行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第13節  ガイナーレ鳥取戦

2013-05-06 07:25:20 | カターレ富山
GW連戦の締めくくりとして、前節から中二2日でホームにガイナーレ鳥取を迎えます。
プレーの精度で負け、球際で負け、後手後手にまわって結局3失点の大敗を喫した前節。いや、攻撃にアイデアが足りない、攻め上がることは出来てもフィニッシュまでつなげられない、といったことは前節だけの問題ではなく、今季これまでも突きつけられてきた課題。
その課題に対して結果で答えを出すことができなければ・・・ハッキリ言って、今節もまた同じことの繰り返しになるだけでしょう。また、善戦はしても勝てない、なんてことになってしまうのではないかと思います。
今季ここまで、たとえ敗れても連敗はせずに乗り切ってきました。もし仮にここで無様に敗れるようであれば、モチベーションの低下は避けられないことかと。
もちろん、そんなことは望んではいません。
結局、4月の4週連続ホーム戦で1度も勝てなかったカターレ。「5週目」にあたる今節こそ、第5節以来のホーム戦勝利を成し遂げるために、全力をもって勝ちにいかねばならないところです。
やりたいサッカーの方向性は示すことが出来ている。
ならば、それを結果につなげることもまた、プロサッカークラブとしての務め。
まずは今節。勝利を挙げて、戦績をイーブンに戻し、再び上位進出を狙っていくために。
勝ちにこだわらなければならない一戦です。

開幕当初はスタートダッシュに成功したものの、その後連続勝ちなしが続いて現在19位の鳥取。10試合ぶりの勝利をかけて、全力をもって挑んでくることでしょう。
前々節は、カターレが大敗したガンバに先制から追いつかれてのドロー。前節も0-1で敗れたとはいえ、手ごたえを感じる敗戦だったもよう。
昨年のゴールデンウイークでの対戦で勝利したこともあり、富山に勝つことで流れを変えたいという思いは強いはずです。
注意しなければならない選手は、ここまでチーム最多の3得点を挙げているFW久保 祐一でしょうか。
昨季のホーム戦でも、一時は同点となるゴールを決められています。それだけに、今度こそという思いも抱いているはず。高さと強さがあり、鳥取選手のなかでも力を感じるプレーヤーであった印象があります。そんな相手のエースにいかに仕事をさせないかが勝負を決める重要な要素となるような気がします。

カターレの側ですが、ここはあえて、最近は途中出場が多い敬介と苔口のFW選手に期待したいところです。
前節、3失点した状態から投入された敬介。劣勢のなかにあっても持ち味であるスピードを発揮し、一矢報いた木村のゴールをアシストしました。自らに課せられた使命をしっかりと全うしようする姿勢は、ガンバ戦をはじめ、ここ最近の出場でも顕著に見受けられるところです。その頑張りが、是非とも勝利に結びつけく結果となって報われることを願わずにはいられません。
そして、苔口。今季ここまで無得点ですが、そろそろゴールが見たいです。
昨年のホーム戦でのゴールは、ホーム初勝利を挙げた岐阜戦であったりとか、15試合連続勝ちなしからの脱却を決めた愛媛戦であったりとか。そして、先制してから追いつかれてしまっては勝てない、というジンクスを打ち破った、鳥取戦の決勝ゴールだとか。
今一度、そんな決定的なゴールが見たいです。
戦績が負け越しに転落、チャンスにも決めきれずに勝てないなど、正直、今現在のカターレの状況は芳しくありません。
そんな状況を打破するようなゴールを挙げて、チームを奮い立たせてほしいです。

