今年最後のお茶の葉の収穫(秋冬番茶)が始まっています。
4~5月にかけ新茶の茶摘みが終わってから、この秋に収穫のため丁寧に育ててきた茶葉は、初夏の新茶のように緑豊かな茶葉に育っていました。
掛川の深蒸し茶は、今年の全国茶品評会でも10年連続の産地賞を受賞し、その生産に向け、秋冬番茶として茶刈リが行われている掛川市五明地区の茶園を訪ねてみました。
彗星が発見された場所でもある五明地区の澄んだ茶園。
そこには緑豊かに育った茶園が広がっていました。
一作日、五明地区の松浦さんと堀井さんの茶園に伺ってみました。青空のもとで、二人で茶葉を刈る動力式の茶刈機や、乗用型の茶刈リ機で茶葉の収穫が行われていました。広い区域ですからあちらことらでその姿を目にしました。
息の合った二人でモーター付きの茶刈機での収穫風景。
こちらは乗用型の茶刈機で、一度にたくさん刈り込めます。
この作業は、掛川市内のお祭り(10月の第2土・日)ごろまで続くということでした。そして、来年の新茶に向け、茶葉の手入れがまだまだ続きます。
生産者からは年々茶葉の価格が低下しており、安定した価格になってほしいとの声も聞かれました。