掛川市北西部の和田岡地区に和田岡古墳群として静岡県西部地区を代表する数多くの古代(5世紀前半)の古墳が存在しています。
そのうち、国の文化財指定となった五つの古墳を順にご紹介しています。(第1回目の6/26投稿の記事をご覧いただくと詳しい説明があります)
第2回目の今日は、「②春林院古墳」をご案内します(位置は上の小画像を拡大してご覧ください。天浜線の路線が位置を見る参考になります)。
春林院古墳は掛川市吉岡の寺院「春林院」の裏山あたりに位置し、円墳で、墳頂部には直径約10メートルの平坦部があり、昭和38年の発掘調査でその中央南寄りから埋葬施設が発見されたと言われ、古墳の高さは5.0m、直径は30mと言われています。画像でご紹介します。
裏山に古墳を持つ、春林院本堂と古墳への案内板。
逆道を50mほど上り詰めると、古墳の案内看板があります。
墳頂部の2景。以前は木が茂っていたことがわかります。
古墳の西側には大茶園が続いています。 右は円墳を横から眺めた風景。