行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第32節  愛媛FC戦

2013-08-31 23:02:47 | カターレ富山
前節は惨敗の末に3連敗、8月の月間勝ち越しもならず。そんななかで迎える今節ですが、心機一転、まずは連敗を止める勝利を目指し、ニンジニアスタジアムへと乗り込んで愛媛FCと対戦します。
9月のリーグ戦は4試合中3試合で、前半戦の数少ない勝ち試合―――3月に3勝を挙げた相手と再び対戦することになります。
その初戦となる愛媛戦。チーム初となるホーム開幕戦勝利となった前回対戦に続く勝利、そして一昨年より続く同カードの連勝を5に伸ばすべく、必勝を期して臨まねばならない戦いです。
それは、アウェイであるからとかは関係なく。むしろ、天皇杯を含めて9月は公式戦5試合中4試合がアウェイ戦。むしろ、アウェイであるからこそ勝つ、というくらいの気構えが必要ではないかと。

現在16位の愛媛との勝ち点差は、わずかに2。愛媛に消化していない1試合があるぶん暫定順位ではありますが、それでも直接対決で勝利することで上回ることができるというのであれば、それを成し遂げないわけにはいかない、という強い気持ちで臨まねばならないでしょう。
愛媛にとっても連敗脱出がかかった試合。前々節は札幌に0-3と完敗、連続アウェイとなった前節も群馬に2-1と敗れています。その前節と続いて下位との対決となる今節の富山戦にまで負けるわけにはいかないと、気を引き締めているものと思われます。
総得点が愛媛30に富山29、総失点が愛媛40に富山44と、数字の上ではほぼ互角。対戦成績ではカターレが4連勝中ではありますが、いずれも僅差でのもの。おそらく、今節もまた1点を争う接戦となるのではないかと。
いかに我慢強くピンチを耐え、いかにチャンスをものにするか。それがいつも以上に問われる試合になるのではないかと思います。

ここ数試合、PKでの失点、そして退場と、自ら招いてしまったピンチから連敗を喫してしまいました。その嫌な流れを断ち切って勝利を挙げねばなりませんが、それには最後の最後まで集中力を切らすことなく戦い抜く肉体的にも精神的にも強い力が必要です。これまでの悔しさを忘れることなく、さらに思いを強さに変えて立ち向かわねばなりません。
両チームともにハードワークが求められ、そのせめぎあいを制したほうが勝利をつかむという試合になるであろう今節。
正直言って、攻撃のキーマンであるところのヨンドクの出場停止は痛い。けれど、試合途中で離脱して10人での戦いを強いられてしまった前節とは違い、1週間準備期間がありました。そこで見出した打開策を、ピッチ上で存分に発揮、勝利につなげてほしいところです。
奇しくも、昨年のアウェイ愛媛戦もヨンドクは出場停止でした。チャンスそのものは多くなかったところ、ここぞという場面でコーケンが直接FKを叩き込み、その1点を守り切って勝利をおさめたのでした。
今節も、それに倣いたいところ。ヨンドクがいないから勝てないなどということなく、きちんと出場メンバーが結果を出すことによって懸念を払しょくしてほしいと思います。
メンバー編成に関しては読めない部分も多いものの、そのなかにあって、ヨンドクの穴を埋める意味でも、そして古巣との対決という意味においても、大山の出場があるのではないかと思います。
体力的にもフル出場に関してはどうか、という面もあるにせよ、そのボールさばき、安定したプレーぶりに定評のある大山。元愛媛というよりも、もうすでに立派にカターレの重要な戦力。その力を、彼をよく知る愛媛の選手たちはもちろん、ファン・サポーターにも示してほしいと願います。

前節は相手のプレッシャーに押し込まれてしまい、満足に攻撃の形すら作れず、シュートがたった2本という惨憺たるありさまでした。
当然のことながら、同じ失敗を繰り返すわけにはいきません。得点なくして勝利なし。勝つために必要な気概を前面に押し出して、目指すべきアグレッシブなサッカーを取り戻して勝利してほしいです。
良くない流れの連敗を止めなければなりませんが、待っていたって事態は改善しません。自分たちでなんとかするしかないのです。
ちょうど1年前にあたる昨年の9月2日。愛媛戦に勝利し、長い長い15戦にも及んだ連続勝ちなしから、やっと脱却したのでした。
そして、その勝利を機に反攻を開始、最下位脱出、そして残留へと結びつけた、その初めの1歩となったのが愛媛戦。
ならば。
今節もまた、勝利せねばなりません。去年がそうであったように、今年もまた巻き返していくために。
先だってクラブがJ通算50勝を達成しましたが、そのなかでも6勝を挙げているいちばん相性のいい相手が愛媛。
だからこそ、今節もまた勝つことで、いまいちど相手に苦手意識を植え付ける―――ただ勝つだけでなく、順位の逆転とともに確かな浮上の1歩とする勝利とならんことを。

反攻の9月よ、もう一度!!
アウェイで勝つ!勝って、善戦止まりでないことを、自分たちの力を再確認せよ!
欲しいのは勝利・勝ち点3のみ!自分で自分の首を絞めるような試合は、もうたくさん!
だったら、勝て!勝って、もう一度カターレ富山に負けない強さを、勝ち抜く強さを!!
必勝を期して、全力で挑め!!
勝たれ!!!!!富山!!!!!
コメント
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