畑の隣の荒野になりつつある果樹ゾーンの草刈りを始める。ススキがオイラの背の高さまで伸びてきている。草刈機を振り回して開けた視界を確保する。すると、雑草の海原から白いものが見えてきた。「アッ、これは、久しぶり!!」と声が出てしまった。8年ぶりだろうか、「オニフスベ」(ハラタケ科)だった。
大きさは小玉スイカよりやや小さくしたものだった。触ってみるとマシュマロのようだった。そう言えば、和宮様がこれをスライスして揚げたのを思い出す。はんぺんのような味だった。バスケットボールくらいの大きさのものもあるそうだが、これからどのくらいに成長するのか見てみたい。
ビー玉くらいの「ホコリタケ」というのも形がそっくりで、これもシチューに入れて食べると同じような味がする。長雨の影響からか、眠っていた菌が蘇えったのに違いない。