わが家にやってくるバッタの大半はキリギリスの仲間だ。
7割近くがスイッチョンこと「ウマオイ」で、昨日は5匹くらいを捕獲して解放したばかり。
そしてついに、キリギリスの親分もやってきた。
前羽に黒い斑点が目立つのが特徴だ。
ウマオイの次に多いのが「ツユムシ」だ。
キリギリスより体がやや小さい。
足が黒いので「アシグロツユムシ」のようだ。
ウマオイとツユムシを同じ容器に入れたら、バトルがあって翌日にはツユムシは食べられていた。
ウマオイ同士は共食いはなかったが、肉食だったことがわかった。
頭の先端が尖っていて、体が茶色なのは「クビキリギス」というそうだ。
バッタの同定はよーく比較して見ないとすぐにはわからないでいる。
昨年はときどきやってきた「クダマキモドキ」も顔を見せた。
体がキリギリス並みで羽もやや広い。
キリギリス科ではあとクツワムシやササキリが来れば、主なオールスターが揃うことになる。
最近の新参者は、「エンマコオロギ」だ。
さっそく夜はオーケストラの一員となる。
虫もいつのまにか秋の演出者となった。