教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

戦史検定」立ち上げ、収益で慰霊碑再整備 若者パワーで風化防げ

2010年07月19日 18時46分39秒 | 受験・学校

2010/05/29 22:27 産経新聞

11月に実施する「戦史検定」のためアイディアを出しあう学生ら(池田祥子撮影)

『 戦没者への慰霊の思いを再認識しようと、海外の旧戦地で戦没者の慰霊活動などを行っている大学生主体のNPO団体が、今年秋に東京都内で初の「戦史検定」を企画、6月1日から受検者を募集する。近代戦史について初級~上級の3ランクを設定。受検料の一部は、旧戦地で傷みが激しい慰霊碑の再整備事業などに充てるという。戦後65年、記憶の風化を若者主体で食い止めようという試みで、学生らは「受検自体が戦没者の慰霊につながる。多くの方に参加してもらえたら」と話している。記事本文の続き 企画したのは、首都圏の学生らでつくる「JYMA 日本青年遺骨収集団 http:/ jyma.org 。昭和40年代から戦没者慰霊や遺骨収集に携わってきた。 戦争経験者や遺族の高齢化を受け、最近では各旧戦地に建てられた慰霊碑の清掃や再整備も実施。夏休みなどの長期休暇を利用して現地に赴き、ゴミ拾いや草むしり、ペンキの塗り直しなどを行っている。 活動費は、賛同者の寄付やメンバーのアルバイトなどで捻出(ねんしゅつ)してきたが、賛同者の高齢化に伴って寄付が減少傾向にあることから、戦後65年を迎えて将来を見据えたシステム作りが必要と判断。学生らが話し合い、一つのツールとして「戦史検定」の開催を決めた。 ノモンハン事件や日中戦争、第二次世界大戦などを中心に、戦史について出題。問題は近現代史の研究家らが作成する。難易度に応じて3ランクを設け、初年度は初級のみを実施。90%の正答率で合格とし、合格者が翌年度以降に上位ランクを受検できる。 今年は11月21日に上智大学で開催。受験料の一部はガダルカナル島の慰霊碑整備に充てる予定だ。来年度以降は年2回とし、大阪での開催も目指す。 企画者の一人で、平成20年に同島での整備事業に参加した青山学院大4年、中村貴洋さん(21)は「荒廃した慰霊碑がジャングルに点在していた。これからはぼくら若い世代が慰霊や整備をしていかなければ」。立正大4年の山中翔太さん(21)は「試行錯誤の取り組みかもしれないが、未来に続く戦没者の慰霊につながる取り組みにしたい」と話している。 問い合わせは実行委員会((電)03・3239・0160)へ。

 ■慰霊碑、旧戦地に1千カ所超 荒廃も

 フィリピンやガダルカナル島などの旧戦地には、戦後、国をはじめ遺族会や戦友会などの団体、個人が慰霊碑を建立し、慰霊祭を営んできた。関係者によると、その数は延べ1千カ所以上にのぼるという。 ただ、国や各団体によって現在も定期的に清掃を行い維持管理されている慰霊碑がある一方、戦争経験者や遺族の高齢化に伴い、最近では訪れる人がいなくなり、雑草に覆われたり落書きされるなど荒廃している碑も少なくないという。 厚生労働省は、民間が建立した慰霊碑のうち、維持管理が困難な状態にある碑の整理を計画。同省から委託を受けた日本遺族会が建立者の特定や意向確認を進め、移設するなどの事業に取り組んでいる。』

