2級河川太田川の支流のうち、掛川市内を流れる川を訪ねての6河川目です。
原野谷川は、太田川の支流の中では最も長い川で、袋井市の西部二瀬橋の川下付近から掛川市の八高山付近まで続く、37.88kmの長い川です。
したがって見どころも多いので、2回に分けてご紹介します。
今回は河口からの下流域を訪ねてみますが、その多くが袋井市内を流れています。
左が下流の河口近く。原野谷川に最初に架かる二瀬橋で、橋の向こうが太田川本流でそこに連続して二瀬西橋も架かっています。
少し川上の諸井橋から眺めた小笠沢川〈右の小さな川)との合流点。
そこから2~3km川上は、袋井市の市街地を縦貫しています。
市街地を通るため、付近には大きな橋が数多く架けられています。
そこから川上へ1kmほど行くと小野田河川公園があり、ここには沈下橋も架けられています。
その川上には、袋井の花火が打ち上げられる原野谷川親水公園があります。
JR東海道線・新幹線からも見える大きな広場は、多目的の運動にも使われています。
この公園の川下側には、原野谷川と東海道本線・新幹線を一挙にまたぐ長い大きな広愛大橋が架けられていますが、その川下側には歩行者が利用できる便利な橋も架けられています。
その公園の北側あたりに掛川市街地を縦貫する逆川との合流点があります。
左:原野谷川、右:逆川の合流点。
原野谷川は、その先で掛川市内へと入り、北へカーブして川上に向かいます。
東名高速道路から北側へ最初の橋・権現橋からの川風景。
吉岡地区を流れる川には堰と魚道が設けられています。
そこには川の中で水に触れるとことのできるはらや親水公園があり、春の桜風景が見られます。そこから目の届く距離に天浜線の原野谷川橋梁が架けられ列車の通過風景を写真に収める多くのカメラマンが見られます。
本日のご紹介はここまでです。
機会がありましたらお訪ねになってみてください。
ご紹介の画像は5~6年前に同河川を訪れた時のものですので、現況と変化がある場合もあります。
※ 上の小画像は二瀬橋で、右手に見えるのが河口近くの原野谷川の流れ。この橋の左側付近で太田川と合流しています。
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