大沼池に向かうのに駐車場から林道を使わず短いながら山道がありますからここを歩きました。秋も深まっていることもあり色づくものは紅葉と木の実草の実です。足元にはゴゼンタチバナが所々に群生していて目を楽しませてくれました。
4枚が輪生していると見えますが、対生する葉が2対で4枚になるという解説があります。このような葉の時は花は咲かず、さらに短枝に2枚の葉がつくのが花芽を持ち花や実をつけるとされます。確かに観察してみると果実をつけているものはすべて6枚(中には5枚も)で4枚のものはありません。
志賀高原の大沼池への道すがら崖の上から見慣れないキイチゴが垂れ下がっていました。家に帰って調べてみるとシナノキイチゴという種のようです。中部の亜高山に自生する種のようです。ミヤマウラジロイチゴの変種とされます。