朝日新聞の取材によりますと『旧日本海軍のハワイ・真珠湾攻撃で太平洋戦争が始まったのは、66年前の12月8日だった。異国へ出征したまま帰らぬ肉親や友を、いまも捜し続ける人たちがいる。政府は52年から海外戦没者の遺骨収集を続けるが、まだ115万人が帰っておらず、当時を知る人が少なくなり年々困難になっている。 』と書かれています。まだ115万人 の戦没者の遺骨が、激戦地跡、最前線の野戦に野ざらしに放置されている現状を鑑みますと戦後処理は、本当に終わっていないと思います。大学生主体のNPO団体が、今年秋に東京都内で初の「戦史検定」を企画、6月1日から受検者を募集する。近代戦史について初級~上級の3ランクを設定。受検料の一部は、旧戦地で傷みが激しい慰霊碑の再整備事業などに充てるというのは良いことですが。大学生主体のNPO団体「JYMA日本青年遺骨収集団」の目的と趣旨には賛成です。ただ近代戦史の検定試験を受ける為の勉強では試験中心主義的な歴史学習に過ぎる面も有ると危惧します。検定試験で本当に正しい歴史が学べるかと言う点で、疑問にも思います。今は、御高齢者になられている戦争体験者の講演や実際の戦争体験を語って貰い本当の歴史の事実を学び語り付く継ぐとも必要です。戦争体験は、実際に戦地に行った人から人から学ばないと事実が分からないと思います。海外の慰霊碑の維持管理や遺骨収集の費用に当てたらどうでしょうか。戦没者の遺族関係者や海外の激戦地で戦い生き残られた方々も皆御高齢になられています。日本国の為に戦い未だ海外の激戦地も65年も経過しますと地形や位置も変わり場所の特定出来無いのではと思います。民間のポランテイア活動だけでは、政府の財政援助と支援がないと115万人の遺骨収集を完了するはとても無理です。外務省や厚生労働省が協力して115万人の総ての遺骨収集を早急に完了し御高齢になられた遺族に返して上げるのが日本国家の責務で、未だ戦後が終わっていない戦没者への日本国家としての最後の義務と供養では有りませんか。日本の戦後国家賠償責任を追求した革新的な文化人や政党は有っても、戦没者遺骨収集に真剣に取り組んだ人達がどれだけ今までいたかと言うことも事実です。『1万人以上の日本兵が死亡したインドネシア・パプア州のビアク島。11月初旬、日本政府の派遣団が集めた115人の遺骨が島内で火葬された。「今まで放っておいてごめんね」。メンバーの一人、岩渕宣輝さん(66)=岩手県奥州市=が頭蓋骨(ずがいこつ)をなでながら語りかけた。  3歳で父親をニューギニア戦線で亡くした。届いた木箱に遺骨はなかった。「おやじの所に行きたい」。中学生のころから航空会社で働くと決めていた。ニューギニア航空に勤めながら、父親たちを捜し続けた。厚生労働省によると、沖縄と硫黄島を含む在外戦没者約240万人のうち、115万人の遺骨がまだ帰っていない。  政府による南方地域での大がかりな遺骨収集は、75年度で終了した。その後は、民間などから情報があった場合のみ収集している。05年、尾辻秀久厚労相(当時)は国会で「集中的に収集し、ある意味で線を引くべきだ」と発言。06年度から「おおむね3年間」の計画でフィリピン、東部ニューギニアなどで調査を始めた。  だが、収集予算は02年度から減り続け、今年度は約1億9800万円だ。  1万人以上の日本兵が死亡したインドネシア・パプア州のビアク島。11月初旬、日本政府の派遣団が集めた115人の遺骨が島内で火葬された。「今まで放っておいてごめんね」。メンバーの一人、岩渕宣輝さん(66)=岩手県奥州市=が頭蓋骨(ずがいこつ)をなでながら語りかけた。  3歳で父親をニューギニア戦線で亡くした。届いた木箱に遺骨はなかった。「おやじの所に行きたい」。中学生のころから航空会社で働くと決めていた。ニューギニア航空に勤めながら、父親たちを捜し続けた。ニューギニアへの渡航は260回を超えた。  予備士官学校生として旧満州(中国東北部)で終戦を迎えた荒木正則さん(83)=大阪府河内長野市=は、シベリア・ホルモリン地区に3年間抑留された。  02年、慰霊で訪れたシベリアで、日本政府の派遣団による遺骨収集作業を目にした。泥土の中で土にかえりかけた仲間の骨。「この手で祖国へ連れて帰りたい」。以来、ほぼ毎年政府の遺骨収集に参加している。 佐賀県の「戦没者を慰霊し平和を守る会」は昨年、「政府が戦死者の遺骨を放置しているのは問題だ」として、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。父親を沖縄戦で亡くした副理事長の塩川正隆さん(63)は「死者はものを言えないのだから、私たちが声をあげなければ」と話す。  厚生労働省によると、沖縄と硫黄島を含む在外戦没者約240万人のうち、115万人の遺骨がまだ帰っていない。  政府による南方地域での大がかりな遺骨収集は、75年度で終了した。その後は、民間などから情報があった場合のみ収集している。05年、尾辻秀久厚労相(当時)は国会で「集中的に収集し、ある意味で線を引くべきだ」と発言。06年度から「おおむね3年間」の計画でフィリピン、東部ニューギニアなどで調査を始めた。  だが、収集予算は02年度から減り続け、今年度は約1億9800万円だ。  ハワイに本部がある米国防総省の戦争捕虜・行方不明者捜索司令部(JPAC)は今年6月、8人の調査チームを、激戦地・硫黄島に派遣した。目的は、62年前に倒れた1人の軍曹を捜すことだった。当時の軍の記録や証言に基づき、約10日間かけて崩壊した洞窟(どうくつ)などを調査。今後、発掘作業のチームの派遣を検討するという。 JPACのスタッフは425人で、予算は年5千万ドル(55億円)。約8万8千人の未帰還米軍人を捜している。 「軍人を大切にするのは、次の戦争への準備でもあるのでしょう……」。岩渕さんはそう言った後、自らの言葉を打ち消した。「それでも、国のために犠牲になった人間を、国が責任をもって帰すのは当然じゃないか」との言葉 朝日新聞より一部引用』を日本の今の政治家や厚生労働省は重く受け止めて欲しいと思います。戦後65年を迎えても日本の戦後が終わっていないように思います。今日の日本の繁栄は、幾多の戦没者の貴い血と屍によって支えられているということを忘れてはならないと思います。一銭五輪の赤紙で、召集され戦没者が激戦地で野ざらしされていてはで国の為に命を捧げた亡くなった戦死者の霊も浮かばれません海外での戦没者数が約二百四十万人、うち百十六万人分の遺骨が未だ帰国出来ずに残されたままであることも事実です。世界中洋の東西を問わず戦没者を粗末にしている国は、日本だけです。戦没者の遺骨が、南の島のある国で見世物にされているそうです。日本の国のほうを見て最期を遂げられた戦没者の皆さんの日本へ帰りたくても帰れぬ無念さを思います。日本には、戦前に比べ優れた船も早い飛行機も戦沢山有ります。経済大国日本です。亡くなられた戦没者の皆さんの全員の帰還を念願しています。戦没者の皆さんの御冥福と遺骨の日本への無事ご帰還を65年目の終戦記念日に心からお祈り申し上げます。 

