山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

梅干作りはツライよ

2010-07-24 22:22:55 | 農作業・野菜
 灼熱の日々が続きます。
 そんなときは家の中の仕事を優先してみます。
 漬け汁の梅干をザルに1個ずつ並べて外に干します。
 次に干した梅をまたもどすという作業を繰り返すのです。それを3日続けるというのですから、非アナログの現代ではこの作業は絶滅の危機にあります。
 だからこそ心を平静にして、ときどき雷が鳴ったり、雲も不安定だったりしますが、太陽の灼熱に梅を捧げます。

 和宮が破れた皮の梅干でおにぎりを作ったところ、じつにうまい。
 別にそんなに干さなくても充分食べられるのもわかりました。
 
 梅という手ごわい食材を、先人たちは工夫を重ねてその旨味と栄養を引き出してきました。
 他の食材よりも、とっても手がかかります。
 和宮は、作った梅肉エキスを小匙スプーン半分くらいを舐めるのが日課です。
 どうやら、面倒な梅仕事を続けられる元気の源は、これかもしれません。
 
コメント (2)
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