火防の神様秋葉山信仰(浜松市天竜区春野町)で、周辺各地から同秋葉神社への街道沿いに古く江戸時代から道しるべと街灯の役目を果たした秋葉山常夜燈。今も地区によってはその信仰が続けられていますが、掛川市内に今も残る常夜灯を現地撮影しご紹介しています。
掛川市内を4地区に分けた今回はB地区(22ヶ所)の最終回となり、 掛川市東部地区の国道1号線添いとその北側に存在する全3ヶ所をご案内します。
最初は国一バイパス千羽ICを降りて少し北西に進んだ東部工業団地の西にある安養寺地区の「石燈籠:神前型」の常夜燈です。
ここの白山神社の登り口に平成9年に新築された新しい常夜燈がたっています(上の小画像)。水田の向こうの閑静な中に白色鮮やかな常夜燈を見ることができます。下2画像は近くに寄った画像です。
安養寺・白山神社前の秋葉山常夜燈。
次はそこから少し東方にある小原子地区の大原子神社境内の一角に建つ「石燈籠:神前型」の常夜燈です。1917年建立とありますから間もなく100年が経とうとしていますが、その間転倒したのか補修痕も残っていました。
小原子地区・大原子神社境内に立つ常夜燈。
最後は、国道一号線沿いにある、千羽・山鼻地区に建つ「石燈籠:神前型」の常夜燈です。すぐ前は交通量も多く正面からの撮影には注意を払いました。1976年建立とあり、その横(左画像の左下)には一代前の古い常夜燈も残されていました。
千羽・山鼻地区の常夜燈
なお、今回B地区の最終回となりますので、これまでご紹介してきました全22ヶ所をスライドショーにまとめた形でご紹介します。下記アドレスをクリックしてご覧ください。(2012年3月にご紹介したもので、各地区の画像数は少なくなっています)