センニンソウ(仙人草)は、キンポウゲ科センニンソウ属に分類されるつる性の多年草です。学名は Clematis terniflora で、日本や中国、韓国などに自生しています。
夏から秋にかけて、白い小さな花を多数咲かせます。花の直径は約2~3cmで、4枚の萼片が花弁のように見えます。葉は羽状複葉で、小葉は3~7枚。葉は無毛で、卵形をしています。茎は長く伸び、他の植物や構造物に絡みつきます。茎や葉の汁には毒性があり、皮膚炎を引き起こすことがあります。
花が終わると白い毛のようなものがついた実をつけます。この毛が風に乗って種を遠くまで運びます。センニンソウの名前は、実に付く白い綿毛が仙人の髭に似ていることから名付けられました。センニンソウの花言葉は「安全」「無事」「あふれるばかりの善意」です。
センニンソウ