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3歳長男の頭を包丁で殴った疑い、27歳母逮捕

2010年07月19日 16時46分49秒 | 出産・育児
 『沖縄県警与那原署は18日、長男(3)の頭を殴ってけがをさせたとして、同県与那原町与那原の会社員(27)を傷害の疑いで逮捕した。 発表によると、この容疑者は16日午後5時半頃、自宅アパートで長男の頭を殴り、頭頂部を約3センチ切るけがを負わせた疑い。同署は長女(4)の話などから、容疑者が包丁でたたいたとみて調べている。 長男は、崎山容疑者の119番で病院に搬送され、医師が虐待の疑いがあるとして同署に通報した。 』 最終更新:7月19日1時1分分配信 読売新聞
自分の子供の頭を包丁で殴るなんて、親が子供にすることでは有りません。幼児虐待がなぜこんなに増えるのでしょうか。自分の子供に痛い目に合わせて何の利益があるのでしょうか。母親が容疑者とは悲しい、筋の通らない話です。親子の絆の大切さを考え直して欲しいと思います。この長男、幼児虐待のトラウマで将来親になった時に自分の子供を虐待するようになるかも分かりません。このお母さんの責任は重大です。親から子供へは、良き因縁を継承すべきでは有りませんか。子供は、親の鏡と思い反省すべきです。

