先日、季節外れのシロフジの花を取り上げましたが、今年は季節外れが多いのでしょうか。
もともと植物の花期はある程度の幅があるのは当然ですが、冷涼な高原ならいざしらず長岡のミズバショウの花は「季節外れ」でしょうね。
「夏が来れば思い出す・・」とはいっても、この夏の盛りのミズバショウは私にとってはミスマッチです。
もともと植物の花期はある程度の幅があるのは当然ですが、冷涼な高原ならいざしらず長岡のミズバショウの花は「季節外れ」でしょうね。
「夏が来れば思い出す・・」とはいっても、この夏の盛りのミズバショウは私にとってはミスマッチです。
北京オリンピックが佳境に入りました。日本人の活躍がいまいちなのが残念ですね。今後の活躍を期待したいところです。
ノリウツギは真夏の花。アジサイ属の中でも晩生の種です。それも、陽がかんかんに照るような日照が多いところが好きなようで林の中などでは急速に衰えます。水と縁がないところに生えるかというとそうでもなく、湿原でもよく見かけます。しかし、日当たりがとても良いところですから、ノリウツギにとって最も重要な要因は日照なのでしょうね。
ノリウツギは真夏の花。アジサイ属の中でも晩生の種です。それも、陽がかんかんに照るような日照が多いところが好きなようで林の中などでは急速に衰えます。水と縁がないところに生えるかというとそうでもなく、湿原でもよく見かけます。しかし、日当たりがとても良いところですから、ノリウツギにとって最も重要な要因は日照なのでしょうね。
家の隣はアオバズクが住み着く鎮守の森ですが、その社のひさしにトックリがぶら下がっています。トックリバチというハチがいます。この巣の形から、それを連想するのですが、実はこれはスズメバチの巣なんですね。コガタスズメバチの初期の段階の状態なのだそうです。ハチの出入りがありませんから、このまま放棄されたのか、それとも今は休止状態で中には幼虫が育っているのでしょうか・・。
この実は何だと思いますか?これをイチイの実だとは思えないかもしれませんね。イチイを知る人は赤くジューシィな果肉を持っているものという印象があるため、とてもイチイの実だとは信じてくれません。
これはまだ若い実で、これから付け根にある襟巻き状のものが肥大し赤くなっていくはずです。やがて秋には実の全体を包んで、先端は穴が開いた状態ですが、甘くておいしい赤い果肉になります。しかし、果肉に包まれた種子は有毒です。かじった人の話ではとても苦いものだそうですよ。
イチイは、外側を鳥などがついばんでくれるように甘くし、しかし中の種子はしっかりガードするという作戦で種の保存を図っています。
これはまだ若い実で、これから付け根にある襟巻き状のものが肥大し赤くなっていくはずです。やがて秋には実の全体を包んで、先端は穴が開いた状態ですが、甘くておいしい赤い果肉になります。しかし、果肉に包まれた種子は有毒です。かじった人の話ではとても苦いものだそうですよ。
イチイは、外側を鳥などがついばんでくれるように甘くし、しかし中の種子はしっかりガードするという作戦で種の保存を図っています。
アカメガシワは野山の草地や放棄された農地跡に沢山見られます。きれいだというわけではありませんが、目下花盛り。雌雄異株でこれは雌花です。春先の芽出しのほうが風情がありますね。
アカメガシワは森林を伐採した跡地などの荒地を好みます。土壌の発達した日当たりのいい場所ではいち早く出現し、本来そこにあった森へと誘導します。しかし、他の高木が生長すると自らは消えていってしまうという役割だとされています。そういう意味でこの樹は自然度のバロメーターになりますね。
アカメガシワは森林を伐採した跡地などの荒地を好みます。土壌の発達した日当たりのいい場所ではいち早く出現し、本来そこにあった森へと誘導します。しかし、他の高木が生長すると自らは消えていってしまうという役割だとされています。そういう意味でこの樹は自然度のバロメーターになりますね。
公園の湿地に奇妙な突起がいくつも出ています。北米原産のヌマスギの気根です。湿地に適応しこの根で呼吸をします。これは小さなほうで、数十センチの円錐形のものになったりします。
ヌマスギは結構公園などに植えられています。一見、メタセコイアニ似ていますが、葉の付き方が異なります。別名ラクウショウ(落羽松)ですがマツ科ではありません。水際に植えられている針葉樹の高木を見たら、その根元に注目しましょう。きっとこんな突起を見つけられます。
ヌマスギは結構公園などに植えられています。一見、メタセコイアニ似ていますが、葉の付き方が異なります。別名ラクウショウ(落羽松)ですがマツ科ではありません。水際に植えられている針葉樹の高木を見たら、その根元に注目しましょう。きっとこんな突起を見つけられます。
越後では珍しいアカガシの若い実です。といってもこれは昨年開花し越冬した2年目の実でこの秋に熟します。写真などで見るアカガシの実に比べ、この樹の実はなかなか立派で大きいので別種かと思うほどです。
雪国の長岡で公園や家の庭木に時々びっくりするような樹が植えられていのを発見します。アカガシはそれほどでもないとしても、立派な実を沢山つけているのに出会うとやはり感動しますね。
日本のどんぐりの仲間の中で常緑の種で、太平洋側には普通に見られます。葉にぎざぎざがないのが大きな特徴です。この実を使って秋に子供たちと工作をしてみたいな・・。
雪国の長岡で公園や家の庭木に時々びっくりするような樹が植えられていのを発見します。アカガシはそれほどでもないとしても、立派な実を沢山つけているのに出会うとやはり感動しますね。
日本のどんぐりの仲間の中で常緑の種で、太平洋側には普通に見られます。葉にぎざぎざがないのが大きな特徴です。この実を使って秋に子供たちと工作をしてみたいな・・。
ツゲは普通庭園などに栽培されている常緑の低木です。櫛とか印などでツゲという植物は馴染み深いのですが、身近で見るツゲはみんな低木。とても細工できる材を得ることは出来そうにありません。大木になる種があるそうなのですが、私はまだ見たことがないのです。
これはツゲの果実です。身近にありながらあまり知られていないのではないでしょうか。葉が緻密で刈り込みに強い種ですから垣や動物などをかたどった植え込みにして利用されていまが、どんな花だとか実などは見過ごしてしまっています。
これはツゲの果実です。身近にありながらあまり知られていないのではないでしょうか。葉が緻密で刈り込みに強い種ですから垣や動物などをかたどった植え込みにして利用されていまが、どんな花だとか実などは見過ごしてしまっています。
ごく普通にありますからあまり注目もしませんが、しっかり観察すればなかなか興味深い植物です。茎を折ると乳液が出ますね。子供のころ触るとかぶれるといわれてなんとなく忌み嫌っていましたが、結構薬草としても有名なんですね。
キンミズヒキにまぎれてオトギリソウがありました。このグループの属名を「ヒペリカム」といいますが、最近は外来の花の見事な種が公園や街路樹として盛んに植えられていますから、在来のヒペリカム(オトギリソウ)は少々肩身が狭いかもしれません。葉を透かして見ると黒い点々が特徴で、これを血が飛び散った跡としたといいますからなかなか凄い連想ですね。
「狂い咲き」「季節外れ」という言葉がありますが、この白藤もその範疇に入るのでしょうか。実際は多くの植物で本来の開花季節でない時期に花を見ます。栽培されたものに多いようです。人ととの関わりの中でうごめいている感じですね。