ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

イノシシ大暴れの後始末

2024-09-24 | たんぼ仕事
山の際にある 小さな田んぼ。

イノシシに 毎夜 無茶苦茶に稲を踏み荒らされていて 

夫がやっと侵入か所を見つけてふさいだとのこと。

行ってみると 目も当てられない状態。



こんなこと はじめてです。

20年くらい前 この辺りに猪が出るようになった頃

市の補助金をもらって 集落みんなで力を合わせて 

東側の山に沿って設置した長い距離の柵が ずっと役立っていましたが

ついに 一箇所 押し曲げられて 突破口ができて侵入したらしく 
  
それが たまたま うちの田のそば。

出入りしたときの泥の足跡が 斜面にいっぱい ついています。

踏みつぶされた稲をそのままにしておくと 刈り取りも難しくなるので

夫と二人で ひと株づつ 起こしてやりました。

手刈りするなら 数株づつまとめて束ねてやると 立ちやすいのだけど

機械だと 刈るときに困る。


台風の風などで 同じ方向へ べったり倒れたのなら 

案外コンバインで刈るのは楽なのですが あちこちにむいて

倒れたり土にめり込んだものは 稲もみも腐るし

機械で刈り取るとき 泥がついていると コンバインの中で

ゴトゴト音を立てたかと思うと ビービー 警告音が鳴って

動かなくなります。

機械への負荷も かかりすぎて 壊れるもとになりますので

今のうちに すこしでも立ちあがらせて 折れたクセを直し 

乾かします。

手作業で 田んぼの中の稲を起こすのは楽ではありませんが

幸い たんぼは 4アールほどと すごく小さい。

2時間頑張って 腰を伸ばすと 向こう側の 日の当たる畑に

うちの栗畑がみえます。

昔は 綿を栽培していた記憶が かすかにあります。


そろそろ栗の実が落ちていないか?見にいこうとしたら

木の根元は草刈りしてありますが 枝が腕を大きく伸ばしており

実が落ちるのは おもに下の休耕田。

すごく草が伸びているので 

これは 草刈りをしなくては 栗をとりに 近づけもしません!


刈った後の 写真です。

棚田の一番下の段 軽トラを停めている休耕田から 

その上の段の 長~い田んぼと 更にその上の 栗の木を植えている畑 

(実際はもっと 手前奥までありますが)

でも 二人で刈れば あっという間です。

栗はまだ落ちていませんでしたが 準備ができてよかったです。

しかし ここに栗が落ち始めたら イノシシが また大喜び

するんだろうな。

ここは 何も植えていないので イノシシ対策していないもの。

お昼が来たので 家に帰りました。

気温がさがり いい風が吹いて 汗もかかない。

午前中いっぱい3時間ちょっと 

久し振りに 働きやすかったです。

いや 疲れはしましたよ。

太もも裏が 筋肉痛です。

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (keba)
2024-09-24 08:26:43
イノシシ、天敵いないのかなぁ
返信する
Unknown (よう)
2024-09-24 09:36:50
イノシシの天敵は ほぼ人間だけみたいですよ
返信する
Unknown (たいぴろ)
2024-09-24 10:11:06
ほんとこれはひどい、にっくき猪ですね。せっかく育てた稲がこんなことでダメになってしまうのはほんとに嫌ですね。
猪も色々と学習してどんどん手強い敵になっていくんですね。
返信する
Unknown (ミーばぁちゃん)
2024-09-24 11:03:46
腹立つねー
もう少しで稲刈りなのに

お疲れ様でした
返信する
ようさんへ (くりまんじゅう)
2024-09-24 11:55:48
ようさん地区の稲刈りは9月下旬~10月上旬にかけてになるのですね。
こちらの稲刈りは極早生が7月 稲作の大半になるコシヒカリが8月のお盆前に
ほとんど刈り取りが終わります。昔のように2回稲作をしないので
刈り取りが終わった田には コスモスが植えられたりします。

イノシシ被害はこちらでは春先のタケノコ さつま芋らになりますが
イノシシは米も食べるのですね そして栗も。

言われるように台風で倒れた稲は 一方方向ですがイノシシ被害で倒された稲は
八方に広がっているでしょうからやっかいで それを1つ1つ手で起こして
となるとご苦労がしのばれます。

昔のイノシシ被害は聞いたこともなく イノシシが稲まで荒すとなると
自治体で防御する方法や 補助金を出すなど考えてもらわねばなりませんね。
返信する
ようちゃん、こんにちは^^ (タカコ)
2024-09-24 13:42:06
何てことでしょう、、、
私だったら、気持ちが萎えてしまう、、、
20年前、猪の被害もカラスの被害も、、、
そのうち狸が網を破ってとか、カラスが、、聞くようになって
今のところ我が地区では、猪の被害は聞きませんが、

そう言えば、タヌキやカラスは食べる分だけだけど、
猪はたちが悪い(怒)
返信する
(/o\)ウ~~~~~… (キミコ)
2024-09-24 16:24:08
前回に引き続き 何匹が踏み荒らしたかわかりませんけれど
そのために労働をさせられると思ったらたまりません^^;

栗は落ちてこないように網で木を覆うとか・・・

マッサージに行かれた方がいいですよ^^;
大変でしたねえ・・・
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たいぴろさん (よう)
2024-09-24 16:38:10
稲刈りの前あたりになると 稲も美味しくなってくるので 噛み砕いて 食べています。
ほんとうにも 今更何か手をうつのは面倒だけど 一晩あれば 相当やられるので
放っても置けなくて 困ったものです。
返信する
ミーさん (よう)
2024-09-24 16:39:28
今年ほどひどい年は ないです。
やはりよほど 荒れた山の中では食べ物がなく 里に出てくるのでしょうね。
返信する
くりまんじゅうさん (よう)
2024-09-24 16:50:28
品種によっては もうとっくに稲刈りを済ませている田んぼもあります。
10月半ばが一番の良いですが 遅いところでは11月以降にもまだ刈られない田んぼもあって
色々ですね。
昔は 二毛作でしたが 米を年2回するところはなく この辺りでは
秋の取入れが終わると 裏作では 麦を植えるか イグサでした。
最近は 年2回も植えるどころか 休耕田が増えました。
電柵などは 領収書を持っていけば 市の補助が出るでしょうけど
行政が手を打つとなると日本中の田んぼ・・・ ただではなく農家の負担も
いるわけで 応じられないでしょうね。
いまや 農業保険も 被害申告しても イノシシ被害は 日本中多すぎて
対象にならなくなって久しいです。
農業は 収入より出費が莫大で(種 機械 肥料 農薬など年々値上がり)
これで食べていくことができないから若い人に引き継がせることもできず
いまは やっと仕事をしている70代80代のひとが 勤めていたころの退職金や年金をつぎ込んで
やっているのも 先が知れており いずれ 日本の農業は きっと破綻します。
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