遠州三山と言われる中の一つ、袋井市の可睡斎では、この春大規模な擁壁工事が行われていました。
境内の大きな建物が並ぶ南側の瑞龍閣の前の斜面が崩れたとかで6月に訪れた時には巨大な石が使われ、大工事が行われていました。
先日その結果、修復作業が終わったのか見物に行ってきました。見事な作りの擁壁が完成しており、感動してきました。
(修復工事中の画像)
工事中や以前の風景に見覚えがない場合にはお気づきにならないかもしれませんが、浜松市北区の三ヶ日町から運ばれたという、一つが1トンを超えるといわれる巨石がいくつも積み重ねられ見事な擁壁に生まれ変わっていました。
(完成した新しい擁壁)
重量感のある石が幾重にも積み重ねられていて、迫力ある擁壁になっています。
完成後時間が経っていませんので、まだ、磨いた石のようでなので、重量感(迫力感)が無いようにも見えました。
数年或いは数十年たち、石が色変わりして渋さが出てくると、その良さが出てくるのではないかと思った次第です。
この擁壁の一角に愛嬌のある地蔵尊が1体置かれていました。
※ 上の小画像は、この擁壁の西側にある石段を上った先にある同寺院の山門です。