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小学生に宇宙の授業 「はやぶさ」に携わった町職員  大阪府

2010年07月19日 11時56分45秒 | 受験・学校

2010年7月16日

写真「はやぶさ」や宇宙について授業をする山本恭子さん=熊取町立東小学校

『 約60億キロの旅を終え、7年ぶりに地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の制御などに携わった熊取町職員www.pref.osaka.jp/shichoson/<wbr></wbr>kurabete/kumatori.html )の山本恭子さん(25)による特別授業が13日、同町久保4丁目の町立東小学校であった。  同町出身の山本さんは早大や神戸大を経て、2007年から東大大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。大学院生として2年間、宇宙航空研究開発機構(JAXA)ではやぶさの軌道修正や後継機の開発、小惑星の調査に携わった。大学院を修了後、地元に戻り、「人の役に立ちたい」と今年4月、町役場に就職し、現在は広報広聴課で勤務している。  山本さんは授業に参加した4年生の児童107人を前に、宇宙や小惑星、はやぶさについてスライドを使いながら説明。「はやぶさの大きさは」「一番遠い星はどれくらい離れているの」などの質問に丁寧に答えていた。山本さんは「熱心に聞いてもらいうれしかった。一人でも多く興味を持って勉強してもらえれば」と話した。』アサヒ・コム

小学生から宇宙や科学技術に興味を持つことが、日本の未来を支える優れた人材の養成の基礎を作ることになるのではないでしょうか。大学院生として2年間、宇宙航空研究開発機構、JAXAではやぶさの軌道修正や後継機の開発、小惑星の調査に携わった地球惑星科学専門家の山本恭子さんに宇宙の授業を子供達が受ければ分かりやすくて面白いのではないでしょうか。宇宙航空研究開発機構の開発したはやぶさは、賢い鳥の隼に負けず、劣らない様日本の科学技術の智恵と技術者粋と日本人の技術者魂を結集した国産で日本の小惑星探査機「はやぶさ」は7年にわたる小惑星往復の役割を終えたと言えます。日本の科学科学技術の開発は、日本の産業立国としての これからの命運を決めるものです。洋の東西を問わずに自由主義国や社会主義国、発展途上国を問わずに自国の科学記述技術開発はに国を上げて必死になっていると思います。日本は一番でないといけませんか言う某大臣の発言ですが。日本を科学技術競争で負け組みに追い落として、強い国どころか日本人を骨抜きにする弱い国にし没落させようとしている策謀では有りませんか。科学技術の世界は、世界一を目指さないと第二位に敗退を意味し国際社会では問題されずに国際競争に負けたことになる厳しい現実の競争の世界です。もう直ぐ8月15日の終戦記念日が来ます。日本のことを真に思わない政治家では夢も希望も有りません。太平洋戦争で、日本の将来の担い手になるべき若い幾多の血が流され今日の平和と繁栄が有る肝に銘ずべきで日本人としての魂と 国益を考えない今の政治家に日本のこれからを安心して負託出来ないのでは有りませんか。国家財政の破綻よりも日本人としての魂、出所進退も弁えずに武士道も、大和魂を忘れた今の政治家では、若い人達が日本人としての誇りと自信が持て無いと言うことも頷けます。

 ハヤブサはなしより引用

  • ハヤブサという名前は聞いたことがあっても、実際にその姿を見たことのある人はそう多くないだろう。 ... このように、ハヤブサは鉄塔や崖の上から水上を飛んでいるを探し、ねらいを定めると時速300キロメートルを越すスピードで獲物に接近し、 ...

