2011年の同大会における鹿島戦以来、3年ぶりとなる天皇杯3回戦でのJ1クラブとの対戦。大阪はキンチョウスタジアムにて、セレッソ大阪と戦います。
磐田戦から中2日、折からの暑さに加えて連続アウェイ戦となりコンディション面の心配がある上に、登録上の問題で新加入の宮吉、井澤らが出場できず。とはいえ、それを勝てない言い訳にしてもはじまらないのであって。もとより、絶対的に格上の相手。駄目でもともと、なんて言い方はしませんが、戦う前に後ろ向きな考えでは勝負にならないでしょう。
この対戦だって、昨日今日いきなり決まったものではなく、先月の2回戦で勝利した段階からわかっていたこと。
やるべきことは、ただひとつ。J1クラブを相手にも敢然と立ち向かい、勝利すること。
やるからには、勝つ。その意気込みを、終始貫いてほしいです。
セレッソ大阪は現在J1の16位。降格圏に足を突っ込み、残留争いを余儀なくされています。
ディビジョンは違いながらも、似たような境遇に置かれているカターレとセレッソ。
・開幕前に大きな期待をかけられた新戦力が加入、にもかかわらず成績は低迷(フォルラン加入のセレッソは言わずもがな、カターレの中島とか)
・夏の移籍でチームの象徴的選手が抜ける(セレッソの柿谷、カターレのヨンドク)
・決定機に決めきれないのが低迷の要因(4試合連続無得点があったセレッソ、カターレは・・・言うまでもなく)
・天皇杯2回戦で勝利して以降、勝ちがない
・直近のリーグ戦は、上位を相手に0-3から追い上げる粘りを見せるも敗戦(セレッソは2位・川崎に、カターレは3位・磐田に)
そんな中で迎える、この対戦。
残留を勝ち取らねばならないリーグ戦に集中しなければならないチーム事情はお互い様。
けれども、だからこそ。
どんなかたちであれ、ひとつの勝利というものがチームにもたらす影響というものは、決して小さくないはず。「たかが1勝」がどれだけ難しいか、嫌と言うほど味わっているだけに。
たしかに、「天皇杯に勝ってもリーグ戦の戦績に影響が無いなら、さっさと負け抜けて残留に集中した方が良い」というのも、ある意味正論でしょう。
けれども。
目の前の対戦に全力で向かっていけないチームに、果たしてリーグ戦で結果が出せるのか?と。
それでなくとも、カターレは絶対的に格下。いい加減な気持ちで試合に臨んでも、勝負にすらならないでしょう。全力、あるいはそれ以上の力を発揮して、ようやく僅かばかりにの勝利の可能性が生まれる、といったところか。
勝つのが厳しいのは、あたりまえ。それでも、わかった上でなお、勝利を追い求める。
この戦いで全力を尽くすことこそが、リーグ戦への活力へとつながることを信じて。
この夏にセレッソに移籍加入した元カターレの平野 甲斐ですが、古巣対決が期待されながらも、登録上の問題でかなわず。なんとも無念です。
成長したプレーぶりを対戦相手として見ることが出来ないのは残念ですが、それでも。会場入りして観戦することは確実であろう彼の前で、無様な試合は出来ません。リーグ最下位に低迷し、心配もかけてしまっていることだろうけれども・・・だからこそ、「このままでは終わらないぞ!」という確固たる意志を、格上の相手にも敢然と挑んでいく姿で示さねばならないところです。
そして、もうひとつの古巣対決。この試合で期待したいのは、なんといっても2009年以来の凱旋を果たす苔口の活躍でしょう。
設立当初から在籍する朝日と敬介に次ぐ、カターレ富山の古株。いまや、「元セレッソの苔口」ではなく、「富山の苔口」と言える存在。それでもやはり、プロとしてのキャリアをスタートさせたセレッソ大阪というクラブには、並ならぬ思い入れがあることでしょう。
酒本 憲幸、藤本 康太といった在籍当時を知るメンバーも、最大の武器であるスピードをもって追いすがるDFを振り切りながらゴールを決めた磐田戦の活躍を、チェックしていることかと。そんな警戒をくぐり抜け、いまや富山の顔となった苔口 卓也の実力を、存分に発揮してほしいと願うばかりです。
そして、もうひとり。白崎の活躍にも期待。
磐田戦の空振りが決まってさえいれば―――気にするなと言っても難しいかも知れません。
けれども。プロならば、汚名返上はプレーで示せ、と。
