富士山が世界文化遺産に登録されて、早1年がたちました。富士山に山登りされる皆さんも増加しており、記念行事も各地で行われています。
それを記念してか日本郵便では先月26日に日本の世界遺産シリーズ第7集に「富士山」の82円10種のシート切手を発行しています。(このブログの今月14日に、デザイン等を含めご紹介しています)
そして、今度はフレーム切手(絵画の額縁のように周囲の額縁に相当する部分は公式の額面と日本郵便の文字が記入され、中の図案だけがオリジナルで作成出来る切手のことです)が、プレミアム付きのシート切手で発行されました。
シートは、ビニールファイルケースに二つ折りの台紙が組み込まれ、その中に82円切手が大型切手2枚を含む10種で、しかもこのタイプでは珍しい横型タイプの切手になっています。(いずれも画像参照してください)
ビニールファイルに入れられたフレーム切手の外観。
この二つ折りのケースを開くと富士山の上方が、きらめく星空が埋め尽くされた写真でカバーされています。(下画像左。) 右は下半分にフレーム切手シートが収められ、上半分にはフレーム切手に使われた原画写真が印刷されています。そのフレーム切手は、上の小画像を拡大してご覧ください。
中の二つ折りの台紙を開いたところ。 内側はフレーム切手が挿入され上部に原画写真が。
世界文化遺産登録一周年記念と題されたこのフレーム切手。プレミアム販売だけに、先の世界遺産シリーズ7集のデザインよりも富士山が迫ってくるようなすばらしい写真で迫力があります。切手としては82円切手10枚ですが、販売価格は1700円。それだけの価値がありそうですのでご紹介しました。