森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

露天風呂に浮かぶヤナギの種子 2

2012年06月28日 | 自然観察日記
正体はヤナギの種子でこの季節沢山空に待っている光景を目にすることがあります。種は特定できないまでも、ここに来るまでに何種類かのヤナギを目にしてきました。この絵の中に羽毛のようなものの中に僅かに黒い点が見えますが、これが種子でかなり小さなものです。ヤナギ属は種子に栄養を貯めるという戦略よりも、軽くして綿毛までつけて遠くに飛ばすことに腐心したようです。ヤナギは陽樹、荒れ地によく発芽します。荒れ地は自らの成育する足元にはないことが多いのです。子供には旅をさせて種を残そうとしているのですね。

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