むしろ、名誉回復のチャンスが間髪入れずに来たことを僥倖と捉えるべき。ならば、それを活かさない手はないでしょうよ、と。
昨年の天皇杯2回戦で移籍後初ゴール、さらにもう1点の2ゴールを記録。しかし、結果的には自身がPK戦で決められなかったことで敗れた。もちろん、天皇杯というものを厳しいものだと認識した上で臨むこととなるのでしょうが。
敗れたとはいえ、昨季終盤戦での大活躍は天皇杯でのゴールがきっかけ、と言えるかと。
ならば、今年もそうあるべき。この対戦で活躍し、自信と手応えを掴む。そして、それを残りのリーグ戦に確実にフィードバックする、と。
それなら、迷っている暇などありはしません。
やるべきことを、やる。そして、結果を出す。カターレ富山攻撃陣の中核として、その力を存分に発揮し、セレッソ大阪に脅威を与えてほしいと思います。
リーグ戦と関係ない戦い、といっても、それは、ものは考えようということで。
同じ勝利でも、ただの1勝以上の価値をもった試合があります。強豪撃破ボーナスが付いた試合、とでも言いましょうか。磐田戦がまさにそれの対象試合であったのですが、勝利はならず・・・。だったら、このセレッソ戦に勝って、そのボーナスを、自信を身につけるべし!ということで。
勝てばもちろん勝利ボーナスが、たとえ敗れても、その敗戦でリーグ降格の危機がまた近づくなんてことも無い。
これが逆の立場だったら、「格下のクラブに負けるわけにはいかない」というプレッシャーもあったかもしれないところ、J1クラブに挑むJ2クラブであれば、無心にジャイアントキリングを目指して猛進するだけでいい。
そして格上との対戦は、リーグ戦にも好影響をもたらすのでは?「あのときのセレッソ戦に比べたら、まだ余裕がある展開じゃないか」というように。
なんだ、ある意味ノーリスクじゃないか。
だったら、得られるものはすべて糧にしてしまえ、と。もちろん、その先にある勝利を含めて。
ただ対戦してなんとなく負ける、なんて試合だけは、絶対にするな!
リーグ戦でなくとも、やらねばならないことは同じ。
ただ、ガムシャラに勝利を目指していくこと。
ならば、それを体現せよ!!格上に勝つことに理由は要らない!!
勝たれ!!!富山!!!!!
磐田戦から中2日、折からの暑さに加えて連続アウェイ戦となりコンディション面の心配がある上に、登録上の問題で新加入の宮吉、井澤らが出場できず。とはいえ、それを勝てない言い訳にしてもはじまらないのであって。もとより、絶対的に格上の相手。駄目でもともと、なんて言い方はしませんが、戦う前に後ろ向きな考えでは勝負にならないでしょう。
この対戦だって、昨日今日いきなり決まったものではなく、先月の2回戦で勝利した段階からわかっていたこと。
やるべきことは、ただひとつ。J1クラブを相手にも敢然と立ち向かい、勝利すること。
やるからには、勝つ。その意気込みを、終始貫いてほしいです。
セレッソ大阪は現在J1の16位。降格圏に足を突っ込み、残留争いを余儀なくされています。
ディビジョンは違いながらも、似たような境遇に置かれているカターレとセレッソ。
・開幕前に大きな期待をかけられた新戦力が加入、にもかかわらず成績は低迷(フォルラン加入のセレッソは言わずもがな、カターレの中島とか)
・夏の移籍でチームの象徴的選手が抜ける(セレッソの柿谷、カターレのヨンドク)
・決定機に決めきれないのが低迷の要因(4試合連続無得点があったセレッソ、カターレは・・・言うまでもなく)
・天皇杯2回戦で勝利して以降、勝ちがない
・直近のリーグ戦は、上位を相手に0-3から追い上げる粘りを見せるも敗戦(セレッソは2位・川崎に、カターレは3位・磐田に)
そんな中で迎える、この対戦。
残留を勝ち取らねばならないリーグ戦に集中しなければならないチーム事情はお互い様。
けれども、だからこそ。
どんなかたちであれ、ひとつの勝利というものがチームにもたらす影響というものは、決して小さくないはず。「たかが1勝」がどれだけ難しいか、嫌と言うほど味わっているだけに。
たしかに、「天皇杯に勝ってもリーグ戦の戦績に影響が無いなら、さっさと負け抜けて残留に集中した方が良い」というのも、ある意味正論でしょう。
けれども。
目の前の対戦に全力で向かっていけないチームに、果たしてリーグ戦で結果が出せるのか?と。
