行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第28節  ガイナーレ鳥取戦

2013-08-11 08:18:44 | カターレ富山
待望の10試合ぶり勝利を挙げた前節から1週間。とりぎんバードスタジアムに乗り込み、勝ち点差1で19位のガイナーレ鳥取と対戦します。
勝った試合の後だけに、勢いを継続できるかが大事。なにせ、前回は8戦勝ちなしから勝ったものの、そこで勢いに乗れず、9戦連続勝ちなしへと続いてしまったのだから。
さすがに同じ轍を踏むわけにはいきません。ならばこそ、ここで勝たねば。今シーズン初の連勝を決めねばなりません。
とはいえ、下位からの脱却を目指して喉から手が出るほど勝利が欲しいのは、相手の鳥取とて同じこと。
勝ち点差1と戦績の上では拮抗したチーム状態にあるものの、前の試合で0-3と完敗した札幌に3点を奪って勝ったカターレには、警戒を厳にして待ち受けているはずです。
鳥取と言えば、昨年の10月。残留争いも佳境という中での直接対決では、カターレが勝利し勝ち点差1を覆して順位を逆転。上回ったままシーズンを終えたのでした。
不本意ながら、今年もまた下位どうしとして勝ち点差1の対決。勝ったほうに勝ち点6ぶんの価値があるこの一戦・・・やはり、どうしても勝たねばならない試合です。
J昇格後、これまでの対戦では、なぜかお互いにホームでは負けないけれどアウェイでは勝てないというジンクスが。とはいえ、ジンクスなんぞ打ち破るもの。前節、それまで未勝利だった札幌を撃破してみせたように。アウェイであろうが、勝たねば。

前節、前に勝利した徳島戦以来の複数得点、今季2度目の3得点を挙げて勝利したカターレ。
当然のことと言えば当然のことながら、相手よりも多く得点したチームが勝つのがサッカーというスポーツ。1点でも多ければ勝ちではあるものの、勝つためには何点獲ってもいいわけで。
勝てない時期は、どうにもこうにも得点どころか攻撃の形すらままならずに勝ちを逃してきました。
前節にしても、ヨンドクのスーパーゴールで先制したものの、追いつかれてしまうという展開。そこでいつものように追加点が奪えないままであったならば勝てないままだったのでしょうが、そこで突き放す追加点、さらに勝利を手繰り寄せるダメ押し点までも決めて勝てた。その経験を、いかに今節以降に活かしていくかが問われます。
攻撃陣の奮起が必要不可欠であることは言うまでもありませんが。
重要なのはむしろ、守備陣の頑張りであるような気がします。守備陣の頑張りが攻撃にリズムを生み、攻撃がうまくいけば守備の負担も軽減される―――そんな好循環にもっていくためにも。
せっかく守備が頑張っているのに攻撃陣が応えられず、そんな悪い流れの中から失点、結局勝てず、というこれまでの流れと決別するためにも、あえて無失点を狙っていく積極性が必要ではないかと。
期待したのは平出でしょうか。前節、相手長身FWフェホとマッチアップ。体格で勝る相手にもひるむことなく敢然と立ち向かっていった姿が印象的でした。3バックの中核を担う存在として、その力を存分に発揮することがすなわち、守備の安定、ひいてはチームの勝利につながることとなるでしょう。
最終ラインは、池端が累積警告によって出場停止。それをどう補うのか、というところですが、それでもやることは変わりません。誰との組み合わせとなろうと、しっかりやるべき仕事を完遂するまでのこと。
出場停止にかかる組み合わせ変更ということで言えば、今節、過去の対戦でもゴールを決められたことのある鳥取のFW久保祐一が出場停止。ある意味、お互いにいつも通りではないなかでの対決と言えます。その影響をマイナスとしてしまったほうが相手に弱みを見せてしまうこととなるでしょう。
ならば。こちらが隙を見せないことはもちろんとして、もし相手がミスマッチぶりを見せようものなら、そこを確実に突いていくだけのしたたかさというものも、重要となってくるのではないかと。
ここまでの総得点がカターレ25に対し、鳥取が24。全く他人ごとではなく、お互いに決定力不足に苦慮しているところです。
そこで、いかに点を獲るか。そして、いかに防ぎ切るか。
思えば、前回対戦では幸先よく先制しながら、結局は終了間際に追いつかれてドローとなってしまったのでした。今節は、それを繰り返すわけにはいきません。
首尾よく得点を挙げることはもちろんのこと。守備陣の奮起で相手を抑え込み、「得点のにおいがしない」という状況に持ち込め!と。

鳥取は、実力的に拮抗した相手。上位陣のような圧倒的な戦力差は感じないものの、だからと言って楽勝?そんなわけはなない。
この相手だけには勝たねば!というのは、お互い様。そんななかで、いかに結果を、勝ち点3へと結びつけるか。
5試合連続で勝ちがなく、前節も熊本を相手に決定力不足でスコアレスドローに終わった鳥取。結果が出ない苦しみや勝利への渇望はまったくもってよくわかるだけに、だからこそ、勝ちにこだわって撃破しなければならない相手とも言えます。
ならば、勝て!
勝ち点6ぶんの重みを、2連勝の価値を、その手に掴め!!
去年の連続勝ちなし15から、今年は1カ月前倒して止めた!ならば、逆襲も1カ月前倒し!
勝利の喜びを思い出した今、何度でもそれを繋げろ!!
連続勝ちなしから、連続負けなしへ!!4戦連続負けなしを、2連勝で飾れ!!
勝たれ!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする