
ホウズキ労働仲間から突然電話があった。
「投網で鮎がいっぱい捕れたのでお昼ごろ来ませんか」という。
せっせと現場に行くとそこにときどき宅急便を届けてくれるおじさんもいた。
「ここで出会おうとは」と、お互いにびっくり。
さっそく、竹串づくりがはじまり、串刺しにしていく。


手慣れた動作で宅急便のおじさんが炭火で焼いていく。
しかもそれを新聞紙で覆って洗濯バサミで止めていく。
ようは燻製と同じ原理だ。

焼きあがった鮎は、「ベンケイ」というらしいわらと竹かごで編んだものに刺していく。
おじさんは徳川家康と戦って敗れたこのあたりの一族の末裔らしい。

食べてみる。
うまいっ!!
頭から尻尾までコリコリ食べる。
ついついお代わりの手が出てしまう。

そのうちに、鮎のテンプラが出てくる。
これもまた鮎の香味が馥郁と奏でる美味なのだ。
鮎だけで腹が満腹したのは初めての経験だ。

そこに竹かご職人が加わったり、近所の亀兄も来たり、総勢6人ほどが集まり、なかなか話が止まらない。
亀兄は筏流しやトラック運転のキャリアの78歳で筋骨隆々。
オイラも腕相撲には多少の自信があったのだが、とてもかなわない。
あっというまに、夕暮れのチャイムがなる。
末裔のおじさんに感謝。
「投網で鮎がいっぱい捕れたのでお昼ごろ来ませんか」という。
せっせと現場に行くとそこにときどき宅急便を届けてくれるおじさんもいた。
「ここで出会おうとは」と、お互いにびっくり。
さっそく、竹串づくりがはじまり、串刺しにしていく。


手慣れた動作で宅急便のおじさんが炭火で焼いていく。
しかもそれを新聞紙で覆って洗濯バサミで止めていく。
ようは燻製と同じ原理だ。

焼きあがった鮎は、「ベンケイ」というらしいわらと竹かごで編んだものに刺していく。
おじさんは徳川家康と戦って敗れたこのあたりの一族の末裔らしい。

食べてみる。
うまいっ!!
頭から尻尾までコリコリ食べる。
ついついお代わりの手が出てしまう。

そのうちに、鮎のテンプラが出てくる。
これもまた鮎の香味が馥郁と奏でる美味なのだ。
鮎だけで腹が満腹したのは初めての経験だ。

そこに竹かご職人が加わったり、近所の亀兄も来たり、総勢6人ほどが集まり、なかなか話が止まらない。
亀兄は筏流しやトラック運転のキャリアの78歳で筋骨隆々。
オイラも腕相撲には多少の自信があったのだが、とてもかなわない。
あっというまに、夕暮れのチャイムがなる。
末裔のおじさんに感謝。