秋の祭り。「♫むーらんちんじゅのかみさまの~」の歌詞にぴったりの村祭りが開催されました。しかもこれが奇祭珍祭です。
神社近くの皆さんが、年に一度鎮守様さま(天満宮とお稲荷さん)を敬う式典の開催です。二つの鎮守様はすぐ近くにあって、同時に祭典が行われます。
高須賀稲荷 天満宮
上の小画像(拡大してご覧ください)のこんもりとした森の入り口にあるのが高須賀稲荷で、森の中へ十数メートル入ると天満宮があります。
学問の神様と言われる天満宮は、子供たちにも人気です。そしてここの稲荷さんは、なくしたものが見つかる御利益があるといわれます。
神事が終わると天満宮の前に大きなシートが敷かれ、今ではあまり見られなくなった、鎮守様の前での宴席が始まりました。天満宮のご御利益や日ごろからのご五穀豊穣の話題、近隣の皆さんの近況などが楽しい雰囲気の中で飛び交いました。これが今では見られなくなってきた珍祭です。
そして奇祭の方は、宴席が小一時間で終わると、両神様に奉納された、重出席者箱に詰まった赤飯を出席者にご利益のおすそ分けとして配られます。出席者はビニール袋はプラケースを持参し、「チョダイ、チョーダイ」と声を発して数種類の赤飯を少しづついただいていました。
また小さなお子さんにも沢山の菓子が配られ、袋一杯にした喜びの笑顔が見られました。最後は餅投で、たくさんの奉納餅があり、小生も写真を撮りながらも下画像のような御利益にあずかりました。
お菓子の配布。 投げ餅。
この祭り、初めて参加したときにはこんな祭りがあるのかと思う程で奇祭珍祭です。今は慣れましたけれど・・・。
投げ餅もたくさん拾いました(28個)。
しばらくはおぞうにで! 近所のお子さんに配ろうか?