  • ハヤブサという鳥の名前は聞いたことがあっても、実際にその姿を見たことのある人はそう多くないだろう。ハヤブサは、烏より少し小さめのタカのなかまで、頭から背中、翼、尾ばねの上面が濃いグレー、胸からお腹は白く、黒い横縞模様がある。目の下には黒い髭のような模様があり、たとえていうと耳当て付きの帽子をかぶったような感じで、ある人は尾崎清彦顔負けの「もみあげ」と称し、これが他のワシやタカには見られない特徴となっている(他のハヤブサのなかまには同じようなもみあげは存在するが)。飛んでいるときの翼が長めで先がとがっているのも、トビやオジロワシなどと異なる特徴である。

    彼らの多くは切り立った断崖絶壁のある海岸に暮らし、崖の岩棚に巣を作り、海にすむ鳥やその近辺を飛ぶ鳥などを餌としている。根室では納沙布岬や落石岬で見ることができる。こうした岬の周辺はとてもよい漁場になっていたり、鳥たちの渡りの中継地になっていたりして、鳥の数が比較的多く、また人や獣が簡単には近づけないという利点もあり、ハヤブサが好んで住みつくというわけである。

    彼らの餌の取り方はたいへん勇猛果敢である。納沙布岬で観察したときのことだ。岬の先端には灯台があって、そのそばの鉄塔の上の方に1羽のハヤブサがとまっているのを見つけた。彼女(体が大きいのでたぶんメスだと思う)は首を上下に動かし、獲物にねらいを定めはじめた。しばらくすると、彼女はぱっと身をひるがえして鉄塔から離れ、沖に向かって一直線に飛んでいき、500メートルから1キロメートルも沖の方を飛んでいた海鳥に襲いかかろうとしたのである。しかし、このときは先に海鳥の方が水面におりて潜ってしまったためハンティングは失敗に終わり、そこからまた一直線に灯台へ向かって飛んできて、元いた鉄塔にとまったのである。

    このように、ハヤブサは鉄塔や崖の上から水上を飛んでいる鳥を探し、ねらいを定めると時速300キロメートルを越すスピードで獲物に接近し、強靭な足でつかみ取るのである。また、足で蹴りあげて骨をへし折り、落ちてきたところをつかみしとめることもある。

    ある友人から聞いた話だが、ハヤブサがハトに襲いかかったとき、あまりのいきおいにハトの片方の翼がもげてしまったそうである。これほどのスピードを生み出すのは、長めで先がとがった翼があるおかげである。空をゆっくりと舞いながら餌を探索するオジロワシやトビのような鳥では、翼が幅広く、先が人の手の指のように広がっているため、とてもハヤブサのようなスピードは出せず、鳥を追いかけて捕まえるには適していない。

    特にトビはハンティングが下手くそで、好物の魚を捕らえることさえままならず、ごみ捨て場で生ゴミをあさるか、漁師が捨てた魚を手に入れるのが関の山だ。「それでもおまえは猛禽か!」といいたくなるが、学生の頃、河原で弁当を広げていた友人から卵焼きをかっさらっていったこともあり、やるときはやるもんだと思いながら、死ぬほど笑い転げたものだ。

    ところで、ハヤブサはいつも同じ場所を見張り場として使っていて、海に面した鉄塔や崖の上だとか、見晴らしのよいところを好む。捕らえた餌を調理する食卓も決まっているので、一度そういうところにいるのを見つければ、次からはその場所を見張っていればやってくる可能性が高く、観察もしやすい。

    ただ、あまり近づきすぎて鳥の生活をじゃますると、人をいやがって近づかなくなることもあるので注意が必要だ。特にハヤブサなどの猛禽類は警戒心がとても強く、用心深いので、こちらもそれなりのつきあい方をしないといけないと思う。

    ハヤブサの    はなし

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