行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第29節  徳島ヴォルティス戦

2013-08-17 22:54:00 | カターレ富山
2013 Jリーグディビジョン2も全日程の2/3を消化。今節から終盤戦へと突入していきます。
目下、4試合連続負けなし、2連勝のカターレ。勢いとともに3連勝を成し遂げるべく、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムへと乗り込み、6位・徳島ヴォルティスと対戦します。
7月のシーズン後半開始以降6連勝、前節こそ引き分けてその連勝が止まりつつも、リーグでも今いちばんノっていると言っていい徳島。あるいは現時点において、この上なくやっかいな相手とも言えるかもしれません。
しかし、それでも。
やるべきことは、どこが相手であろうが関係ありません。
自分たちのサッカーを体現し、持てる力を十二分に発揮すること。そして、勝利・勝ち点3という結果へと結びつけること。それだけです。
連続勝ちなし期間にあっては、「そうは言っても、結果がついてこない」ということがままありました。
けれど、今は違います。頑張れば結果がついてくるという実感を得ています。そしてなにより、勝利の喜びを知っています。
ならば、今節もそれを成し遂げるのみ。
むしろ、好調な相手を下すことによって、これまでの下位に低迷する雑魚チームというイメージを払拭していくくらいでないと。
そのためにも、3連勝。結果にこだわって、かつ、勝利せねばなりません。

前節、チーム記録をさらに更新する7連勝を目指してアウェイ松本戦に臨んだものの、スコアレスドローで引き分けた徳島。
連勝が止まってしまった、無得点に終わったという悔しさ。それに加え、上位5クラブのうち首位のガンバを除く4クラブが勝てずに終わってしまったなか、差を詰められなかった。
上位進出にあたって下位クラブからの取りこぼしは命取りであるということを、改めて思い知ったことかと。
そして迎えるホーム戦。ここから巻き返していこうという決意も新たに待ち構えているはずです。
それでなくとも、富山には前回対戦時に1-2で敗れている。そのリベンジという意味も含め、気合も入っているはずです。
警戒しなければならない選手は、やはりエースであるFW津田 知宏でしょう。ここまで10得点、二ケタの大台に乗せ、さらに記録を伸ばしてチームを引っ張っていこう、というところかと。
結果としては勝利したものの、前回対戦でもPKを決められゴールを許してしまっています。今節こそきちんとしたかたちでゴールを決めて勝つ、という意気込みでいるのではないでしょうか。
そして、富山出身のMF大崎 淳矢。前節は出場停止だったところでスコアレスドロー、連勝ストップということがあっただけに、忸怩たる思いもあったかと。その鬱憤を晴らすべく、気合も十分ではないでしょうか。

対して、カターレ。
2試合連続3得点を挙げて連勝、と言えば、なにやらとても絶好調のようにも思えますが・・・正直なところ、実際はそこまでのことはないでしょう。
なにも、いきなり急激に力がついて得点力が上がったわけではなく。調子が上向いた部分もありましょうが、相手を圧倒して勝ったわけでもないのだから。
むしろ、変わっていない部分のほうが多いくらいでしょう。相手に攻め込まれてなかなか反撃に転じられず、後手に回ってしまう場面であるとか。過程こそそれぞれとはいえ、ここ3試合連続で前半を1-0とリードして折り返したにもかかわらず、そのまま逃げ切ること叶わないままに60分台に追いつかれてしまったりだとか。
それでも。
それでも、負けていない。2連勝している。
最終盤、苦しい時間帯にもあきらめずに攻め立て、ゴールという結果、勝利という結果へと結びつけています。
今節対戦する徳島にしても、戦力的には明らかに相手のほうが上。苦戦は必至ではないかと。
それでも何とかして勝たねばなりませんが・・・そこで、なんとかできるかどうか。
再三言っていることです。「勝つことでしか自信は身につかない」
頑張っても報われなかったこれまでとは違います。頑張って、信じて貫けば結果につながるということを知っています。

前節、熱さと湿度でかなり厳しいコンディションのなかでのアウェイ戦を戦ったカターレ。2週連続アウェイとなる今節ですが、その経験を活かさねばなりません。
前節の前半は動きのキレがイマイチで相手にペースを持っていかれてしまう場面が目についた印象。ならば、その反省をもとに、しっかりと試合をコントロールせねば。
期待したいのは、黒部。前節は前述のように劣勢であった試合前半にありながら、しっかりと自分の役割を全うし、先制点をアシストしてみせました。今節もまた、その力をもってチームを牽引してほしいです。
相手にとっても、ロングボールからの黒部のポストプレーは警戒してくることでしょう。しかし、それに屈することなく存分に力を発揮してほしい・・・そして、願わくば今季初ゴールを決めて勝利に貢献してほしいと思います。徳島と言えば、彼の出身地。特別な思い入れもあることかと。故郷に錦を飾る活躍を期待したいです。
そして、朝日、舩津、ヨンドク、ヨングンといった中盤の面々も、その力を存分に発揮してほしいです。熱さもあって厳しい試合となるでしょうが、相手に走り負けないだけの気力あふれるプレーを期待します。アウェイであるというハンデをものともしない運動量で、後半の苦しい時間帯にも途切れない集中力で臨んでほしい、と。
特に、このところ絶好調の舩津には、是非とも3試合連続ゴール、3試合連続で勝利の立役者となってほしい・・・そう願います。

それと。
先日、J1の清水エスパルスより期限付き移籍で加入したFW白崎 凌兵が、今節より出場可能とのこと。
チーム合流から日が浅いなかで、いきなりの抜擢があるかどうかはわかりませんが・・・それでも。同じ20歳である三根と舘野がこのところ結果を残しているだけに、負けずに活躍を期待したいです。
そして、他のメンバーも加入間もない白崎に教えてあげてほしい。確かに22チーム中16位と満足いかない順位にいるものの、だからといってカターレ富山がダメチームなんかでは決してないということを。やればできるということを、強い徳島を撃破することによって証明してほしいです。

成し遂げろ、3連勝!
不可能なんてない。勝って、同一カード連勝を決めろ!!!
勝利を信じ、勝ち切る強さを!!!
勝たれ!!!富山!!!!!