それでなくとも、カターレは絶対的に格下。いい加減な気持ちで試合に臨んでも、勝負にすらならないでしょう。全力、あるいはそれ以上の力を発揮して、ようやく僅かばかりにの勝利の可能性が生まれる、といったところか。
勝つのが厳しいのは、あたりまえ。それでも、わかった上でなお、勝利を追い求める。
この戦いで全力を尽くすことこそが、リーグ戦への活力へとつながることを信じて。
この夏にセレッソに移籍加入した元カターレの平野 甲斐ですが、古巣対決が期待されながらも、登録上の問題でかなわず。なんとも無念です。
成長したプレーぶりを対戦相手として見ることが出来ないのは残念ですが、それでも。会場入りして観戦することは確実であろう彼の前で、無様な試合は出来ません。リーグ最下位に低迷し、心配もかけてしまっていることだろうけれども・・・だからこそ、「このままでは終わらないぞ!」という確固たる意志を、格上の相手にも敢然と挑んでいく姿で示さねばならないところです。
そして、もうひとつの古巣対決。この試合で期待したいのは、なんといっても2009年以来の凱旋を果たす苔口の活躍でしょう。
設立当初から在籍する朝日と敬介に次ぐ、カターレ富山の古株。いまや、「元セレッソの苔口」ではなく、「富山の苔口」と言える存在。それでもやはり、プロとしてのキャリアをスタートさせたセレッソ大阪というクラブには、並ならぬ思い入れがあることでしょう。
酒本 憲幸、藤本 康太といった在籍当時を知るメンバーも、最大の武器であるスピードをもって追いすがるDFを振り切りながらゴールを決めた磐田戦の活躍を、チェックしていることかと。そんな警戒をくぐり抜け、いまや富山の顔となった苔口 卓也の実力を、存分に発揮してほしいと願うばかりです。
そして、もうひとり。白崎の活躍にも期待。
磐田戦の空振りが決まってさえいれば―――気にするなと言っても難しいかも知れません。
けれども。プロならば、汚名返上はプレーで示せ、と。
むしろ、名誉回復のチャンスが間髪入れずに来たことを僥倖と捉えるべき。ならば、それを活かさない手はないでしょうよ、と。
昨年の天皇杯2回戦で移籍後初ゴール、さらにもう1点の2ゴールを記録。しかし、結果的には自身がPK戦で決められなかったことで敗れた。もちろん、天皇杯というものを厳しいものだと認識した上で臨むこととなるのでしょうが。
敗れたとはいえ、昨季終盤戦での大活躍は天皇杯でのゴールがきっかけ、と言えるかと。
ならば、今年もそうあるべき。この対戦で活躍し、自信と手応えを掴む。そして、それを残りのリーグ戦に確実にフィードバックする、と。
それなら、迷っている暇などありはしません。
やるべきことを、やる。そして、結果を出す。カターレ富山攻撃陣の中核として、その力を存分に発揮し、セレッソ大阪に脅威を与えてほしいと思います。
リーグ戦と関係ない戦い、といっても、それは、ものは考えようということで。
同じ勝利でも、ただの1勝以上の価値をもった試合があります。強豪撃破ボーナスが付いた試合、とでも言いましょうか。磐田戦がまさにそれの対象試合であったのですが、勝利はならず・・・。だったら、このセレッソ戦に勝って、そのボーナスを、自信を身につけるべし!ということで。
勝てばもちろん勝利ボーナスが、たとえ敗れても、その敗戦でリーグ降格の危機がまた近づくなんてことも無い。
これが逆の立場だったら、「格下のクラブに負けるわけにはいかない」というプレッシャーもあったかもしれないところ、J1クラブに挑むJ2クラブであれば、無心にジャイアントキリングを目指して猛進するだけでいい。
そして格上との対戦は、リーグ戦にも好影響をもたらすのでは?「あのときのセレッソ戦に比べたら、まだ余裕がある展開じゃないか」というように。
なんだ、ある意味ノーリスクじゃないか。
だったら、得られるものはすべて糧にしてしまえ、と。もちろん、その先にある勝利を含めて。
ただ対戦してなんとなく負ける、なんて試合だけは、絶対にするな!
リーグ戦でなくとも、やらねばならないことは同じ。
ただ、ガムシャラに勝利を目指していくこと。
ならば、それを体現せよ!!格上に勝つことに理由は要らない!!
勝たれ!!!富山!!!!!