山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

コゴミを移植する

2024-03-22 22:15:25 | 食彩・山菜・きのこ

 わが家と裏山との境は日陰でしばらくデッドスポットになっていた。そこに、コゴミの苗を植え付けてからどのくらいたったのだろうか。コゴミにとっては環境が良かったようでどんどん増殖していき、最近では通路にまで進出してきた元気の良さだった。そこで、畑の方の日陰のあるスペースに十数株を移植することにした。

   

 コゴミの正式名はクサソテツ(草蘇鉄、コウヤワラビ科)。その若芽をコゴミ(屈)といい人気のある山菜だ。灰汁も無く、30秒ほど茹でればすぐ食べられる。若芽の1本だけを残して収穫すれば絶滅することはない。

  

 毎年、4月上旬には収穫が始まるからあと2週間もあれば収穫が始まるが、移植した苗は若芽をつけてくれるかどうか。コゴミは収穫してまもなく萎れてしまうので、スーパーなどに出回ることは少ない。その意味で、貴重な春の山菜だ。

 

 上の画像は、2022年4月11日に撮影されたものだが、それぞれのコゴミは太いランナーの地下茎によってつながっている。防草シートの下にもぐりこんだ根を掘り出すのに手こずってしまった。「放置するだけではいけないぜよ」というわけだ。これから雨が続くという予報なので水をやらなかったが、コゴミの自生地は水辺が多い。シャキシャキとネバネバの食感がたまらない。あと、二週間後が待ち遠しい。

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