趣味の切手のコレクションを整理してみました。
先週は猛暑の中、外での作業は避けて古い段ボール箱を開け、不用品整理作業の途中1997年に不慮の交通事故で亡くなった、イギリスのダイアナ妃を追悼する記念切手のセットが出てきましたのでご紹介します。
ダイアナ妃が亡くなったのは1997年8月31日。9月6日の葬儀の日まで、ロンドンの三つの宮殿に面した歩道は花で埋まり、哀悼の記帳者はいつまでも続き、お悔やみの手紙は30万通を越したとのことでした。
そして、1998年2月3日に、イギリス郵政は、ダイアナ妃を追悼する記念切手5種類を発行しました。(上の見出し画像です)
上にご紹介の5種の切手は切手発行日の記念印を押印したFDC(First Day Cover)もコレクションに収まっていました。
解説書もついていました。↓
解説書。残念ながら翻訳できません。
ダイアナ妃がイギリス国民、いや全世界の人々から慕われたのは、これまでタブー視されてきた、エイズ患者と素手で握手を交わされたり、ボスニアを訪問し戦禍の地雷禁止の国際的運動に加わり、また、精神障害、ホームレス、麻薬、知脳障害の方への運動など幅広い取り組みが人々の心に刻まれたからではないでしょうか。
◆下は、切手とFDCが挟み込まれた三つ折りの台紙(タトウ)です。
その一面には、ダイアナ妃の幼少時代から年代を追って成長した肖像が紹介されていました。
また、セットの中には彼女が5才のころに自筆の文章と絵が描かれた封筒大の大きさの用紙(コピー)も組み込まれていました。↓
以上がセットのご紹介です。
すでに年数が経過し、この記念切手の存在は薄れていましたが、今一度思い出し、彼女が世界平和活動に取り組んでいたことから、今ウクライナ問題が勃発していることからくやまれていることではないでしょうか、
大切なコレクションとして大事にしたいと思っています。
※ この切手の収益金は、「ダイアナ・メモリアル基金」に贈られます。との日本語文章も添えられていました。(購入価格は覚えていません)