水道の検針は集落の共有作業となっている。当番が回ってきたので各戸にある数量計を確認しに行く。たまたま国道を通ったらハクビシンが転がっていた。きっと車に轢かれたのに違いない。近所でハクビシンを見たのは初めてだった。近所のトウモロコシを毎年食べる犯人がハクビシンと言われていた。顔は美人できりっとしているので、「白美神」という漢字表記かとも思っていたくらいだ。
最近、やっと小さな害獣の違いが分かるようになってきた。農業被害から言えば、シカ・イノシシ・サル・ツキノワグマに次いで、第5位に入賞しているハクビシンでもある。メダルには届かないが、甘い果物がきわめて好物だ。わが畑はシカ・イノシシ・アナグマの順に被害が多いが、ハクビシンの姿は確認していなかった。(表は、昭島市のHPから。わかりやすい。)
ハクビシンは「白鼻芯」と表記するように、鼻筋が白いのですぐわかる。尻尾がけっこう長いことや足先が黒いのも特徴だ。ハクビシンは欲を出してわが家の方に遠征しようとしたのがあだ花になったのに違いない。ハクビシンの画像には念のためフィルターをかけてある。
なお、わが集落の水源を見に行った帰り、林道で車が脱輪して横倒しとなった。すぐ下は崖だったが危うく脱出したので怪我も全くなかったのが幸いだった。すぐ業者に連絡したら雷雨のなかに来てくれた。しかし、場所が狭い林道なので重機が必要とのことでその関係で処理は来週となった。まずは無事であったのが何よりだ。結局のところ、ハクビシンの呪いにまんまとかかってしまった一日だった。