連続勝ちなし中だからといって、鳥取は決して侮れない相手。
それに、もし優勢に試合を進めたとして、終盤に2点リードを追い付かれてしまって冷や汗をかいた岐阜戦のようなこともあります。油断などしてはなりません。
それに本来、相手がどうこう言っていられるほどチームに余裕などありはしないのでは?
せっかくチャンスを作っても、それをうまく活かして得点に結びつけることがなかなか出来ていない。
パスサッカーはいいけれど、それが得点を挙げるという目標に結実しているとは、なかなか言えない。
さらに、試合終盤の失点癖が解消されていない。
なにより、相手に脅威を与えるようなサッカーが・・・正直なところ、迫力不足。
それらの課題の解消を図っていくにあたり、相手をみくびっている余裕などありはしないはずです。
相手もさることながら、まずは自分たちの弱さに打ち勝たねば。
目指すべきサッカーを成し遂げた先には、きっと結果もついてくるはず。そのために、かたねばなりません。

昨年のホーム戦は、残留争いの真っ只中で行われた対戦でした。
その後、両者ともに残留を成し遂げることには成功しましたが・・・もう、あんな思いはしたくないというのは、どちらにとっても同じでしょう。
だからこそ、今回も、勝つ。
ホーム鳥取戦は、JFL時代を含めて3戦3勝。もちろん、今節も勝って全勝を継続せねばならない一戦です。
勝って、もう一段階成長をし、中位、さらに上位へと食いついていかねばなりません。
そのためにも、勝たねばならない今節。
勝って、踏みとどまれ!勝って、飛躍せよ!!
振り替え休日は、鳥狩りの日!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】雑記(仮)  アウェイ・山形戦

2013-05-05 22:52:27 | カターレ富山
今季2度目となるアウェイ行きを敢行した山形戦。
人生初の東北行きとなりましたが、そのレポートなんぞを。


5月の3日、GW期間中ということで日程的にOKならば行かねば、ということでアウェイ戦参戦を決意。毎年行っていた岐阜戦が、今年は平日で行けなかったこともあり、行けるときには行こうぜ、ということで。
ただ・・・。
バス会社にもいろいろな事情があるのでしょうが・・・。今年のバスツアーでは、東日本方面に行く場合は砺波から発着しないことになっていました。そのため、もし利用するなら富山駅からになるけれど、そのあたりの駐車事情とかよくわからないし・・・なんて二の足を踏んでいたら、なんと募集締め切り。キャンセル待ちもないとか。
自分の不徳を悔やんでも仕方なし。
こうなったら自力でいってやるぜ!と、長距離ドライブで山形行きを決行することにしたのでした。

前日に当たる5月2日は普通に仕事。それが終わって帰ってから、旅行準備。

いつものように、メッセージゲーフラを製作。そうだな・・・勝ってれば、上回ってたんだよな・・・。

睡眠時間にして4時間半くらいでしたが、めざましをかけて午前2時50分起床、3時15分に出発しました。

カーナビの目的地表示が日本地図規模になるのも、なかなかないのですが・・・。それだけのビッグプロジェクトだった、ってことで。
毎度長距離ドライブにはラジオCDなんかを聴いていたのですが、今回は買ったけれど聴いていなかったドラマCDで。
「ひぐらしのなく頃に 皆殺し編」

同人PCゲームとして発表され、その後コンシューマゲーム化、アニメ化などされた作品のドラマCD。8部にわたる本編の第7部にあたり、CD9枚組の大作。
約10時間くらい、ということで、なかなか集中して聴くには覚悟が必要だろうと。ここまで買ったものの聞くのを躊躇してきましたが、この長距離ドライブならそれも十二分に可能であろう、と。
ちなみに本編完結編にあたる8部・祭囃し編は、これをさらに上回る14枚組というのだから。まぁ、またの機会に。

夜明け前、未明もいいところだというのに、やはり連休だからということか、無人の野を行く如く、というわけにもいかず。それなりの通行量がありました。
富山県を過ぎて新潟県に入るころには雨に降られたりだとか。
以前、関東方面に行ったときに長岡JCTまでは行ったことがあるけれど、今回はさらに新潟県を北上。長い新潟県をほぼ縦断するだけに、なかなかに大変な道のりでしたよ。
そして新潟中央JCTから日本海東北道、将来的には伸長するうちの現時点での終点である荒川胎内へ・・・というルートだったはずでしたが。
ナビに、荒川胎内が表示されない。
データが最新でないがゆえか?いや、それでもジャンクションまで行けばどうにかなるだろ・・・と、思っていたのですが。
甘かった。
まんまと日本海東北道に入り損ね、磐越道へ。間違ってしまったことに気づいてもあとの祭り。引き返すわけにもいきません。
ナビは東北道を経てぐるっと回って山形北ICと表示されているものの・・・いかに高速道路とはいえ、大回りしすぎじゃね?てことで。
一念発起し、会津西で降りて一般道で北上することにしました。
当然と言えば当然ながら、全く見ず知らずの道。生まれて初めて通る東北の景色を眺めながら、ひたすら北へ。
結果的に、想定より1時間ほどロスした格好で、山形県は天童市へと入ったのでした。

試合会場であるNDスタに直行はせず、まずは天童駅へ。
そこで、地元商店街であるグリーンモール天童の企画として、アウェイサポーター向けに名産の将棋の駒プレゼントがあったので。アウェイクラブの選手やマスコットなどの名を職人さんが書き込んだ特製の駒を先着10名限定でプレゼントしてくださるというこの企画。スタジアムに直行のバスツアーでは行けないからこそ、自力で行くからには是非とも頂きたいと思っていた・・・のですが。
やはり、遅れが響いたようで。
一応、配布時間の10時20分には間に合ったのですが、すでに完配。ガックリ。
それと関連してですが、同商店街ではアウェイサポーター向けのサービスも。
そのなかのひとつ、菓子司 大坂屋さんでお土産を買うことにしました。

アウェイサポーターには5%オフ。ラフランスパイを購入しました。
この道ウン十年でしょうか、おかみさんに応対していただきましたが、素朴というか、いい人オーラがにじみ出ているというか・・・。なんていうか、なんとなくイメージとしてある「小さな商店街のおばちゃん」が、そのまま具現化したような、とでも言いましょうかね。おまけとして店自慢のもちもちシューを1個サービスしていただいたときには、ほんのりとあたたかい気分になったりしてしまったのでしたよ(*´ω`*)

そして、10時30分ごろに現地到着。

天気としては晴れ時々曇りではありましたが、どうにも風が肌寒い。まぁ、前の試合では雪が降ったって話だし、それに比べればマシではあったのですが。それでも、5月だっけ?てなもんで。
アウェイサポーター待機列には、いつものサポ仲間が。みんなそれぞれに苦労してたどり着いたようですが、そのへんはカターレバカということで。苦労も苦労と思っていないメンツばかりでしたよ(^^;

開場後、Jリーグでも評判の高いというスタグルメを堪能。

スタジアム前の広場には、多くのサポーターがグルメに舌鼓をうっておりましたよ。


そのなかで、名物という炎のカリーパンと韋駄天フランクを賞味。
このカリーパン、毎度相手クラブに合わせて具材を変え、相手を食っちゃおう!というものなのだとか。
富山にちなんでホタルイカ、なんてものもあったのですが・・・さすがにそこまでの勇気はなく、無難に富山ポークにしておきましたが(^^;
それにしても、活況ぶりは羨ましい限り。われらがホームの県総も負けていられないなー、なんて。

広場の一角にはモンテス神社。うん、こういう催しも良いね。


ピッチまでやや遠かったものの、陸上競技場としてはこんなものでしょう。いや、いつものホーム戦ではもっと遠いなかで観てるわけだしねー。

ただ、ちょっと辟易させられたのが、大型ビジョン横のスピーカー。
スタジアム全体をカバーするためなのでしょうが・・・どうにもこうにも大音量すぎ。耳が痛くなるレベルで、アウェイサポーターに優しくない仕様でした。
その大音量で、スタジアムDJが「ゴォーーーーーーーール!!」と肺活量の限りに絶叫。それが3度も。
さすがに、ちょっと凹みました(-_-;)

ハーフタイムに挨拶に来てくれたディーオには和んだんだけどねぇ。

試合のほうは、完敗でガックリ。
楽しそうな山形サポーターを尻目に、すごすごと帰途に就くしかなかったのですが。

もっと予算がふんだんに使えたならば、せっかくの山形を満喫して帰ることもあったのでしょうが。
いかんせん、これは個人弾丸ツアー。試合後はすぐに帰ることに。
帰りは、来るときに通るはずだった荒川胎内へ向けて出発。近くのガソリンスタンドで給油を済ませ、レッツゴー。
一般道をひた走り、問題の荒川胎内に着いて、なるほど、と。
日本海東北道のとりあえずの終点と言いながら、そこにインターチェンジは無く。入り口に「ここから有料区間」という但し書きが。建造中のそれ以北は無料で、そこからが有料だった、と。で、実質的な高速入口が中条から。だからナビに反応していなかったのだな、ということがわかったのでした。

そして、帰りの道中。疲れをおして、ひたすら進む進む。
試合に負けてガックリを引きずっているわけにはいきません。最大集中で運転せねば。
幸いにして渋滞にはまってしまうということはなかったものの、それでも気を抜けないほどには交通量もあり。さらに局地的に雨の降る区間もあったりして、なかなか疲れる道中となってしまったのでした。
それにしても。
今年を除いて過去4年の岐阜と、2010年の国立競技場での横浜FC戦に向けて栃木まで行ったとき。そして今回。
自力での長距離ドライブによるアウェイ戦参戦は6度目ですが・・・今回も含め、1度も勝ったことがないことに気づきました。
そういえば、国立で4失点でボコられ、カズダンスを見せつけられた帰りもキツかったっけなぁ・・・。
変なジンクスとか、いらないから。

今回もまた、旅の〆の牛丼。値下げにより、並盛280円ナリ。
次の長距離ドライブでのアウェイ参戦では、勝って食べたいもんだよね・・・。
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【J特】さらされてしまった底の浅さ。大敗を喫し、黒星先行  モンテディオ山形戦

2013-05-05 17:45:43 | カターレ富山
1-3で敗戦。
相手との実力差は、あったかもしれません。いかに去年までと違って今年こそは一味違うぞ、とはいえ・・・だからといってどんなチームを相手にしても勝てるほどの力までが身についているわけではないのだから。
逆に言うならば、差はあって当然。なのに、それを踏まえた戦いができていなかったから敗れた、ということでしょうか。
今シーズンここまで、連敗がない代わりに連勝もないのは、試合によって出来具合に波があるから、ということですが。それは相手も同じことで、良い時もあれば悪いときもあるでしょう。
ただ。
全試合をベストなコンディションで臨むのが理想ではありますが、現実的にはなかなかそうもいきません。
そういった、自分たちがあまりよくないコンディションであった場合、あるいは相手の調子が明らかに良かった場合。
だから、勝てませんでした、負けてしまいました、では済みません。
たとえ苦しい試合であっても、それでもなんとかしなければいけない。常に、勝利を目指さねばなりません。最後の最後まで、成しうるベストを尽くして勝ち点をもぎ取らねばなりません。

ですが。
今節は、それが出来ませんでした。
スペースへ向けてボールを供給する鋭さ、それに対して反応する選手のスピード感など、山形の各選手の攻撃には迫力がありました。この攻めを許していたのでは、まず失点してしまうぞ、という雰囲気を持った攻撃。
転じて、カターレはどうだったか?
前節、敗色濃厚であった状態から追いつくという起死回生のゴールが生まれました。
ですが・・・その勢いを、今節も!というわけにはいかず。悪い意味で、相変わらずのプレーしか出来ていませんでした。
一方的に攻め立てられて成す術なし、というわけではなかったにもかかわらず。チャンスも決して少なくはなかったにもかかわらず。
それでも・・・相手に脅威を与えるほどの攻撃が、出来ていませんでした。
悪い意味での相変わらずのプレー―――ここ数試合繰り返しているのに、全然改善されていません。
なんで、フィニッシュの場面で躊躇してしまうのか。
狙っていくべきところでシュートにもっていけなかったり、判断が遅れて結局カットされてしまうだとか。
もちろん、チームとしての約束事もあるでしょうし、より可能性の高い手段で、という気持ちもあるのでしょう。
しかし、それが相手に脅威を与えることに繋がっていません。

パスサッカーを標榜し、実際に去年までとは違って自分たちのスタイルに手ごたえを得ているのはわかります。
ですが。
それは、あくまで「手段」であって、「目的」ではない。
乱暴な言い方をすれば、サッカーなんて、相手より多く得点さえ決めたならば、あとのプレーはどうだっていいんです。
パスサッカーも、相手より多く得点するという究極の目的のための手段に過ぎない。目標達成の可能性を上げるための要素でしかない。
判定勝ちなんて、ないのだから。いかに自分たちのスタイルを披露しようと、負けては元も子もない。
正直なところ・・・目的の達成のためのがむしゃらさというものが、技術や個の力以前の問題として、山形のそれよりも劣っていたような気がします。
相手に脅威を与えられないような攻撃をいくら繰り返したとして、「しっかりプレーすることが出来さえすれば問題ない」という精神的余裕を揺るがすことができないでしょう。
気持ちで、負けていた気がします。
3失点は、偶然ではありません。実力差と言ってしまえば簡単ですが・・・それでも、その差に怯まぬほどの気迫のこもったプレーが出来ていたならば、果たして同じ結果となっていたでしょうか?
木村のゴールで一矢報いた形ではありますが、それとて、相手をねじ伏せてのゴールではなく・・・相手にとってどれだけの影響があったことやら。

得失点差で-2点、さらに、今季初めて負けが先行。
嫌な言い方になりますが・・・厳しい言い方をするならば、がむしゃらにゴールを狙い、それを得点につなげていくことができないという今季ここまで続いている課題が克服できていないが故の、自業自得。
一朝一夕に改善できる問題でもないのかもしれない。
けれど、だからといってできませんでした、では済みません。相手のほうが調子が良かった、なので勝てませんでした、では済みません。
たとえ不利な状況下にあっても、それでもなんとかしなければならない。
それができなければ、また去年の二の舞。
もう、最下位付近をさまよって鬱々とした日々を送るなんて、御免です。
そんなじゃない、と言うならば。
結果をもって示すよりほか、ありません。

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【J特】第12節  モンテディオ山形戦

2013-05-02 21:56:35 | カターレ富山
シーズンもおよそ4分の1が経過し、現時点で4勝3分け4敗の12位。開幕からつまずき続けた昨年までのことを思えば、五分の戦績でもよくやっている、と言えなくもないですが。
だからこそ、勝ち越したい。勝ち越して、波に乗りたい。
さらなる一歩を踏み出すべく、NDソフトスタジアム山形に乗り込み、モンテディオ山形と対戦します。
現在5勝1分け5敗と、山形にとっても五分の戦績から抜け出すための試合。お互いに譲れない戦いとなりますが、勝利して1の勝ち点差を抜き去り、上位進出への弾みをつけねばなりません。
ここまで連敗がない代わりに連勝もないカターレですが・・・あるいは負け試合であった前節を引き分けてしのいだことができたからこそ、今節が重要となります。
もちろん、勝利して勢いに乗るために。

ホーム4戦でひとつも勝てずに負け越してしまった4月。
内容は、決して悪くはありませんでした。ガンバ戦は大敗したものの、やろうとしているサッカーの方向性はぶれていなかった。それだけに、勝利という結果が伴わなかったのは、どうにもやるせないものがあります。
4月唯一のアウェイ戦がいちばん近い岐阜で平日開催だったこともあり、なにやらすごく久々なアウェイ戦のような気もしますが・・・。
ある意味、月も変わったということで心機一転をはかるには、ちょうどいいくらいかもしれません。

山形はここまで、連勝したり連敗したりと、なかなか落ち着かない状況のようで。・・・いや、勝ち負け引き分けが交互にめぐってきているようなカターレが言うのもなんですが。
前節は岐阜と対戦し、先制点を挙げた直後に追いつかれ、追加点を挙げられぬままにドロー。守備的な相手を崩しきれず二の足を踏んだ結果、勝ち点1にとどまったという内容でした。
対してカターレは、試合終盤の失点という課題を克服できずに先制を許したものの、最後まであきらめない粘りを見せて追いつき、ドロー。
お互いに、引き分けからもう1歩を踏み出すための今節の対戦となります。
山形で注意しなければならない選手といえば、FW中島裕希でしょうか。今季ここまで2得点。
富山第一出身で、やはりカターレ富山というクラブとの対戦には期するものもあるようで。実際、仙台時代には県総で凱旋ゴールも決められてしまっています。
今季は山形に完全移籍。山形のエースとしての自負とともにカターレを待ち受けているはず。
今季ここまで機能しているところの守備陣の連携、最終ラインのコントロールをもって、仕事をさせずに抑え込まねば。

期待したいのは、ヨンドク。
中盤での競り合いが続いてなかなか決定機が作れなかった前節ですが、そのなかにあって、ヨンドクならばもう少しできたのでは?という思いがぬぐえませんでした。
持ち前の突破力、仕掛けという面のみならず、もっとミドルからでも果敢に狙っていくという持ち味が発揮できたならば、さらに攻撃の厚みが増すことかと。
ここまで11試合で、複数得点を挙げたのが北九州戦と岐阜戦の2試合だけ。チームの得点力不足は明らかです。
そんななかにあって、獲るべき選手が得点を挙げること―――勢いをチームの力に変えていくには、やはりヨンドクの活躍が、必要です。
守備陣では、吉井でしょうか。
前節の失点は、きちんとマークについていれば防げたはずのものだった、という反省。それを、今節に活かすことができるか・・・というか、活かさねば。
スタメン出場したからこそ見えた課題をうまく消化し、経験に、力に変えなくてはなりません。
今季ここまで課題であるところの、試合最終盤での失点。それをなくし、逆にその時間帯に得点するくらいにならねば。
そのためにも、苦しい時間帯でもきちんとプレーし続けるだけの精神的、肉体的な強さを示していかねばなりません。

昨季のNDスタでの対戦は、注意しなければならないはずだった前半終了間際のアディショナルタイムに、これまた注意しなければならなかったはずのセットプレーから失点。0-1で敗れました。
昨季何度となくあった、「気をつけねばならなかったのに、やられてしまった」という敗戦。その顕著なパターンとしての敗戦でした。
もちろん、今節の対戦でそれを繰り返すわけにはいきません。
チャンスをものにすること。相手のチャンスをつぶしきること。苦しい時間帯も、耐え切ること。むしろ、逆にゴールを挙げるくらいの勢いで。

イーブンの戦績から、さらに上を目指すために、負けられない・・・勝たねばならない今節。
惜しかった、がんばったけど及ばなかった、なんて結果は要りません。
いかにして、決定機をものにするか。そして、いかにして勝つか。
試合内容の充実ももちろんですが、やはり、結果が伴ったチームの実力を伸ばしていかねばならないのだから。
勝ち点差は、わずかに1。勝てば順位も上がります。
順位が入れ替わる対戦で勝利することの意義というものを、結果をもって示さねばならない一戦。
必勝を期して臨め!!
勝って、5月を躍進の月とせよ!!
山形戦初勝利を挙げて、上位進出への足掛かりとしろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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