行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第1節 FC琉球戦

2018-03-10 23:27:37 | カターレ富山
いよいよ始まる新シーズン。10周年を迎えたカターレ富山の新たな歴史の始まりです。
J3優勝、そしてJ2復帰という目標は、今さら言うまでもないノルマとして。
史上最大規模のメンバー入れ替えを断行してまで、その悲願成就に向けて舵を切ったというその思い、覚悟を、勝利という結果で示すために。
まずはシーズン開幕戦を勝利して、幸先の良いスタートを決めねばなりません。

新生カターレのデビュー戦に、あるいは最もふさわしい相手かもしれません。
不調を極めた昨年のシーズン終盤戦を象徴するかのような、0―1というスコア以上の惨敗を喫した最終戦の相手・FC琉球。
同勝ち点で並んでいて、なにがなんでも勝ってフィニッシュしなければならなかったにもかかわらず敗れ、その結果8位転落。史上ワースト順位に落ち込んでしまったのでした。
その琉球と、同じアウェイ・沖縄県総合運動公園陸上競技場で対戦する、シーズン開幕戦。
失意のどん底を味わされた相手へのリベンジ。昨季との違いを示すには願ってもないシチュエーションかと。

もちろん、言うは易く行うは難く。
6位という史上最高位でフィニッシュした昨季、さらにはライセンス取得で、J2昇格への下準備が整った琉球。これまで以上の気合いでもって開幕勝利を成し遂げるべく待ち構えているであろうことは、火を見るより明らか。
金監督の3年目、選手の入れ替わりはありつつも、目指すサッカーにブレはないようで。J3での過去3年で無敗という相性のいい富山を叩いて意気揚々とスタートしたい、それは間違いないでしょう。

相性という意味では最悪と言っていい相手。これまで通りであれば、良くてドロー、あるいは昨季最終戦の続きとばかりに〝連敗〟を喫する可能性も。
しかし、だからこそ。
首尾良くここで勝ったならば。
不調から抜け出せずに失意のままに終わった昨季との、明確な違いが打ち出せたならば。
絶好のスタートが切れることは、間違いないはず。

期待したいのは、なんと言っても才藤。
いきなりの移籍元との対戦。「恩返しゴール」を狙っているであろうことは確実かと。
なにしろ、昨季最終戦でカターレを苦しめた張本人。それが、同じ舞台で、今度は頼もしい味方となっているのだから。
実際に、先の練習試合でもアグレッシブに躍動、さらにゴールを挙げたところも目にしています。そりゃ、期待しないほうが無理というものです。
もちろん、特徴を知り尽くしている古巣だけに、簡単にはいかないかもしれません。けれど、それを踏まえて、さらにゴールしてほしい。そして勝利に導いてほしいです。
もうひとり期待したいのが、同じく新加入の遠藤。
藤枝から新天地での飛躍を期してカターレに移籍。その彼が、藤枝での盟友にして、今季移籍で琉球に加わることとなった枝本 雄一郎と対戦することに。
それぞれの思いを胸に、同じリーグの違うクラブに。その決断が間違っていなかったことを、勝利で証明したいはず。
是非とも、ゴールでもって健在ぶりをみせつけてほしいです。

史上初の開幕3連勝を成し遂げ、好調をキープして折り返したにもかかわらず、大失速してしまった昨季。
その反省を活かさねばならないと言うなら、なおのこと。
いかにこれまで勝てていない相手でも、勝てなくて仕方ないことにはならない。
勝たねばならない理由しか無いのです。
正直、新チームが実戦でどれだけやれるのかは未知数です。
けれど、それでも期待せずにはいられない。それが、10周年を迎えるまで応援し続けてきたカターレ富山だから。

悲願成就へ、最初からクライマックス!!
昨季、保留したまま遂げられなかったJ通算100勝目を、この開幕勝利で成し遂げろ!!!

勝たれ‼富山!!!!!!