取ったならば、それは今後の自信となり、大きな財産となることでしょう。

わずかでも可能性があるなら、それにかけろ!
カターレ富山の来季、そして未来は、この1戦から!
勝たれ!!富山!!!!!!