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「51」→「31」イチロー電撃移籍

2012年07月24日 | Weblog

今朝、眠気を覚ますようなニュースがアメリカから衛星中継で伝わってきていた。

あの、マリナーズ・イチロー選手がNYヤンキースへの電撃移籍が決まり、記者会見をしていたのだ。

会見を見ていて最初に思ったのは、彼独特の言葉で語るのかと思っていたら、そこはやはり大人のプロ野球選手。ひと言ひと言を選びながら現在の心境を述べていた。全体を通しての印象だが、イチローはやはり人間としても大きく成長していた。

2001年、野手としては日本人として初のメジャーリーグ移籍だったイチロー選手がマリナーズで中心選手となり約11年、背番号『51』のユニフォームで1年目から大暴れ、日米のメジャーリーグファン拡大に大きく貢献した。日本でも野球選手として極め、アメリカでもきっちりプロとしてしなければならないことをやってきた。

そのイチローは、どちらかというと自分を前面に出し、あくまでもマイペースという独特のパフォーマンスを展開していたが、きょうの会見では、相手を思いやり、周囲にも気を使いながらの発言で好感を抱かせた。

日本国内には、“イチロースタイル”も登場。彼の表面上のパフォーマンスが流行した。若者に対する影響力が凄い男だと思っていたが、内実は人間としての成長を大きく果していたのだ。

38歳。MLBの選手としてまだまだ新境地で大きく成長していくことだろう。

現実に、早速の古巣との対戦でも先発出場し、『31』が打撃に守備に躍動していた。

一部のマスコミは、移籍が遅すぎたとの報道もあるが、私としては、イチローは与えられた環境の中でベストを尽くしてくれるだろうとの大きな期待も込めて、再飛躍を祈るばかりだ。